パフューム スタンダード・エディション [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, DTS Stereo, 吹き替え, ワイドスクリーン, 字幕付き |
コントリビュータ | トム・ティクヴァ, ベン・ウィショー.レイチェル・ハード=ウッド.アラン・リックマン.ダスティン・ホフマン |
言語 | 日本語, 英語 |
稼働時間 | 2 時間 32 分 |
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商品の説明
商品紹介
ベストセラー小説の完全映画化!全世界、衝撃のサスペンス超大作!!
究極の香りが誘う未曾有の衝撃に、世界はひれ伏す。
<商品仕様>
【片面2層・1枚組、トールケース】カラー|本編147分+特典5分|片面2層|16:9LBシネスコサイズ|NTSC|
音声4))1. 英語ドルビーデジタル5.1chサラウンド/2. 英語DTS 5.1chサラウンド/3. 日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ/4. 独語ドルビーデジタル2.0chステレオ(オーディオコメンタリー:監督:トム・ティクバ)
字幕3)1. 日本語字幕/2. 日本語吹替用字幕/3. オーディオコメンタリー用字幕
≪特典内容≫
オリジナル予告編/日本版特報/日本版劇場予告編/TV-SPOT/オーディオコメンタリー(監督:トム・ティクバ)/ミュージックチャプター(※音楽が流れるパートのみを再生)/スタッフ・キャストプロフィール(静止画)
<ストーリー>
18世紀、パリ。数十キロ先をも嗅ぎ分けられる、図抜けた嗅覚を持つ孤児グルヌイユは、パリきっての人気調香師となり、彼の香水が街を沸かせる。
しかし、彼の野望は “究極の香水 ”を作ること、ただひとつー。
時を同じくして、街では赤毛の処女が殺され全裸で発見される事件が続発していた・・・。
犯罪史上最も純粋な動機が、かつて誰も目にしたことのない驚愕の結末を導く、スペクタクル・サスペンス超大作!
Amazonより
スコセッシ、スピルバーグら多くの巨匠が映画化を熱望したベストセラーを、『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァが監督。数キロ先の匂いも嗅ぎわけるという、類い希な才能を持った青年グルヌイユが、香水調合師となる。究極の香りを求める彼は、その“素”として女性の肉体にたどりつき、次々と殺人を犯していくのだった。18世紀のフランスを背景に、シリアルキラーの物語ながら、映画全体にはどこかファンタジックな香りが立ちこめる異色作に仕上がっている。
グルヌイユが産み落とされる魚市場、一面の花畑と、誰もが感じるものから、「濡れたカエルの手の匂い」など不可解なものまで、その場の匂いが漂ってくるような映像が必見。女性の死体から香りを採取するために使われるマニアックな道具も見どころだ。これまでも映像と音楽の関係にこだわってきたティクヴァ監督は、クライマックスの大群衆シーンでその才能を発揮し、観る者の度肝を抜く世界を展開していく。匂いにとりつかれたキワモノ的主人公に、いつしか共感を誘われてしまうのだから、この映画、ただものではない。(斉藤博昭)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4571147371651
- 監督 : トム・ティクヴァ
- メディア形式 : 色, ドルビー, DTS Stereo, 吹き替え, ワイドスクリーン, 字幕付き
- 時間 : 2 時間 32 分
- 発売日 : 2007/9/7
- 出演 : ベン・ウィショー.レイチェル・ハード=ウッド.アラン・リックマン.ダスティン・ホフマン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ギャガ・コミュニケーションズ
- ASIN : B000R59N4C
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,996位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 91位外国のエロス映画
