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さすらいの二人 [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 38個の評価

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フォーマット DVD-Video
コントリビュータ ミケランジェロ・アントニオーニ, イアン・ヘンドリー, ジャック・ニコルソン, マリア・シュナイダー
稼働時間 2 時間 3 分

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商品の説明

永遠の愛を求めてさすらう男と女ーー

【物語】
仕事や結婚生活に嫌気がさしていたデビッドは、自分に似た男の死に遭遇し、あろうことか彼になりすまし、別の人生を生きようとする。ところが、その男が危険な仕事に手を染めていたことから、逃亡生活を強いられてしまうのだった。行きづまったデビッドは、偶然出会った少女に安息を求め、ともにさすらいの旅を始めるが…。さまざまな地を舞台に、現実逃避にかられた男の末路を悲しくも流麗に描き出す異色のロード・ムービー。公開当時話題となったラスト7分間の長回しシーンは観るものを圧倒させる。

【DVD特典】
映像・音声特典
●ジャック・ニコルソンによる音声解説 ●オリジナル劇場予告編 ●マーク・ペプロー(脚本)とオーロラ・アーヴィン(ジャーナリスト)による音声解説

《監督》ミケランジェロ・アントニオーニ
《製作》カルロ・ボンティ
《脚本》ミケランジェロ・アントニオーニ
《出演》ジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダー、ジェニー・ラナカー

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4547462042224
  • 監督 ‏ : ‎ ミケランジェロ・アントニオーニ
  • メディア形式 ‏ : ‎ DVD-Video
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 3 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/6/27
  • 出演 ‏ : ‎ ジャック・ニコルソン, マリア・シュナイダー, イアン・ヘンドリー
  • 販売元 ‏ : ‎ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B000PAU2LM
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 38個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月12日に日本でレビュー済み
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ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『さすらいの二人』(1975年)を見た。
主演のジャック・ニコルスンは特典(ジャック・ニコルスンのコメンタリー付きヴァージョン)で、「『さすらいの二人』の出演は俳優人生最大の冒険だった」と語っています。確かに主人公デイヴィド・ロックは、ジャケットの説明に「現実逃避」とあるような繊細でもあるタイプで(普段のJ.ニコルスンと比べて)弱々しいかもしれませんが、アントニオーニ監督は自分の思いを主人公デイヴィド・ロックに投影したのでしょうか。とにかく、D.ロックは「逃げたい・・」、自分の周りの現実全てから、そして自分から・・・

<内容に触れています>

J.ニコルスンが「この場面いちばんあとで撮影した。M.アントニオーニ監督らしく距離を置いて撮っている(字幕通りではありません)」と言っていた淡々と写されるopの砂漠シーン。現地の人に案内を請うが・・・ロックが取材のため接触しようとしている解放戦線の人たちのいる所へは(危険なため)、リレーのように少しずつ何人かで繋いで連れて行かれ・・・あと4、5時間歩けば、という所で最後の案内人も向こうから来る兵士を見て去ってしまう。何とか自分の車に戻るがタイヤは砂の中で空回り、「クソッ!」と叫ぶ置き去りにされたロック。

砂漠の町の小さなホテルへ、スパッ!と移り、親しくなっていた宿泊客デイヴィド・ロバートソン(2人とも同じ「ディヴィド」)の突然の死に遭遇し、ロバートソンの持ち物を眺めるうちにロックにある考えが浮かぶ・・・というここもロックの行動・視線を淡々と追って見せて行く(航空チケットに書かれたメモ「Box 58」が気になるぞ)。
この2人は(すごく似ているわけでではないが)顔のタイプが近いので、よく知らない人であれば見間違いの可能性は十分あるけれど、奥さんならば貼り替えられたパスポート写真が夫でないのは分るだろうから、中盤のそうしたシーンで妻レイチェルの表情が語るものが「ラスト」への指標のように思えます。

