私は某キャラに入れ込んでいる関係上、目明し編の展開が辛くてしょうがない。
しかしその私であっても、このクォリティの高さは認めざるを得ない。
元が長すぎるせいか、6枚組にしてさえも一部端折られたりしているが、それは比較的どうでも良い箇所だけ。ほぼ完全版と言って良いと思う。
アニメ、ゲーム、そしてドラマCDと、同じシーン同じキャストであっても声優の演技は同一ではない。
どれが一番かはいろいろな意見があるだろうが、このドラマCD版の演技にマイナス点を付けるのは難しいのではないだろうか。
あと、声関連で言えば悟史は他メディアと違って斎賀みつきさんの演技となっているが、個人的にはこちらの方が芯の強さを感じられて好感触だった。
ひぐらしが好きな人で、かつ目明し編を、あるいはドラマCDという媒体自体を嫌いでない人であれば、値段分の価値が感じられない可能性はとても低いと思う。
但し、半端無い残虐な内容が含まれる上、そうした箇所の演技も真に迫った物なので、残虐耐性が低い人には全くお勧めできない事を、最後に付け加えておきたい。