ベルヴィル・ランデブー [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, 字幕付き, 吹き替え, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | シルヴァン・ショメ |
言語 | 日本語, フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 20 分 |
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商品の説明
≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫
『ベルヴィル・ランデブー』
本作品の、古典的なセルアニメ・タッチと最先端3Dイメージを見事に融合させた美的センス、過剰なまでに精密な背景描写で繰り広げられる影像は、アニメーションファンを魅了して止みません。また、極限までデフォルメされたキャラクターたちによって、ほとんどせりふ無しで展開されるストーリーは、斬新さと不思議な魅力に溢れています。シニカルで、シュールで、ナンセンス、そしてお洒落な本作品はまさにフレンチ感覚。ノリの良いスイングジャズも強い印象を残し、作品の雰囲気を高めています。この傑作フレンチ・アニメーションには、高畑勲監督をはじめとする多くのクリエーターや評論家の方々から称賛の声が寄せられています。
また、今回『ベルヴィル・ランデブー』には、新装版として前回はエディシオン・コレクトール版にのみ収録されていた「老婦人とハト」(原題: LA VIEILLE DAME ET LES PIGEONS )を収録。この作品はシルヴァン・ショメ監督のアニメーションデビュー作品であり1998年度アカデミー賞短編アニメーション映画賞ノミネートされ話題になりました。
<ストーリー>
戦後まもないフランス。内気で友達のいない孫のシャンピオンに、三輪車を買い与えたおばあちゃん。シャンピオンは夢中になり、来る日も来る日もおばあちゃんの指導のもと厳しいトレーニングを重ね、ついに世界最高峰の自転車競技の祭典、ツール・ド・フランスに参加するまでになる。しかし、レースの最中にシャンピオンが謎のマフィアに誘拐されてしまう・・・。最愛の孫を救うため、海を越えて摩天楼そびえ立つ巨大都市“ベルヴィル”に辿り着いたおばあちゃんと愛犬・ブルーノ、そして偶然出会った陽気な三つ子の老婆達による不思議な大冒険が始まる!
<スタッフ>
監督・脚本・絵コンテ・グラフィックデザイン: シルヴァン・ショメ
音楽(作曲・編曲): ブノワ・シャレスト
美術(プロダクションデザイン): エフゲニ・トモフ
アニメーションスーパーバイザー: ジャン=クリストフ・リー
3Dアニメーション監督・特殊効果・コンポジットデザイン: ピーター・ファン・ハウテ
<映像特典>
●高畑勲×シルヴァン・ショメ ベルヴィルそしてアニメーションのあり方を語る
●完成披露試写会 監督舞台挨拶
●劇場予告編(オリジナル版、日本版)、TVスポット
●「老婦人とハト」短編アニメーション(1996年/約23分) 監督:シルヴァン・ショメ
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, フランス語
- 梱包サイズ : 19.4 x 14 x 1.6 cm; 90.72 g
- EAN : 4959241987181
- 監督 : シルヴァン・ショメ
- メディア形式 : 色, ドルビー, 字幕付き, 吹き替え, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 20 分
- 発売日 : 2007/7/18
- 字幕: : 日本語, フランス語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), フランス語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- ASIN : B000PGTGQS
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 38,536位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,836位キッズアニメ・映画
- - 9,704位外国映画 (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
『ベルヴィルランデブー』って日本ではDVDしか出てないんだよな~と思っていたところ、北米版ブルーレイが販売されているのを発見。
(追記:めでたく2021年7月に日本版ブルーレイも発売されました!下に加筆してます)
ほとんどセリフもない映画だし、北米版で日本語字幕が収録されてなくても内容は理解できるはずと考えて購入を決めました。
マーケットプレイスで新品を注文し、到着までぴったり二週間かかりましたが、自宅のレグザDBR-T550で問題なく再生できました。
比較的安い3000円以下で購入できたのも良かったです。
あまり専門的なことはよくわからないのですが、ブルーレイらしい高画質だと思います。絵の描線はとてもくっきりとしていて、緻密な背景画は隅々まで眺めて楽しめます。本当に絵が美しい。
特典としては、ショメ監督や作曲家等のスタッフが製作話を語る『Making of the triplets of Belleville』と、個性的なミュージックビデオの『"Belleville Rendezvous" Music Video』が収録されています。
ブルーレイで久しぶりに鑑賞しましたが、やはり素晴らしいアニメーションです。『イリュージョニスト』も好きだけど、よりダイナミックで個性的な魅力に溢れているのはこっちかな…。
~~~~
(2021年9月追記)
ついに日本版ブルーレイが発売されたので、そちらも購入しました。→https://www.amazon.co.jp/dp/B092MKC71S/ref=cm_sw_r_tw_dp_E3QRCMG1KS3Y9V00XAT0
画質は既発の北米版と同じみたいですが、音声仕様が日本版は5.1chになっていますね(北米版は
2.0ch)。
いまから購入するなら、日本語字幕もあるし日本版がいいですね。
しかし特典が再上映時の予告編のみ…メイキングやショメ監督の短編「老婦人とハト」まで収録されていたら嬉しかったのに…。
