マーティン・シーンとシシー・スぺイセクの組み合わせが良い。
時々思い出して、観たくなります。
地獄の逃避行 [DVD]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | テレンス・マリック, シシー・スペイセク, ウォーレン・オーツ, マーティン・シーン |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 34 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988135590114
- 監督 : テレンス・マリック
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 34 分
- 発売日 : 2007/6/8
- 出演 : マーティン・シーン, シシー・スペイセク, ウォーレン・オーツ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B000P1KQLC
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公の犯す殺人をありふれた日常のように 淡々と描いていて静かな不思議な感覚の作品です。
「天国の日々」で感動させられたこの監督の 自然や動物の営みに対するつよい執着は、
この作品からみられ、他の凡庸な監督とは、 視点の違いを感じさせます。
またある意味この監督の作品づくりの 種明かしをされたような気もします。
マーティン・シーンはハンサムで若くていい声。
「地獄の黙示録」を思い出しました。
「天国の日々」で感動させられたこの監督の 自然や動物の営みに対するつよい執着は、
この作品からみられ、他の凡庸な監督とは、 視点の違いを感じさせます。
またある意味この監督の作品づくりの 種明かしをされたような気もします。
マーティン・シーンはハンサムで若くていい声。
「地獄の黙示録」を思い出しました。
2019年9月17日に日本でレビュー済み
映画評論家さんが「周囲の大人の無理解によって人を殺してしまった」と解説していますが間違いです。
女の子(ホリー)との付き合いを禁じられた、気に食わない、だから女の子の父親を殺した。それだけです。
殺人を正当化するような「理由、原因」はありません。(示されません)。
もしも監督がこの最初の殺人を正当化したければ、せめて主人公が殴られて半殺しにされるとか、
銃を向けられるとかの場面を入れるでしょう。
しかしこの殺人はそうではないのです。
この世界(バッドランド)では命の尊さは一切ありません。それが、ホリーが生きたままのナマズを肥料として畑に投げ捨てたり、
キッドが死んだ牛を平気で蹴飛ばして上に乗ったりする行為で示されます。父親も気分で犬を殺して川に投げ捨てます。
風景が美しいとの評がありますが、美しいのは月が出ている夕暮れ時くらいのもので、他は茶色の平原と
泥色の川です。
家に火をつけた場面でもまあ一般的な映画なら燃え盛る音を強調するところですが、この映画では静かで軽い
曲が流れます。
父親を殺されたホリーはキッドを引っぱたきますが、激情を見せるのはそれだけで、その後は目の前に死にかかった
男性がいても本を読み始めたりします。どんどん感情が希薄になっていく様が見て取れます。
キッドは人を何人殺しても淡々としていますが、ホリーがもうついて行きたくないと言い出すとイライラして
そこらを蹴っ飛ばして「何が悪いんだ!」と怒鳴ります。
キッドにとっては物事が自分が気にいるようになるかならないか、それが全てです。
追っ手の三人を簡単に撃ち殺す手口を見ると頭が良いかのようにも見えますが、
一方で金持ちの屋敷に入った後、そこら中に自分の指紋がついているのに、ドアノブだけを布で拭いて
指紋を消す場面があって笑えます。
そもそも住人に顔を見られているのに指紋だけ消しても何の意味もありません。