- - 884位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 2,513位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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図抜けた天性の嗅覚を持つ孤児グルヌイユ。彼が欲しているものは “究極の香水” を作ること、ただひとつー。
18世紀、パリに凄まじき天性の嗅覚の持ち主の赤子( ”神” )が産み落とされた。
しかしその赤子は生まれついて ”愛” を知らずに育った。 ”愛” する事も、”愛” される事も…知らずに。
グルヌイユの人生に於いてのその行為 ( “究極の香水” を作ること) は、何を追究(求)して体現する旅路だったのだろうか。
彼は、“究極の香水” を作ることでのその ”行い”(殺める) は、「それが必要だったから」、と彼は言っている。
彼にとってのその ”行い” は、崇高なる儀式、にほかならなかったのだろう。
群衆が集う広場での、グルヌイユの公開処刑の場で、その崇高なる ”行い” によって完成させた “究極の香水” を
広場に集った多数の群衆たちに香りを解き放つ。そして、“究極の香水” によってもたらされる奇跡が起きる。
群衆はその香りに魅入られ、酔いしれ、彼の存在を ”天使” だと狂乱して彼を無実だと主張し合い、なんと無罪を勝ち取ってしまう。
彼が生まれながらにして香りの世界の ”神” で在ることの証だった。
この時、グルヌイユは処刑台の台上で、一番最初にその ”行い” をした相手の女性の事を考えていた。そして、涙を流した。
そのあと、最後にその ”行い” の対象となった女性 ローラ の父親が 「私は騙されないぞ」 と、剣を構えながら処刑台に上がってきたのち
剣を捨てて崩れ去るように、やはりグルヌイユの前に膝まずき 、「許してくれ」 「我が息子よ」 、と彼を抱きしめた。この時…
彼は生まれて初めて一滴のしずくのような ”愛” と云う感情を、一時かも知れないが抱いたんではないだろうか。
しかしながら、生まれついて ”愛” を知らずに育った彼故に、“究極の香水” の力をもってしても叶わない事もあった。
それは、彼を人並みに ”愛し” ”愛される” 人間には変えられなかったのだ。
彼は “究極の香水” を完成させた。その香りの世界の頂き ”神” の力を使って、世の中をも動かす事も出来たであろう。
しかし、グルヌイユはその選択は選ばなかった。
今世で目的を成した香りの世界の ”神” は、世の中にも、自分にも香水にも、もう用はなくなった。
香りの世界の ”神” となったグルヌイユは今世にはもう、関心などなくなっていた。
その後、生まれ故郷のパリに舞い戻って帰って来たグルヌイユは、広場でたむろっている男女の群衆たちに、
その “究極の香水” の力を無限に、解き放つべく、自ら頭上より香水の瓶の液体を全部浴びた。
男女の群衆たちは乱れ狂うように、その香りに魅入られ、酔いしれ、天使が降臨したと狂乱し夢中になり、
彼に吸い寄せられるように集まり、彼の存在を欲し、むさぼり尽くし、そして彼はこの世から消え失せてしまった。
それはまさに、彼が香りの世界の ”神” で在ることの証明でも在るように。
グルヌイユの今世での人生の旅路は終わりを告げたのだ。きっと、来世へと…次なる旅路に発ったのではないだろうか。
香りの世界の ”神” は来世と云う人生の旅路で ”愛” を手に入れるのだろうか。
この物語は ”愛” を知らない、嗅覚の天才故の儚く切ない人生の旅路を描いているんだと思う。香りの世界の ”神” の旅は続く…
彼の名は、調香師 ”ジャン=バティスト・グルヌイユ” 生まれながらにしての香りの世界の ”神” で在る。
追伸。
グルヌイユをお金のために売り飛ばしたり、その才能を利用したりした計3人 (生みの母親は含めず)は直後に皆、命を落としている。
彼は紛れもなく生まれながらの ”香り” の世界の頂き、すなわち ”神” で在る。
私はやはり思考回路が単純なのか、内容がイマイチ入ってこなく、ふわふわとした感覚で最後まで観ました。
主人公が産まれた瞬間に捨てられて、ろくに育てられず、病弱な体質。愛に対する渇望が強く、孤独な青年に成長する。
でもパリ一の鼻という超人的才能が孤独に繋がるのはなんで?調香師として大成してチヤホヤされてもおかしくなくない?
