一つだけ色の違うボタン 気に入らなくて捨ててしまったけど
大人になった時に ずれた世界も愛しく思うよ
この歌詞を聴いて、「個性」というキーワードが心に思い浮かびます。
子どもの時は他人と違うことが嫌なもので、友達が持っているものを欲しがったり、自分だけ違うものは排除したくなるものです。
それが大人になって、決まった時間に起きて、会社に行って、疲れて帰って来ては布団に入る。そんな変化のない毎日、画一化された世界を鬱陶しく思うようになるんです。
この曲はそんな大人と子どもにある世界観を見事に歌っています。
ぽてまよOPでは1番しか聴くことができませんが、2番の歌詞はこのようなノスタルジーを憶えるものが含まれており、この曲を単なる萌え電波ソングと評せないのはそんな一端があるからだと思います。