思わず唸ったのは、キッドがパトカーに追われる場面で、人生最大のピンチのはずですが、彼はバックミラーで
パトカーを確認するのではなく、自分が自分にとってかっこ良く見えているか?を気にするのです。
この表現は考えつきませんでした。
(これはコメディーだったのか!)と叫びたくなりますが、、、、
では警察官は良識の具現として描かれるかと言えば、キッドを逮捕した後で意味もなく銃を草原に向けて
ぶっ放したり、「イカれている」存在です。
あの人もこの人も、まともな人はいなくて全員サイコパスだったらどんな世界になるかなあ、との疑問を
映像化したと言えるでしょう。
それと、ライフルに拳銃で戦ってあっさり勝つのは非現実的ですが、この映画がそもそも全くの
悪夢のような非現実世界を描いているのですから、これで良いのでしょうね。
女の子(ホリー)との付き合いを禁じられた、気に食わない、だから女の子の父親を殺した。それだけです。
殺人を正当化するような「理由、原因」はありません。(示されません)。
もしも監督がこの最初の殺人を正当化したければ、せめて主人公が殴られて半殺しにされるとか、
銃を向けられるとかの場面を入れるでしょう。
しかしこの殺人はそうではないのです。
この世界(バッドランド)では命の尊さは一切ありません。それが、ホリーが生きたままのナマズを肥料として畑に投げ捨てたり、
キッドが死んだ牛を平気で蹴飛ばして上に乗ったりする行為で示されます。父親も気分で犬を殺して川に投げ捨てます。
風景が美しいとの評がありますが、美しいのは月が出ている夕暮れ時くらいのもので、他は茶色の平原と
泥色の川です。
家に火をつけた場面でもまあ一般的な映画なら燃え盛る音を強調するところですが、この映画では静かで軽い
曲が流れます。
父親を殺されたホリーはキッドを引っぱたきますが、激情を見せるのはそれだけで、その後は目の前に死にかかった
男性がいても本を読み始めたりします。どんどん感情が希薄になっていく様が見て取れます。
キッドは人を何人殺しても淡々としていますが、ホリーがもうついて行きたくないと言い出すとイライラして
そこらを蹴っ飛ばして「何が悪いんだ!」と怒鳴ります。
キッドにとっては物事が自分が気にいるようになるかならないか、それが全てです。
追っ手の三人を簡単に撃ち殺す手口を見ると頭が良いかのようにも見えますが、
一方で金持ちの屋敷に入った後、そこら中に自分の指紋がついているのに、ドアノブだけを布で拭いて
指紋を消す場面があって笑えます。
そもそも住人に顔を見られているのに指紋だけ消しても何の意味もありません。
思わず唸ったのは、キッドがパトカーに追われる場面で、人生最大のピンチのはずですが、彼はバックミラーで
パトカーを確認するのではなく、自分が自分にとってかっこ良く見えているか?を気にするのです。
この表現は考えつきませんでした。
(これはコメディーだったのか!)と叫びたくなりますが、、、、
では警察官は良識の具現として描かれるかと言えば、キッドを逮捕した後で意味もなく銃を草原に向けて
ぶっ放したり、「イカれている」存在です。
あの人もこの人も、まともな人はいなくて全員サイコパスだったらどんな世界になるかなあ、との疑問を
映像化したと言えるでしょう。
それと、ライフルに拳銃で戦ってあっさり勝つのは非現実的ですが、この映画がそもそも全くの
悪夢のような非現実世界を描いているのですから、これで良いのでしょうね。
2011年4月23日に日本でレビュー済み
だそうです。アメリカでは1974年公開です。若い若いマーティン・シーンがジェームス・ディーンのまねをしているところが、初々しくて興味深いところ。(ただし、体型が・・・・)
シシー・スペイセックは、名作「キャリー」とは違って、感情を抑えた演技。
1958年、ネブラスカで実際にあった事件をもちに、マリック自身が書いた脚本だそうだ。邦題の「地獄の逃避行」とはまた、なんともこの作品の実態からかけ離れている野暮なタイトル。