孤独だから、連続殺人鬼になるの?なんで?
理想の香水が完成されるも、とうとう捕まり、死刑になるかと思いきや、あのどんでん返しはなに?なんで周り洗脳されちゃうの?
スカーフひらりで広場が乱行パーティに、何の茶番?全員裸で、某有名な宗教画にも見えたけど、宗教的なメッセージが込められてるの?
天使とか息子ってよばれて、謎に光に包まれ、消えたのはなんで?
となんでのオンパレード。
ふらふらとパリに帰って最後にみんなに食べられるシーンはもはや訳わからない劇団の芝居。映画というより演劇?
ヨーロッパ映画観ると何が言いたいのか分からない作品が多く、相性が悪いのは自覚してますが、この作品はダントツトップクラス。多分伝えたいメッセージを理解したとしても、なんでそういう表現なの?ってまたなんでのオンパレード😅
主人公の変態さや見た目の汚さ(←俳優さん自身のことではありません)、中世パリの汚さのトリプルパンチで最後まで吐き気が止まらなかった。あの時代は金持ちじゃないと洗うことをしないのかな?まぁ、あの時代のアジアとかもこんな感じか。
と内容やこの映画のメッセージ性は恐らく一割も理解できてない。(他の映画も100%理解できてる訳じゃないが💦)俳優さんは素晴らしいかったし、映像や音楽も良かったです。
主人公の生い立ちゆえのヒョロヒョロ感とかよく表現されてますし。思考が読めない無表情もサイコ感を増してて、素晴らしい俳優さんだと思いました。他の作品も追ってみようかな。
あと途中から気付いたハリポタのスネープ先生😅
この映画を最後まで観れたのはスネープ先生のおかげかもw
映像も凄かった。
汚い市場などの平民の世界、アンディーの家具が詰まっているperfumeショップなど富裕層の世界、大豪邸に清潔←ここ大事!な貴族の世界、これらとは無縁の人間のいない清らかな大自然の世界。
色彩や明暗などの効果もあって、とても鮮明にリアルに、匂いまで伝わって来そうなくらいに表現されていてよかったです。
とこれくらいかな?
内容を理解するために皆さまのレビューを参考に映画を何回か見直したいけど、今すぐは無理www
主人公グルヌイユの生い立ちを追って
ストーリーが進行する
香水調香師の物語ですが
その内容は華やかなものとは程遠い
ある種の狂気と変態の魅惑映画で
一般論から言うとわかる人にはわかるけど
駄目な人には全く受け付けない内容だと
思います。
この映画、匂いがメインテーマですが
もうひとつは孤独が
大きなテーマになっています。
ある部分で突出した感覚や能力を持って
生まれたがゆえ周囲から理解されず
一人ぼっちに感じている主人公の狂気に
何故か惹かれてしまう人...
そのことを周囲になかなか理解されない...
そして誰にでも他人にはかれない感覚を
人はそれぞれ持ち合わせていると...
