キャッチーなメロディの中にも凄まじいエモーションと爽快感があります。
そこらへんにある典型的で‘コテコテ’なエモとは少し違い、彼らの独自性が伺えるアルバムですね。
とにかくボーカルが上手い。どこまで声が出るのか不思議なくらい。
ここ数年あまり見ないボーカルではないでしょうか。個人的に感情的で好きな声です。
それなのにアコースティックなバラード系にも対応出来ていて、見事にマッチしているのが凄いです。
大きく歪みながらもニュアンスを大切にするギター、曲をしっかりと支え腹の底から伝わってくるベース、ハイハットとキックが特に心地よいドラムなど、サウンド面のどれを取って見ても、完成度が高い曲を展開しています。アコースティックギターの組み合わせがある曲も優しさがあり非常に良い具合ですね。
M-1、M-2、M-4、M-5、M-6、M-8が好きです。ほとんどですね(笑)
それほど万人向けで素晴らしいアルバムと言ったところです。
遠出のドライブの中で聴くには最高の1枚ではないでしょうか。
多くの人にオススメしたいですね。