全体に、サウスダコタ以西の大平原を背景に美しくも印象深いカットを連ねて、物語が進んでいく感じ。後の、「Thin Red Line」で多用されることになる、印象的な風景(情景)描写のカットの積み重ねの片鱗が伺える。
スペイセックに多くの台詞を用意する代わりに、モノローグさせることによって、同じ逃避行ものでも「俺たちに明日はない」のような、ぎらぎらした焦燥感を感じさせない。マリック監督が得意とする、ある意味クールな情景描写の積み重ねがファンには溜まらないところ。
古い映画ではあるが、画質はそこそこきれいである。
今回、これもマリック監督の「天国の日々」が米アマCLITERIONでBlu-ray化されたのを購入ついでに、us版で購入した。DVDがたったの5$!もちろん、日本語は全く未対応ですが。
シシー・スペイセックは、名作「キャリー」とは違って、感情を抑えた演技。
1958年、ネブラスカで実際にあった事件をもちに、マリック自身が書いた脚本だそうだ。邦題の「地獄の逃避行」とはまた、なんともこの作品の実態からかけ離れている野暮なタイトル。
全体に、サウスダコタ以西の大平原を背景に美しくも印象深いカットを連ねて、物語が進んでいく感じ。後の、「Thin Red Line」で多用されることになる、印象的な風景(情景)描写のカットの積み重ねの片鱗が伺える。
スペイセックに多くの台詞を用意する代わりに、モノローグさせることによって、同じ逃避行ものでも「俺たちに明日はない」のような、ぎらぎらした焦燥感を感じさせない。マリック監督が得意とする、ある意味クールな情景描写の積み重ねがファンには溜まらないところ。
古い映画ではあるが、画質はそこそこきれいである。
今回、これもマリック監督の「天国の日々」が米アマCLITERIONでBlu-ray化されたのを購入ついでに、us版で購入した。DVDがたったの5$!もちろん、日本語は全く未対応ですが。
2017年12月16日に日本でレビュー済み
DVDで商標からチラチラ・パチパチしていた塵ノイズはブルーレイでは一切発生せず、不必要で目障りな障害に邪魔されずに本編を楽しめます。
次に画質ですが、DVDよりクッキリとはしていますし、DVDでは感じる粒子感も抑えこまれていて、明るい場面だと被写体の細かな部分もより分かりよく判別可能な映像とはなっています。
ですが、パキパキに綺麗な映像ではなく、コントラストを際立たせた作品と比較すれば、本商品の映像は全体的に「甘い」というか、多少暗めでぼんやり気味な印象をうけるかと思います。
字幕はDVDと同様に戸田奈津子版を流用しているので、訳もタイミングも同一ですけれど、文字フォントが違っていて、DVDは角ばったギザギザなワープロ文字っぽい感じでしたが、ブルーレイ版は丸みをもたせたフォントで、個人的には本商品の字幕のほうが読みやすいと感じますね。
盤面は「太陽光のシルエット」画を採用していたDVDとは異なり、真っ白。
そこへ黒文字で「BADLANDS」だけと、とてもシンプルです。←でも「手抜き」てより、なんか不思議と作品世界にマッチしているんだよなぁ。
あとジャケット・レイアウトを一回り大きくした天地に穴の空いている筒状の外箱がディスクケースを覆うカタチで付いて(←初回盤のみかも?)いますが、正直あってもなくてもイイようなモノなので、さほど特別感は感じません。
DVDとは明らかに違う点は、2002年収録のインタビュー集「監督テレンス・マリックの視点」が映像特典(←目測で20~25分ほど)として初収録されていることで、題名で期待させるテレンス・マリック本人はインタビューを受けてはいませんが、美術監督のジャック・フィクスと共同編集者のビリー・ウェッバー、そして主演の御二方マーティン・シーンとシシー・スペイセクの計4名が登場し、色々と裏話を聞かせてくれます。←本作を「お気に入り」ならば、一見の価値あり!
