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善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo |
コントリビュータ | ウルリッヒ・トゥクール, トーマス・ティーメ, マルティナ・ゲデック, セバスチャン・コッホ, フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク, ガブリエル・ヤレド, ハンス=ウーヴェ・バウアー, ウルリッヒ・ミューエ 表示を増やす |
言語 | ドイツ語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 18 分 |
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商品の説明
Amazonより
アカデミー賞外国語映画賞を受賞、この第一級のサスペンスはベルトリッチの『暗殺の森』やコッポラの『カンバセーション・盗聴』のように、カー・チェイスよりも人間ドラマ志向だ。舞台は東ベルリン、時は1984年。すべては単純な調査の任務から始まる。ゲルド・ヴィースラー大尉(抑えていながら深く感情を込めた演技のウルリッヒ・ミューエ)は国家保安省シュタージの一員。この手の仕事のスペシャリストだ。有名な劇作家ゲオルク・ドライマン(セバスチャン・コッホ、『ブラック・ブック』)とその恋人で女優のクリスタ=マリア・ジーラント(マルティナ・ゲデック、『マーサの幸せレシピ』)を監視することになる。ドライマンはブラックリスト入りしている演出家アルベルト・イェルスカ(フォルカー・クライネル)のような反体制派と関わりがあることで知られているが、記録には傷がない。だが、この実直に見える市民を監視する隠れた動機がヘムプフ大臣(トーマス・ティーメ)にあることがわかり、すべては一変する。すなわち、この監視には個人的な理由があったのだ。こうしてヴィースラーの共感の対象は政府から国民へ――少なくともこの一個人へと移行していく。危険は承知の上で、ヴィースラーは特権的な立場を利用しドライマンの人生を変化させる。ここでヴィースラーがおこなう神のような行動は些細で誰にも知られないものかもしれないが、すべてに大きな影響を与えるかもしれない。ヴィースラー自身に対しても。監督・脚本のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクは単純な設定から始めて、複雑な状況と感情的な関わりへと発展させ、見事な長篇第1作を展開させる。3つのエピローグはどう考えても多すぎるが、『善き人のためのソナタ』は全編にわたって気品があり、混乱のない映画だ。ヒューマンドラマの傑作。(Kathleen C. Fennessy, Amazon.com)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : ドイツ語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4532318008479
- 監督 : フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo
- 時間 : 2 時間 18 分
- 発売日 : 2007/8/3
- 出演 : ウルリッヒ・ミューエ, セバスチャン・コッホ, マルティナ・ゲデック, ウルリッヒ・トゥクール, トーマス・ティーメ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), ドイツ語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), ドイツ語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : アルバトロス
- ASIN : B000PWQS3G
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 53,131位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,790位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ちょっとイケメンの芸術家です
ヴィースラーという方が主人公。
任務でイケメン芸術家のドライマンの
盗聴をすることになりますが
余りにもドライマンの恋人の演技に恋して
あくまでもそのファンになってしまって
盗聴から
耳を澄ますことに変わってしまいます
84年
私は10歳でした
ベルリンの壁
そうですよね
崩れると子供ごころに思ってなかった。
確かに。
ナチスと東ドイツって
同じ印象でした。
味方しようと決意した後の主人公が
痛々しいまでにすごい。
バレたら死刑レベルですが
もう
決意したから徹底的にかばうのです。
バレた後も
ファンになった女優が死んでも
こつこつ郵便局員になって働いて
恋人もつくらないで
ひたすらただ生きてても。
ドライマンの方は新しい女性が出来たりして
華やかですが
悲しい心の中でふと質問します。
「なぜ自分は盗聴されなかったのか?」
当時の権力者は答えます
「何もかも盗聴されてたぞ」と。
ドライマンは何故自分が逮捕されなかったか
必死に突き止め始めます。
「何故盗聴されなかったのか?」
と調べるうち
されていた事実と隠してくれていた
ヴィースラーの存在を初めて知ります。
狂おしく感謝の念でたまらなくなり
彼を見に行くと郵便配達している……
でもそこでは話しかけず2年後
ある本を出版します。
「善き人のためのソナタ」という本。
気づいたヴィースラーが書店で買い求める前
何ページかめくると
「ヴィースラーへ捧ぐ」と本人には
分かる言葉が初めに……
買うとき店員に聞かれます
「プレゼント用にしますか?」
ヴィースラーは答えます。
「いいえ。これは私のためのプレゼントだから」
彼のためのソナタでした。作品そのものが。
最後のヴィースラーの晴れ晴れとした顔が眩しく
思い出すだけで泣けてくる素晴らしい作品でした。
確かに主人公の心境の変化とか伝わりにくい部分もある。
しかし、人間である以上、感情に流されて変化する事もあるだろう。
その辺も含めて展開も興味深く、最後まで飽きずに観れた。
過剰に描き過ぎず、淡々とした印象も悪くなかった。
過剰な演出を求める人には退屈だろうが、ドラマとしてまとまりも良く、非常に良い作品であった。
統一ドイツが脱原発の代わりに、ロシアから天然ガスを大量購入して電力を賄っていたのは、東ドイツ時代の名残りかもしれない。社会主義という麻疹の跡。
本作は、ベルリン壁崩壊前後の物語。東ドイツ時代はWW2時代のナチスにくりそつ。
社会主義、共産主義という上っ面の合言葉で、同志と呼び合う気持ち悪さに気づかなくなったらおしまいだ。敵の敵は味方という打算同志に我欲はあっても、連中には、血生臭い歴史の中から人類が創り出して来た自由と平等という普遍的価値は無い。あいつが核兵器を使ったんだから、自分が核兵器を使ってどこが悪いとの放言が、あいつが盗みをやったんだから、自分が盗んで何が悪いという泥棒根性と同じことに気づかなくなったらおしまいだ。人類はWW2から核兵器は使わないという普遍的倫理を創り出した。
観終わった後、どこか爽やかな空気を感じる良さがあります。
最初から最後まで静かで地味な映画なんですが、登場人物たちの内面は動きまくっていたのでしょう。
他のレビュー読んでると、実際に東ドイツで監視されてた人が演じてたりするようで、かなりリアルな描写ということになるのではないでしょうか。
ラストがとっても良かったです。
ほんとに地味です。しかし、心が洗われます。