本作はいろんなメディア(TV番組、新聞、電話、メモetc.)を使って語って行き、例えば砂漠のホテルでの「入れ替わり」では、ロックが「パスポートの作業」をしつつロバートソンとの会話がテープレコーダーから聴こえて来ますが、(初めはそれとわからない形で)巧みに「今」と「少し前の時」とを結ぶように使われていて、会話の内容と共にとても興味深いのです。
有名ではあるらしいがロックは御用記者のようになってしまっていて、地元の人には白々しい存在であり、妻レイチェルも「(そういう風では)だめだ。」とはっきり言うし、本人(ロック)もそう感じるところがあったからこそ、ああして解放戦線の人たちとの接触を図ったのですが現実は厳しく・・・戻ったホテルでロバートソンの死を通してロックは「自分から逃れる」ことに決めてしまう。ロックは(ロバートソンになり代わりたかった訳ではなく)ただ逃れたかった。ところが・・・

「まずロンドン、それからミュンヘンへ行く。」と言っていたロバートソンに倣ってロンドンに戻ったロックはそこで・・・
ロード・ムーヴィーとなって行く物語後半を共にする「Girl」(モニカ・ヴィッティの「アンニュイ」とはまた異なる「無」のようなマリア・シュナイダーが可愛く知的でとってもいい)をチラと見かけたあと自宅へ行き、自分の死亡記事の載った新聞を見た後、妻レイチェルへの「Stephan」という人からの伝言メモを見て、ロックも私たちもこれが誰なのか?少しあとのあるシーンに名は出ずに登場するあの人がこの人だな!と見当がつく手法も私はとても面白かったのですが、とにかくこのあとミュンヘンへと切り替わり・・・「Box 58」を経て・・・ロックがなり代わったロバートソンが実は、解放戦線(過激派ゲリラ)の指導者ハシュビーから武器調達を請負っていた❗️そうした組織の人間だった❗️ということが分かって来ますが・・・初めロックは全くチンプンカンプン。「Box 58」の中にあった書類と繋げて推測し、相手と話を合わせてゆくJ.ニコルスンの微妙で巧みな演技の見どころであり、サスペンス・ミステリの見どころです。
「次はバルセロナで、デイジー🌼によろしく」というハシュビーの言葉に戸惑いつつ頷いたD.ロックは法外な大金も手にし、D.ロバートソンの人生に飛び込んでしまうのか? このあと舞台はバルセロナへと移ります(バルセロナ・シーンのごく初めにハシュビー氏は捕らえられ、しかし決してロバートソンやデイジー🌼について口を割らず痛めつけられて💀)。

こうしたロックのロンドン⇒ミュンヘン⇒バルセロナの足取りと同時に、レイチェル・サイドも描かれ・・・アフリカ取材をロックに依頼したTVプロデューサー・マーテインのオフィス(ラボ)にて、アフリカ某国大統領のインタビューのビデオを映してロックの仕事の実際や、それへのレイチェルの意見も見せて行きますが、とにかくレイチェルとしては夫と最後に話をしたロバートソンという人とコンタクトを取りたいわけです。
その意向を受けてバルセロナへとやって来たマーティンから逃れて(ロバートソンになり代わった)ロックが逃げ込んだアントニオ・ガウディの建築物の中での「Girl」との遭遇が絡み合わせて描かれ・・・Girlとロックが互いに探し合うシーンは幻想的。Girlとロックの会話は洗練されていておしゃれ。短い少ない言葉でGirlがロックの状況を「必要な所だけ」分かってゆく感じも何とも言えません。

ロックはロバートソンの手帳から、彼が行く予定だった場所と会う予定だった人(「デイジー🌼」のように女の人の仮名となっているが多分組織の男)をチェック。まず、ハシュビーがミュンヘンで言っていたバルセロナの公園に行くのですが会えずに(ハシュビーはああいうこと💀になり組織はもはや機能していない)、Girlとロード・ムーヴィー的に行った2箇所目のホテル・イグナシオでもメリナ(←🌼)に会えず・・・
「自分(D.ロック)」から逃げ出して入り込んだ「D.ロバートソンの立場」が壊れてしまっているわけなのですが、それを知らないロックはいったいなぜどこにも誰も来ないのか?と困惑。ロックの状況が全くわからないGirlはさらにどうしようもなく、いったん離れようとしたのがかえって2人を強く結びつけることになったそこに、ロバートソンの足取りを追って来た妻レイチェル。というここはすごくサスペンスフル。ロックはカー・アクション映画のように猛スピードで逃走し車もダメージ。
スペイン風の美しいギター曲がところどころに使われ、ロックとGirlの逃避行のような先が見えないロード・ムーヴィーの夢幻的なムードにうっとりしてしまうシーンもありますが、ロックはGirlを巻き込みきってしまいたくはなかったのでしょうね。3日後の待ち合わせを約束してバスでアルメリアに向かうようGirlを説きふせ、その間にロックは手帳にあった最後の場所、ホテル・グロリアへ。着いてみると先にGirlがチェック・インしていたけれどロックの気持ちは行き詰ってしまっていて・・・というここでもGirlは察しが早くそっとロックを見守るだけ。