その詳しい内容は「本商品を買ってからのお楽しみ」ってことで、私からは何も言う必要はないと思うので細かなことは伏せますが、日本では劇場未公開なために「プロダクション・ノート」的な製作秘話は表だって広くは知られてはいない作品なだけに、実際に関わった人達の生の声が聞けるのは(自画自賛も含むとはいえ)短い時間だけど貴重だし、地上波放映時の日本語吹替え音声が今回も未収録な点は、かえすがえすも残念きわまりないことですが、インタビュー集が収録された点は高く評価したいし、個人的には「その一点」だけでも買い換えには満足出来ています。
次に画質ですが、DVDよりクッキリとはしていますし、DVDでは感じる粒子感も抑えこまれていて、明るい場面だと被写体の細かな部分もより分かりよく判別可能な映像とはなっています。
ですが、パキパキに綺麗な映像ではなく、コントラストを際立たせた作品と比較すれば、本商品の映像は全体的に「甘い」というか、多少暗めでぼんやり気味な印象をうけるかと思います。
字幕はDVDと同様に戸田奈津子版を流用しているので、訳もタイミングも同一ですけれど、文字フォントが違っていて、DVDは角ばったギザギザなワープロ文字っぽい感じでしたが、ブルーレイ版は丸みをもたせたフォントで、個人的には本商品の字幕のほうが読みやすいと感じますね。
盤面は「太陽光のシルエット」画を採用していたDVDとは異なり、真っ白。
そこへ黒文字で「BADLANDS」だけと、とてもシンプルです。←でも「手抜き」てより、なんか不思議と作品世界にマッチしているんだよなぁ。
あとジャケット・レイアウトを一回り大きくした天地に穴の空いている筒状の外箱がディスクケースを覆うカタチで付いて(←初回盤のみかも?)いますが、正直あってもなくてもイイようなモノなので、さほど特別感は感じません。
DVDとは明らかに違う点は、2002年収録のインタビュー集「監督テレンス・マリックの視点」が映像特典(←目測で20~25分ほど)として初収録されていることで、題名で期待させるテレンス・マリック本人はインタビューを受けてはいませんが、美術監督のジャック・フィクスと共同編集者のビリー・ウェッバー、そして主演の御二方マーティン・シーンとシシー・スペイセクの計4名が登場し、色々と裏話を聞かせてくれます。←本作を「お気に入り」ならば、一見の価値あり!
その詳しい内容は「本商品を買ってからのお楽しみ」ってことで、私からは何も言う必要はないと思うので細かなことは伏せますが、日本では劇場未公開なために「プロダクション・ノート」的な製作秘話は表だって広くは知られてはいない作品なだけに、実際に関わった人達の生の声が聞けるのは(自画自賛も含むとはいえ)短い時間だけど貴重だし、地上波放映時の日本語吹替え音声が今回も未収録な点は、かえすがえすも残念きわまりないことですが、インタビュー集が収録された点は高く評価したいし、個人的には「その一点」だけでも買い換えには満足出来ています。
2013年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
邦題がかっこ悪いですね。。。
チャーリーシーン、エミリオエステベスのお父さん
マーティーシーンが主人公です。超若いです。
若いお父さんがみれただけでも感動でした。
やはりどちらの息子とも似てますね。
ラストに盛り上がりを期待しましたが、ヒロイン役のナレーションで終わってしまうという寂しい終わり方。
バイオレンスアクションを期待してる方にはお勧めできません。
「若いマーティーシーンがみれる」&「トゥルーロマンス、ナチュラルボーンキラーズの原点になった作品」を見てみたいという方にはお勧めです。
チャーリーシーン、エミリオエステベスのお父さん
マーティーシーンが主人公です。超若いです。
若いお父さんがみれただけでも感動でした。
やはりどちらの息子とも似てますね。
ラストに盛り上がりを期待しましたが、ヒロイン役のナレーションで終わってしまうという寂しい終わり方。
バイオレンスアクションを期待してる方にはお勧めできません。
