お届け先を選択

友だちの恋人/風景の変貌 (エリック・ロメール コレクション) [DVD]

4.3 5つ星のうち4.3 6個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥2,926
フォーマット ドルビー, 色
コントリビュータ マルガレート・メネゴズ, エマニュエル・ショーレ, エリック・ロメール, フランソワ=エリック・ジャンドロン, ソフィ・ルノワール, エリック・ヴィラール, アンヌ=ロール・ムーリ
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 38 分

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら

商品の説明

商品紹介

1:Intervals(1974) 2:Windows(1974) 3:H is for House(1976) 4:Dear Phone(1976) 5:Water Wrackets(1978) 6:A Walk Through H(1978)
イギリス
『英国式庭園殺人事件』で鮮烈の劇映画デヴューを飾ったピーター・グリーナウェイ。それ以前の70年代に、彼がBFIの製作で作ってきた、整然としつつも斬新な手法と語り口によるユニークな短篇の数々。
ヴェネツィアにとおりを歩く人々を撮ったアンチ旅行記「インターヴァルズ」、英国の夏のとある地方で窓から転落死した37人の統計を記録した「ウィンドウズ」、ロンドンっ子が大好きだった赤い電話ボックスについて独自の視点で探求する「ディア・フォーン」、Hで始まる単語を次々と並べる「セサミ・ストリート」の語学学習のパロディ的な「H・イズ・フォー・ハウス」、マイケル・ナイマンと初めて組んだ記念すべき作品にして後の作品に重要な人物となるタルス・ルーパーという人物を初登場させグリーナウェイの名を知らしめた「ア・ウォーク・スルー・H」、美しい河の水面を映しながら、架空の歴史話を語る「ウォーター・ラケッツ」という6作品をセレクトし、BFIと監督によるデジタル・リマスターで、監督本人の薀蓄満載のコメンタリー特典付の特別版としてのDVD化である。

1:・・・B&W 2:~6:・・・COLOR
1:6min. 2:3min. 3:8min. 4:16min. 5:11min. 6:40min.
PAL原版 英語モノラル 日本語字幕 スタンダード ドルビーデジタル
「INTERVALS」 c1973 Peter Greenaway 「WINDOWS」c1974 Peter Greenaway 「DEAR PHONE」c1976 Peter Greenaway 「H IS FOR HOUSE」c1976 Peter Greenaway「A WALK THROUGH H」c1978 British Film Institute 「WATER WRACKETS」c 1978 Peter Greenaway 片面2層 デジタル・リマスター版
収録:ピーター・グリーナウェイによる作品紹介、アートワークス、アーカイヴズ(静止画) 封入:解説リーフレット

レビュー

エリック・ロメール監督が手掛けた連作「喜劇と格言劇場」第6弾。恋に臆病な女性・ブランシュはたまたま知り合った女子大生・レアとプールに出掛けることに。そこで彼女の友人・アレクサンドルに出会ったブランシュは、次第に彼に惹かれていき…。 -- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4523215007603
  • 監督 ‏ : ‎ エリック・ロメール
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, 色
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 38 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/5/26
  • 出演 ‏ : ‎ エマニュエル・ショーレ, ソフィ・ルノワール, エリック・ヴィラール, フランソワ=エリック・ジャンドロン, アンヌ=ロール・ムーリ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
  • 生産者 ‏ : ‎ マルガレート・メネゴズ
  • ASIN ‏ : ‎ B000MEXAM4
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 6個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
6グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2022年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
30年以上前、夜中にテレビ放映された際に見ました。

大学生のときにフランス語を履修していて、数十年振りに勉強を始めたので、そういえば、あの映画見たなと、懐かしさとともに見たくなり、ヒアリング練習を兼ねて購入しました。

映画自体は、たわいない(失礼?)恋愛ものです。
偶然の出会いで、友達になったブロンシュとレアを中心に、レアの恋人ファビアンを好きになっていくブロンシュ。
ブロンシュはレアやファビアンの友達、アレキサンドルを好きになるが、内気でなかなか想いを伝えられないまま、ファビアンと友達から、恋人へと心が揺れていき、レアはファビアンよりアレキサンドルに惹かれていく。そんな内容です。

軽くフランス人の恋愛感や人とのやり取りが分かり、そういった意味での面白さがあり、個人的にブロンシュ役のエマニュエル・ショーレの可愛らしい表情は好きですね。

あとから、メインの4人、ブロンシュ、ファビアン、レア、アレキサンドルの服装、特に色に意味があったと分かったりしますが、エリックロメール監督のカット割が、会話やストーリーの流れから、急に次の場面転換になったりするので、個人的に、今の映画と比べると、多少物足りない部分、分かりにくさがあるかなと思えます。

初心者の聴き取りにはかなり難儀しますが、映画自体は懐かしさを含め、まぁ良かったというところです。
2018年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どのロメールの映画も、日常のどこかをスッと切りとったように「さりげなく」始まりますが、『友だちの恋人』はいちだんとそんな感じ。というのも、パリ近郊の新都市「セルジー=ポントワーズ」が舞台の本作は古いパリの街並ではなく、日本のあちこちにもある新興の街の『市役所』がオープニングだからでしょうか。