両親を亡くした幼い孫と育ての親となるお婆さんのストーリー。心を閉ざした孫に、何かしてやりたいお婆さんの優しさで満たされる前半。大人になった孫がツール・フランスに出場するために、日夜お婆さんと共に街を自転車で漕ぎまわり、ついに大会へ。しかし、ツール・フランスの最中、その孫がマフィアに拉致されてしまい、お婆さんは飼い犬と共に孫の救出に向かうが…。
アニメの全編ほとんど無声映画のような作りであるが、その分表現力の描写が素晴らしく、言葉や台詞よりも逆に伝わりやすい。
おそらく国や言語を越えて、誰でも内容が理解できる上質アニメといえるだろう。
絵も独特だがディズニーに近い感じがするけども、やはりオリジナルである。各キャラクターも丁寧に描けているので、何も喋らなくても物語る細やかな描写力を楽しめる。
孫のストイックさ、お婆さんの執念、旅で出会う三人娘(お婆さん三人組ともいう?)とのやりとりがコミカルでおもしろい。
何より闇が深そうなシリアス度を、少しシニカルにユーモアたっぷりにしたお陰で、シュールな要素を保ちながらも、実に見易いコミカル・アニメに仕上がっている。
ラストも寂しいが、後味は悪くない。
これだけの発想とストーリーの質の良さ、余計な描写に頼らない上質アニメは、今の日本アニメでは、なかなか無いに等しい。
強いていえば「或る旅人の日記」や「積み木の家」と同じ表現力を感じる。
最近のストーリーが見えてこない代わりに、説明臭い台詞や、BGMや、絵が綺麗だけで誤魔化すアニメに飽きたら、一度はフランス・アニメの良さを堪能してみては、どうでしょうか?。
特典として生前の高畑勲監督による対談もあり、そちらもご一緒にごらんください。
年齢を問わない安心して見られる「アニメ」の原点を、改めて気づかされた映画です。
音楽が残りましたー!
音楽も超良い。
何度観ても飽きない。
他の国からのトップレビュー
2020年7月31日にメキシコでレビュー済み
Was den Film jedoch so außergewöhnlich macht, ist die trübsinnige Grundstimmung. Warum trübsinnig? Es geht immerhin um die Tour De France! So etwas macht doch Laune! Warum ist die allgemeine Atmosphäre dann so schwarz gezeichnet? Das ist - meiner Ansicht nach - der interessanteste Aspekt am ganzen Film. So etwas muss man erst einmal hinkriegen: trübsinnige Stimmung, gepaart mit echt schrägem, zum Teil verstörendem Humor, sorgt für erfrischend gute Laune. Klingt irrsinnig? IST es! Man muss es selbst erlebt haben, ansonsten kann man es sich nicht vorstellen!
Mindestens ebenso interessant ist die Tatsache, dass die Hauptcharaktere alle kein Wort sprechen. Man hört Nachrichtensprecher in Fernsehen und Radio, sowie Gesangseinlagen. Aber die handelnden Charaktere sprechen alle nicht. Der Film bedient sich des Retro-Flairs eines Stummfilms, und das echt gekonnt! Das ungewöhnliche Setting ist ein geschickter Kunstgriff, um dem Zuschauer noch lange im Gedächtnis zu bleiben.
2020年8月8日にドイツでレビュー済み
Was den Film jedoch so außergewöhnlich macht, ist die trübsinnige Grundstimmung. Warum trübsinnig? Es geht immerhin um die Tour De France! So etwas macht doch Laune! Warum ist die allgemeine Atmosphäre dann so schwarz gezeichnet? Das ist - meiner Ansicht nach - der interessanteste Aspekt am ganzen Film. So etwas muss man erst einmal hinkriegen: trübsinnige Stimmung, gepaart mit echt schrägem, zum Teil verstörendem Humor, sorgt für erfrischend gute Laune. Klingt irrsinnig? IST es! Man muss es selbst erlebt haben, ansonsten kann man es sich nicht vorstellen!
Mindestens ebenso interessant ist die Tatsache, dass die Hauptcharaktere alle kein Wort sprechen. Man hört Nachrichtensprecher in Fernsehen und Radio, sowie Gesangseinlagen. Aber die handelnden Charaktere sprechen alle nicht. Der Film bedient sich des Retro-Flairs eines Stummfilms, und das echt gekonnt! Das ungewöhnliche Setting ist ein geschickter Kunstgriff, um dem Zuschauer noch lange im Gedächtnis zu bleiben.