「若いマーティーシーンがみれる」&「トゥルーロマンス、ナチュラルボーンキラーズの原点になった作品」を見てみたいという方にはお勧めです。
2016年5月30日に日本でレビュー済み
1972年。 テレンス・マリック監督の長編デビュー作品。
1958年にネブラスカ州で実際にあった「スタークウェザー=フューゲート事件(Starkweather/Fugate murders)」をもとにしている。出会った人を片っ端から殺していく行き当たりばったりな男女の逃避行を、神秘的なまでに美しい映像と音楽で描き出したロードムービー。
ストーリーだけ読むとバイオレンスでセクシーな作品かと思うのだが、まったくそんな
事はなくて、美しい映像と音楽に少女のモノローグが重なるとても美しい映画だった。
若き日のマーティン・シーンのカッコよさもいいし、美人じゃないけどなぜか全身から
フェロモンが溢れ出てるシシー・スペイセクもすごく魅力的。
少女の父親を射殺してから逃避行が始まるのだが、殺人のシーンはとても淡々と
している。 その後森でキャンプ生活をしたりするのだが、自然も2人も美しくて
見とれてしまいそうになった。
砂漠をひた走るシーンも未来の見えない2人を暗示しているようだった。 テレンス・
マリック監督の作品は極めて難解なものが多いようだが、これはとてもストレートに
楽しめるので、監督に苦手意識のある方にも是非観て頂きたい。
美しくて儚い、ロードムービーの傑作です。
1958年にネブラスカ州で実際にあった「スタークウェザー=フューゲート事件(Starkweather/Fugate murders)」をもとにしている。出会った人を片っ端から殺していく行き当たりばったりな男女の逃避行を、神秘的なまでに美しい映像と音楽で描き出したロードムービー。
ストーリーだけ読むとバイオレンスでセクシーな作品かと思うのだが、まったくそんな
事はなくて、美しい映像と音楽に少女のモノローグが重なるとても美しい映画だった。
若き日のマーティン・シーンのカッコよさもいいし、美人じゃないけどなぜか全身から
フェロモンが溢れ出てるシシー・スペイセクもすごく魅力的。
少女の父親を射殺してから逃避行が始まるのだが、殺人のシーンはとても淡々と
している。 その後森でキャンプ生活をしたりするのだが、自然も2人も美しくて
見とれてしまいそうになった。
砂漠をひた走るシーンも未来の見えない2人を暗示しているようだった。 テレンス・
マリック監督の作品は極めて難解なものが多いようだが、これはとてもストレートに
楽しめるので、監督に苦手意識のある方にも是非観て頂きたい。
美しくて儚い、ロードムービーの傑作です。
2016年11月17日に日本でレビュー済み
キット(25歳)を演じたマーチン・シーン、このとき33歳(若い)!
本当にジェームス・ディーンそっくりである。
この話は1958年に実際にあった
「スタークウェザー/フューゲート事件」を元にしているらしいが
キットがホーリーと一緒に居たいためだけで次々に人を殺していくのは
なかなか共感できるものではない。
キットがそこまでしてホーリーと居たい理由、気持ちを
もう少し丁寧に描いて欲しかった。。
またノンクレジットではあるが
まだ幼いエミリオ・エステベス(11歳)と
チャーリー・シーン(8歳)が
兄弟揃ってほんの少しだけ出演しているのも見逃せない。
のちに息子のエミリオ・エステベスが地獄の逃避行のオマージュとも言える映画
「ウィズダム」を監督・主演で制作している。
本当にジェームス・ディーンそっくりである。
この話は1958年に実際にあった
「スタークウェザー/フューゲート事件」を元にしているらしいが
キットがホーリーと一緒に居たいためだけで次々に人を殺していくのは
なかなか共感できるものではない。
キットがそこまでしてホーリーと居たい理由、気持ちを
もう少し丁寧に描いて欲しかった。。
またノンクレジットではあるが
まだ幼いエミリオ・エステベス(11歳)と
チャーリー・シーン(8歳)が
兄弟揃ってほんの少しだけ出演しているのも見逃せない。
のちに息子のエミリオ・エステベスが地獄の逃避行のオマージュとも言える映画
「ウィズダム」を監督・主演で制作している。