ボバン、プロシネチキ、ミヤトビッチ、サビチェビッチ、ミハイロビッチら、かつてユーゴスラビア代表として共に戦った選手とその家族たち、そしてユーゴスラビア代表最後の監督となったオシムがそれぞれの立場から語るインタビューを軸に、1987年ワールドユース優勝の栄光からユーロ2000予選ユーゴスラビア対クロアチアまでを当時の映像と共に振り返る、オランダの映像会社Pieter van Huystee Film & TV製作のドキュメンタリー・フィルム。
原題は「The Last Yugoslavian Football Team」。「引き裂かれたイレブン‾オシムの涙‾」というのは日本発売時に付けられたタイトルであって、この作品は決してオシムだけをフィーチャーしたものではないが、日本版の特典としてチャプター選択画面で「オシムの言葉」著者の木村元彦氏による解説文を読むことができる。