ここに勤務のブランシュ、近くの学校のレア、電力会社のエンジニア、アレクサンドル、白衣姿(仕事は?)のファビアンそして美術学生のアドリエンヌ・・・
それぞれ仕事場(学校)といっしょに名前(&役名)もクレジットされ、ブランシュとレアが「ぐうぜん」知り合うキャフェテリアからお話しがはじまる。少しギクシャクしてる感じのレアの彼氏ファビアン。レアの知り合いでプレイボーイらしいアレクサンドルにプールで(ブランシュはひと目惚れ)、さらに(別れ間際のようなというのがこのあとのシーンでわかる)アレクサンドルの彼女のアドリエンヌとも顔をあわせ・・・という計5名の気持ちの絡みあう物語。彼らの気持ちの動きをほんとうのことのように繊細に描くのが見ていてたのしい。

セーヌ川とオワーズ川の分かれるところは、川や湖、森の深い緑が美しく、市庁舎やショッピングモールのライトグリーンと対照的。ロケ地のさまざまな「緑」をバックに、衣服や持ち物、インテリアなど色彩設計がかっちりし、広場で直角に交わる路に沿ってまっすぐこちらへ向かってくる登場人物の動作など様式美の映画でもあるのです。

ブランシュ(エマニュエル・ショーレ)の名前どおり彼女の住まい、モダンで大規模な集合住宅は外も中も「白」。
生真面目で人づき合いに不器用なブランシュと似た者どうしの、初めはレアの彼だったファビアン(エリック・ヴィラール)。「友だちの恋人 はタブー」というブランシュはでしたが・・・ハードルを「クリア」しながら、水遊び(とても「地味でさりげない」ウインド・サーフィン・シーン・・・)や、森の木漏れ日の下で「もたもたと」進展するふたりの、自然と溶けあうような繊細な描写が素晴らしい(ロメールはルノワールの影響がとても大きいそうです)。片や世慣れた感じでもあるアレクサンドルと、恋に「合理的」なレア(ソフィ・ルノワール )は掛け合いのような会話でテンポよく進む。この2組を対照的に描いていておもしろいのです。
このあと・・・たぶんアレクサンドルと別れるアドリエンヌ(アンヌ=ロール・ムーリー)にも(笑)、アレクサンドルへの手厳しい人物批評という落とし前?をちゃんとつけさせてあげる巧緻な脚本のひとひねりした着地がなかなかサスペンスフル。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔観て気に入った映画だった。今の時点でもそれは少しも変わらない。
さすがロメール!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月3日に日本でレビュー済み
二十歳過ぎくらいに、初めて観ました。
ちょうどフランスに行ったばかりで、フレンチならと、飛びついたのです。

「土曜日に待ち合わせしようね」というセリフがあり、「サムディ(土曜日)」という単語を覚えるまで
繰り返し見てしまったほど、なんかハマってしまった映画です。

過激なシーンもなく、Hなシーンもほとんどない。パリの近郊の街で、職場で、カフェで、公園で、男女や友達同士の会話が繰り広げられる。
映像に独特の味がありますね。太陽光のみ、のような明るさの画や、周りから拾ったような自然の音。
雰囲気が何とも自然で、ドキュメンタリーのよう。
登場人物も主要5人以外はお話しに絡んできません。
美人は徳よね〜、と憧れて髪型やファッションをまねてみたり、友人の恋人に惹かれてしまう心情に
なんかうなづけたり、引っ込み思案な主人公に歯がゆい思いをしたり・・・。

い〜い感じにのんびり最後まで観れちゃいます(本編短いですし)

青春を謳歌する、老若男女にお薦めできますよ♪(フレンチ好きなら、なおお勧め)

この映画が気に入られたら、「レネットとミラベル〜」もお好きになるかもしれません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月21日に日本でレビュー済み
この映画を繰り返し見てしまいます。
素敵なアパルトマンに住み、「上司も部下もいない、理想的な職場よ。私が希望したの」と言うブランシュ。好きな人ができてもみんなに「君には向かないよ」と言われる。
「どうして?私がブスだから?」と微笑む彼女はブスでもないし、賢く、自立した、2年間彼氏がいないってだけの女の子。

恋愛をするとき、実は自分とぴったり合う人には最初は気づかなくて、合わない人を追っかけてしまうことって良くある。自分にあるものを共有できる人ではなくて、ないものを持つ人に惹かれてしまう。
でも最後にやっぱりハッピーエンドになってくれるところが嬉しいな。

男女の関係、どっちが良い悪い、とはロメールは言っていないけど、
世の中を軽妙に、調子よく楽しむ美男美女もいれば、思慮深く、感受性の強さが通じ合う男女もいるという対比もおもしろい。

緑の光線とともに、20代の女の子に向いているとてもキュートな作品です。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート