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婚期 [DVD]

若尾文子 (出演), 野添ひとみ (出演), 吉村公三郎 (監督) 形式: DVD

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￥1,330 より

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フォーマット	色, ワイドスクリーン
コントリビュータ	京マチ子, 若尾文子, 北林谷栄, 船越英二, 水木洋子, 高峰三枝子, 野添ひとみ, 弓恵子, 吉村公三郎
稼働時間	1 時間 38 分

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商品の説明

愛の季節を売り急ぐ、婚期の不安を焦燥を描いて女ごころの秘密に挑む!

●悲恋映画の巨匠・吉村公三郎監督の名作2ヶ月連続リリース第2弾!
女性映画を革新し、数々の大女優を育て、悲恋映画では他者の追随を許さない名匠・吉村公三郎。
1911年に生まれ、1934年に監督デビュー。1947年日本映画屈指の名作『安城家の舞踏会』でキネマ旬報ベストテン1位を受賞、
以後、主に新藤兼人とのコンビで多くの名作・ヒット作を連発。1976年に紫綬褒章、1982年に勲四等旭日小綬章を受賞。
※3/23発売 2ヶ月連続リリース第1弾タイトル『夜の河』『偽れる盛装』『その夜は忘れない』

●吉村コメディの代表作であり、モダンな傑作として市川崑『黒い十人の女』同様近年再注目。
●嫁を京マチ子、小姑三姉妹を高峰三枝子、若尾文子、野添ひとみが演じる豪華な顔ぶれ。
●脚本は『浮雲』『山の音』『女の一生』の名手、水木洋子。
●キネマ旬報脚本賞、ブルーリボン賞主演女優賞(若尾文子)を受賞。
●好評を受けて、67年にリメイクTVドラマ「春らんまん」(新珠三千代主演)、68年にその映画版が製作された。

<キャスト>
若尾文子野添ひとみ京マチ子船越英二弓恵子高峰三枝子北林谷栄藤間紫

<スタッフ>
脚本:水木洋子撮影:宮川一夫

登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
EAN ‏ : ‎ 4988111283405
監督 ‏ : ‎ 吉村公三郎
メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン
時間 ‏ : ‎ 1 時間 38 分
発売日 ‏ : ‎ 2007/4/27
出演 ‏ : ‎ 若尾文子, 野添ひとみ, 京マチ子, 船越英二, 弓恵子
販売元 ‏ : ‎ 角川ヘラルド映画
ASIN ‏ : ‎ B000MTFF2M
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 128,476位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,154位日本のコメディ映画
- - 6,013位日本のドラマ映画

カスタマーレビュー:
4.1 18個の評価

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エンセリオ

いつでもどこでもユーモラスに喧嘩

2022年3月27日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

問題→喧嘩→相談が
ユーモラスにずっと続きます。

こたつ、布団、愛人宅
ところ構わずずっと喧嘩します。

喧嘩中の言葉がとにかく面白い！
こんな楽しみ方が出来る映画は
初めてです。

「婚期」というタイトルも
映画を観終わって、
実にしっくりきます。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

町田の丘

こんなにあからさまに女の正体を暴露していいのだろうか？

2017年9月2日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

私たちの周りには、いろんな理由で結婚しない・できない独身男が増えている。
そこへもってきて、これほどあからさまに女の正体を暴露したビデオが出回れば世の独身男性は、いよいよもって委縮し、結婚への夢を失う。結果、少子高齢化にますます拍車がかかる。これは極めて反社会的な映画なのだ・・・と思わせるほど水木洋子の脚本はリアルである。女とはこんなものと我々は薄々感じてはいるものの、これほどあからさまに見せつけられると、ほとんど絶句する。

私は京マチ子のファンだ。「女経」（同じく吉村公三郎監督）のきりりとしたしっかり者の旅館の女将もよかったが、意地悪な小姑（若尾・野添）にこずかれて疲労困憊、いつもの色香もない平凡な嫁役をけれんみもなく演じているのもよい。

最大の見どころは、いけしゃあしゃあとした家政婦のばあさん（北林谷栄）と女どもに囲まれ孤軍奮闘の船越英二。北林婆さんの存在は強烈なワサビであり、外面かっこつけ、内面しどろもどろの男を演じて船越の右に出るものはない。日本人は裕次郎や高倉健をあまりに称揚して船越を忘れている。

大年増とはいえ、色香の失せない高峰三枝子の大きな背中（むろん浴槽での）のアップも監督の観客へのサーヴィスであろう。

我々は映画の女性軍の言動に唖然とし大笑いすること必定である。

7人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

竜也

ちょい

2019年6月10日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

キャストはいいけど、まるで早回しの映画を観た様で‥しっくりいかないのと、舟越さん以外の二枚目出して欲しいかなぁ～

2020年2月26日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

面白い

役に立った

komunobu

なんとセリフの多いことか。みんな、もうしゃべるしゃべる。

2016年2月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　大げさに言うと今の映画の倍ぐらいのセリフの量ではないか。それも説明的な独り言のようなセリフはなく、全てきちんと会話が成り立っている。そうしてすべて明瞭に聞き取れる。今の俳優のセリフ回し滑舌に比べると、これは特筆すべきこと。会話でそれぞれの性格が際立ってくる。今リメイクしようとしても、まず、無理。これだけしゃべれる女優がいない。
　実に面白い映画でした。

