「神曲奏界ポリフォニカ」には、多くのファンが付き添っています。「白はまだ読んでないけど、赤は読んでる」「私は黒が好きなの!」など、各カラー(赤・白・黒・青)ごとに付き添うファンがいれば、「どれも読んでるぜ!」と、シリーズ全体を愛するファンだっているでしょう。
この世界をアニメ化する、ということは、各シリーズのファンと、全体通して好きなファン、ひっくるめた数の視聴者を背負う、ということになる。
そのあたり、きちんと考えてくれているのかな。
…そんな事を疑わずにはいられなくなる、作画の乱れです…。
脚本は、原作者の方々が直接手掛けているだけあって、面白い。
声優さんも、なかなかキャラクターに合った演技を披露してくれます。
オープニング曲はriyaさんの歌声が心地いい。
なのに。作画で毎度ぶち壊しです…。アニメで一番大切な、キャラクターの動き、表情があんまりにあんまり。非常に残念。
本編は「赤」主体のお話ですが、今回「黒」の二人がゲスト出演しています。
うん…残念。小杉さんのマナガはとても良かったけど…あの絵で全てが「残念」という感想に早変わり。
ただ唯一、エンディングのブラックバージョンは素敵でした。あたりまえです。BUNBUNさんの
イラストが満載だからです。「黒」らしい、綺麗な仕上がりでした。よって+して、★二つ、です。