いっぽうレイチェルは、何とか「ロバートソン」から話を聞き夫の死を自分の中で収めるところに収めたいと思っていたのだ、とも考えられますが、細工したパスポートを見てロックのしたこと全てを察した気がするのです(が、ロックの「真意」についてはわからない。それが知りたくて「ロバートソン」を必死で追ったのだと思いますが、亡くなってしまってはもうどうしようもありませんから)ラストで全くためらいを見せず(本当は夫のロックなのですが)「知らない人」と意思表示したのだと私は考えました。対して、「Mr.ロバートソンではない誰か」とだけしかわからないけれど、Girlは十分にこの数日間の「この人を知っている」と意思表示したのではないかという気がするのですが・・・とにかくとてもエンドクレジットが美しいミケランジェロ・アントニオーニの『さすらいの二人』。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年6月7日に日本でレビュー済み
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友人になりすまし、楽しむつもりがそうならずに逆に大変な目に会いだすと言う不運な結果に!
2021年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このジャケット写真は、おそらくフランス版Blu-rayのものと思われます。実際に届いたのは、2011年発売の国内版でした。
まだ、日本ではBlu-rayは未発売のようです。
ジャケ写だけ見て買ってしまいました……
騙されないようにしてください。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 個人的には、とても気に入った!ということで星5つとしましたが、人によっては超退屈なワケがわかない映画ということになるかもしれず、誰にでもおすすめという映画ではありません。ストーリーは、気まぐれか?それまでの人生からの逃避願望からか?旅先で死亡した自分に似た人物と入れ替わり、別人になりすますというもの。ルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」なんかを思い出したが、なりすましがばれる、思わぬ追っ手に追われるなどのスリルやサスペンスを描くことに眼目は無く、ゆるい長回しでゆったりと主人公の心象をあぶり出していく。なんていうと、何かが語られていくように思うかもしれないが、そんなこともない。全く説明的なものはなく、主人公の行動を見守ることになる。あと主人公が映像ドキュメンタリー作家という設定なので、彼が製作したアフリカの独裁者へのインタビューや映像などが、ところどころ挟まれていく。無言で行動する男を丹念に見せるところ、すごくリアル(実際、現実世界ではいちいち説明的なことをしているわけではないですしね。自分の行動を振り返っても。)。でも現在と過去を行き来する場面を、特撮や編集でなく見せるところは、なかなか独創的というか魅力的です(このあたりニコルソンの音声解説が面白い)。この映画の見どころであり、興味深いところはアントニオーニ監督の映像や編集の感覚的な面白さにある。砂漠やガウディの建築物、スペイン郊外の風景などフォトジェニックで美しいし、アントニオーニならではといった感もある。海の上、ロープウェイからニコルソンが身を乗りだして羽ばたくような仕草をみせるところ、並木道を疾走するオープンカーで後ろ向きに風景をみるマリアを正面からとらえたショットは美しく、きっと誰もが印象に残る名場面でしょう。問題のラストの長回しシーン、なんかその映像が表現する意味よりも、どうやって撮ったんだろうっていうところに興味がひかれてしまいますが、このあたり音声解説で聞くことができます。ジャック・ニコルソンと脚本マーク・ペプロー(ラストエンペラーの脚本も書いています)、別々の音声解説が付いている。訥々と語るニコルソンは、アントニオーニに対する尊敬やこの作品への愛着が感じられて、すごく良かった。撮影時のエピソード(思い出話)も面白く、最後にこんな解説で良かったかなみたいなことを言ってましたが、私は大満足でした。ペプローの方は、脚本家なのでこの作品のテーマ的なものが、もっとずばり聞けるかなと期待したのですが、話が当時の本人のことに脱線してしまったり、ちょっと物足りなかった。でも出来上がった作品を、言葉で説明したくないというのはあるでしょうね。映画自体が、観客の解釈、想像力にゆだねている部分も結構あるので、これらの音声解説は、映画を理解する上で貴重なものであると思います(もちろん自分のファーストインプレッションが一番でしょうけど)。ニコルソン好演!彼の魅力が、このちょっと?わかりにくい映画に観客をひきつける役割をはたしているようにも思う。マリア・シュナイダーは、演技くさいところがなく自然体の演技?が魅力的。ちらっとだけ鏡に映った裸が映るが、「ラストタンゴインパリ」の後でセックスの固定イメージが付くのを嫌い、ヌードシーンを嫌がったとのこと。妻役のジェニー・ラナカーは、パゾリーニの「カンタベリー物語」で全裸でおならをかましていた人。アントニオーニの作家性、70年代ニューシネマの雰囲気が好きな人にお薦めの作品です。ジャック・ニコルソンのファンも外せない作品です。反体制的な政治、報道に対するメッセージのようなものもぷんぷん臭います!劇中に挟まれるドキュメント映像が・・・。音声解説で聞いてちょっとショック受けました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そんなに知られていない映画なんですが、ぼくの中ではアントニオーニの一番好きな作品です。
2014年6月8日に日本でレビュー済み
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キャスト、シナリオ、その他、ベストに近い作品。アントニオーニをとても体現してる。この映画観て何も感じない人は、すごく幸せな人。男、女、死、について、悲観的だけど、すごく美しい映画です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このDVDの画質は、他のレビューではそれほど評価が高くありません。しかし、私の観る限り、決して悪いものではないと思われます。