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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若尾のファン

特になし

2019年6月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

期待したほどではなかった。メガネ姿の若尾もあまり好きではない。

2015年3月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ツイッターで日本映画を見ようという趣旨で勧められていた。こんな面白かったのは久しぶり。他にも勧めて欲しかった。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ファンブルロスト

女はやっぱりオソロシイ・・・そしてさりげなく大傑作。

2015年1月5日に日本でレビュー済み

1961年公開の大映作品。監督は吉村公三郎。昨年末にNHKBSで放映したのを観ました。本作については恥ずかしながら全く知る所がありませんでした。しかし京マチ子、若尾文子そして高峰三枝子と、贔屓の女優さんが揃い踏みだし、キャメラは名人宮川一夫だしということで観たら、なんという面白さ、本作はコメディ・ドラマの大傑作と言っても過言ではありません。

舞台は昭和30年代の東京。ホテルを経営する船越英二の嫁が京マチ子、姉が高峰三枝子、妹が若尾文子と野添ひとみ（もうひとり大学生の弟もいるが、残念ながらこのかたは存在感が薄い）。高峰は独りアパート暮らし。独身の若尾と野添は船越の家に住んではいますが、ちゃんとした定職もなく居候状態です。その他住み込みのお手伝いさんに北林谷栄がいます。

「婚期」というタイトルが意味深ですね。高峰はバツイチで今は彼氏もいますが、恋愛を楽しむだけの熟年さん。32歳の京は29歳でこの家に嫁いできた晩婚ですが、子供はありません。若尾は29歳で実は焦りまくりで、24歳の野添もそろそろ焦り初め。さらに北林は3度の結婚歴があるつわもの。これら女性陣の異なる立場がさまざまな男性観と結婚観を作り上げていて、それが各人の軽妙洒脱なお芝居へ絶妙のエッセンスとなって物語が進んでいくのが全く新鮮。さらに船越には愛人が二人いて、1番目の愛人（藤間紫）の部屋に2番目（弓恵子）が押しかけてきて取っ組み合いのケンカになったりもします。

物語は若尾と野添の小姑コンビによるユーモラスな嫁イジメ、船越の愛人騒動、そして若尾の結婚問題がからみあって、それらに挟まって右往左往する京の悩みがコミカルに描かれますが、話はけっして深刻にも重くもならないのが良いですね。特に中年期にさしかかっていますが、お色気は十分で、難しい微妙なキャラを演じ切る京マチ子が完璧です。前半で就寝中の船越を訪ねて愛人問題等のグチを言うと、船越に「そういうおまえは（俺と結婚した時は）処女ではなかったな」なんてとんでもないことを言い返されると、また変な言い訳をクドクド言い返すという二人のコミカルなお芝居は出色の出来で、このシーンは何度観ても飽きません。

さらにちょっと冷酷で、何かにつけ嫁の京マチ子をいじめる小姑ぶりが新境地の若尾文子も好演であるし、劇中終始和服で通す彼女の美しさは格別です。後半彼女が中条静夫の中年歯科医とお見合いするエピソードと、船越、京、若尾、そして野添の4人が炬燵に入って口論するシーンでの、辛辣だけどウィットに満ちた言葉のやり取りにはとにかく笑えます。高峰三枝子もまだまだ美しくその泰然自若の堂々の存在感、北林谷栄のマンガチックなまでに「ヒガミばあさん」ぶりや、野添ひとみのひょうきんな中の美しさ、そして忘れてはならないのが圧倒的な女優陣の中にあって孤軍奮闘の船越英二の芝居は絶妙と言ってよいし、見所は多数。最後はすったもんだの末にハッピーエンドなのもよろしい。

この上質の落語のような軽くて微妙でコミカルなお話を、最初から最後までダレさせず引っ張り続ける吉村公三郎の演出も特筆もの。吉村監督はその昔から女性を撮らせたら右に出る者はないといわれるかたでありますが、本作はその面目躍如たるものがある大傑作。若尾と野添がお風呂場の脱衣所で体重やウェストを測ったりするシーンのちょっとエッチな演出や、時々キャメラが真上から人物を撮る演出の的確さも流石です。あとは夜間の屋内外の明暗のコントラストの冴えや、女優陣を大変艶めかしく美しく捉えきっている宮川一夫のキャメラも最高だし、水木洋子の女性でなければ描けないオリジナル脚本にも脱帽。DVDジャケも秀逸。昔の邦画ファンは必見でしょう。

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