Key of Life 「ASAYAKEの中で」での、歌声を聞いてから この声のファンになりました。とにかく音やハーモニー全てが 綺麗で、やさしい歌声や流れるテンポが心地良いです。 「ASAYAKEの中で」の歌声が気になった人なら間違いなく このアルバムも気に入ると思います。今時のポップスでは ないかもしれないけど、時代の流れを気にしないで、いつでも、 いつまででも聞ける素敵な作品だと思います。
「あの頃、あの夏。ラジオから流れていた曲たちは、輝いていたね…」CDの帯に書かれた言葉に、胸がキュンとなったのは私だけじゃなかったと思います。紹介文には「超人気サイトLivly Islandから生まれた男女ユニット」とあり、歌詞カードの何処にも、昔の「あの名前」がない…でも、時代の波の中、しっかり泳ぎ続け、今はその島にいるんですね。 Yusuke Sakamoto(坂本裕介)の名前を見かけるたび、いろいろ聴いてきました。モコモコした緑色の野菜の国では、金平糖みたいな綺麗な曲を、い-っぱい創ってます。「Party・Night」(デジキャラット)や「Eternal・Love」(ギャラクシ-エンジェル)とか大好きです。今年出た、中村俊輔の応援歌集「A WONDER BHOY FROM THE LAND OF THE RISING SUN」(日出づる国のワンダーボーイ)の中の「Number25」も、これでもか!ってくらい凝った曲で、華やかなダンスシーンを思い起こさせる素敵な作品だったけれど、このCDこそが「いつか、また逢えると、心でずっと待ってた」作品でした。「あの夏」の自分の想い出と二重映しの、キーオブライフのデビューシングル「ASAYAKEの中で」を懐かしく思いながら聴いています(MORICOこと森ユキは、この曲を歌ったボーカル。現在、作曲家、坂本裕介とコンビで作詞家として活躍中)。そこからKI☆LAに辿りついた私とは逆に、時を遡って、昔の作品を聴き始める人もいるのかも。何だか不思議な気持ちです。 写真がないというお話があったけど、昔から少なかったです。私の知る範囲で、名前も三つ目みたいです。経緯は知らないけど、新人みたいな売り出し方に、過去の栄光に頼らぬ潔さ、世俗に塗れぬ清らかさを感じました。月夜の浜辺、そっと耳を澄ますと聞こえてくる歌声、姿を見せずに静かに歌う人魚のいる島を探すのは、ひと苦労でしたけどね…