ずっと逃げていた障害児の15歳の息子と初めて会う父親の話。イタリア映画。
病院で知り合う障害者の母親の言葉がどれも重い。 「あなたは娘と出かける時の夫と同じ顔をしてた。不安そうで困ったような。。。周囲に謝ってるみたいな」 障害者の親として生きることのつらさ、それでも生きてきた自分を短く象徴的な言葉で伝えてくる。それを聞いてもなお共に暮らそうと決意する父親。でもすぐに心が折れそうになる。
親子の絆を感じる美しさと重くて息もできない現実のつらさとが交互に表れ、胸がしめつけられる様な思いになる。
障害者福祉、家族を考える上で必見の映画。