そう言うことを考えてる人には
わかる映画かもしれません。
エゲツないシーンも多いですが、
グラースの町や香水屋など絵画の
イチ場面みたいな映像美のあるシーンが
印象的で、あと音楽がとても情緒的に
美しく、ベルリンフィルによる演奏は圧巻で
耳に長い余韻を残してくれました。
監督さんもかなり芸術家肌の方みたい
ですね。
主人公の優れた嗅覚はけっこう
ぶっ飛んでいるのでそれだけでもおもしろく
ビックリ人間の生い立ちに興味があって
ある程度グロ耐性のある人には
一見の価値アリの映画だと思います。
なんて、倫理的に見ても仕方ないけど。
グルヌイユが刑場にいくまではすごくよかった。
けど、なぜか、刑場に引き出されるのが、いつの間にか貴族然とした馬車に、衣服に、そして香水まで携帯。
おそらく、ここらあたりからは、彼の妄想かと。
というのも、もし彼の作った香水にこんな力があったなら、山狩りで追い詰められたとき香水を使えば、捕まらなかったわけだしね。
しかも、彼は人々を幸せにした伝説の香りとただの媚薬を勘違いしている、という救いようのない結末。
あと、ローラのお父さんはうかつすぎる。
しかも、娘の気持ちなんて少しも考えてない。
ローラの部屋の鍵をあんな所に置いておくかね。
なんか、このあたりも、ちょっとご都合主義すぎる。
安っぽい演出、ってことかな。
ってなっててあまりいい評価ではありませんでした。
今でも悪評の1つとして広場での同時多発行為が言われてますが、
当時もそればかりが話のネタで、映画の内容より話題になってました。
やがて年数が過ぎて、映画の事は忘れていましたが、それでも
年末とかの深夜映画でテレビ放送してたのを見たりしてました。
傑作ではないのだけれどなぜか観たくなる映画です。
今回アマゾンプライムで視聴しましたが、
主人公の心の変動がうかがえて、ちょっとうるるとなりました。
ラスト近くで、主人公は序盤に不本意にも殺してしまった少女との「もう1つの接し方」を
空想して涙します。
愛し愛されることを知っていれば、一国の王にさえなれたはずの彼にとって
ごく普通の人生を歩むことも出来たはずでした。
でも彼は生まれた町で無に帰ることを望みます。
それは殺してきた少女たちへの懺悔なのか
愛を知らない自分への終止符なのかわかりませんが、
改めて見返して観て悲しい映画なんだと知りました。
たしかにツッコミどころはいくつもあります。
人殺され過ぎやろとか
本当に人間から芳香が採取できるのかとか
あのエスパー並みの嗅覚なら諜報部員やれるんじゃないかとか
いろいろありますが、個人的にはなぜか何年に一度か
観たくなる映画です。
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This is a film of two halves. The first is a Paris filmed in a cold and dirty blue and grey; the second sees us transported into the bright light of a colourful Provence. There is a great attention to detail and the film is extremely well-edited. I felt let down on a few occasions, such as when Grenouille knows immediately where everything is kept in Baldini's storeroom; and the amazing scene at the end sees much man-on-woman and woman-on-woman loving, yet no man-on-man. And overall, it is a shame that it was filmed in English with its plethora of competing accents.
As for the soundtrack, I was so impressed that I bought the CD. It certainly adds to the sense of bliss and wonder, as well as the aura of death and foreboding, such as the soft roll on the timpani as Grenouille gets up close to his victims. Elsewhere we have Brucknerian tremolos on strings supporting repeated sequences of notes. Effective use is made of choirs and solo voices and there is a Baroque inevitably evinced: I sensed musical links to such diverse composers as Stravinsky, Ligeti, Lully, and Ravel.
This is a review of the two-disc edition, so a word is necessary about the extras. There is the usual `making of', lasting almost an hour and featuring the director, producer, members of the crew, and stars - but not Patrick Susskind, the author of the original book. It was interesting to see how the square of Grasse scene was organised. There is then a ten-minute piece on location scouting; another ten-minute piece about the work of the director of photography; three minutes on mixing; and thirteen minutes on how to make a film about a book about smell. The producer, Bernd Eichinger, here remarks that the philosophical and practical concerns of addressing one sense (olfactory) through two others (visual and acoustic) were overcome when it is realised that the book itself did not smell. Unfortunately, there are no deleted or extended scenes in the extras.
This is an amazing film in so many ways and it will keep you watching right through to the very end. Ultimately, though, what both worries and jars is that we still hold some sympathy for this murderer of women. The name Grenouille means `frog' in French and I wondered if this was intended by the author as a take on the fairy tale of the frog who is turned into a prince by a kiss.