元の小説を読んだときから、これはギャルゲーかノベルゲームに向いている話だ、と
思っていたのですが、まさにDSでノベルゲームとして発売されることになりました。
文章は原文そのままの内容で、バックの画面に背景やキャラCGが表示され、DSの下半分にだけ
文章が表示される仕様(つまりDSを縦にして本の様に手に持つ)になっています。また文章は縦読みと横読み切り替えが可能です。
ノベルゲームとしての基本機能である文字消しとオートリード、読み直し等、システム面にストレスはありません。
セミの鳴き声、喧騒音、チャイム、サイレン等のSEやBGMが場面の臨場感を高めます。
ただ、マイム・マイムが編曲調なのは残念でした。
個人的には原曲そのままの方が良かったです。
物語の1,2巻の内容を収めた1と、3,4巻の内容を収めた2のコンプリートパック仕様になっています。
またコンプリートパック特典として、駒都えーじ氏のイラスト入りポストカード10枚が封入されており、購入後の満足感も高いです。