リマスター技術の進歩のおかげで、最近は古い映画もピカピカな画質で楽しめるようになりました。そのこと自体は歓迎したいことでありますが、一方で、いつの時代に誰が撮った作品を観ても、画質が一様になっており、つまらなくなった感が否めません。観る人の好みにもよりますが、このDVDは、そのような意味では画質に古典的な味わいを保っており、優れた商品だと思います。

私は旧版を観ておりませんので、比較することはできませんが、このDVDでは、ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品に特有の透明感と、60年代映画によく見られるざらつきを同時に楽しむことができます。私の印象では、全編にわたって両者が拮抗しているように思われましたが、観る人によっては、印象も相当異なることでしょう。

本作のように“通好み”と言われる作品が、良心的な価格で市場に出回ることは、日本ではあまりないことです。同じ監督の「欲望」や「砂丘」がお好きな方で、本作をまだ観たことがない方は、試しにご覧になってみると楽しめるかも知れません。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年4月19日に日本でレビュー済み
この映画は以外や以外にあまり有名ではない。
映像で魅せる手法?とストーリーが断片的なため、
意味が分かりにくいという人もいるだろう。
しかし、とてもロマンチックで美しい映画だ。

正直、意味が分からない部分も多いが、
そこがまたこの映画を印象深くさせる一つの要素だったに違いない。

また、これは若きニコルソンだからこそ出来た演技で、
今となっては凄く希少なもの。
恐らく30歳代の頃だろう。
もう既にチョイ悪オヤジさが満開。
その反面、インテリな部分もあるジャーナリスト役で今回は登場。

ヒロイン役のマリア・シュナイダー、「かわいい」の一言。
まるでレモンのような、サイダーのような、
すがすがしい美しさと若さ。
決して美人ではないが、とても魅力的な女優である。

この映画でマリア・シュナイダーという女優を知ってから、
あの有名な「ラストタンゴ イン パリ」を後に観た次第である。
彼女が今、ハリウッド界にいたら、
間違いなくトップ女優の一人だったに違いない。
最近の女優達とは比にならない。

一度観たら忘れられない位の不思議な映画とでも言ったら良いのか、
コレクションの一つとして持っていても損はないだろう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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