あくまで個人的な意見ですがこの巻に収録されている説二十『不忍池子守唄』は妖奇士の中で一番の話だと思っています
母親とのやり取りはただ単純に『良い』です
理屈は要りません
これと説十九『三人往壓』の為だけに買っても惜しく無いと思います
あ、もちろん説十七や十八も面白いですよ
辛い現実から逃げたいが為の違う生活への憧れ、そしてそこにある別の現実についてストレートに描かれてたと思います
妖夷のデザインも印象的
アビの活躍もあります
多少テンポ悪く感じるかもしれませんが他の要素でカバー出来るレベルに思えます