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yanokami
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曲目リスト
1 | 気球にのって |
2 | David |
3 | 終りの季節 |
4 | おおきいあい |
5 | Too Good to be True-yanokami version- |
6 | You Showed Me |
7 | La La Means I Love You |
8 | Night Train Home-yanokami version- |
9 | Full Bloom |
10 | 恋は桃色 |
商品の説明
内容紹介
“日本ポップ・ミュージック界の至宝”矢野顕子と、“日出づる国のエイフェックスツイン”レイ・ハラカミによるプロジェクト・ユニット=yanokami待望のアルバムが登場!
2003年よりスタートしたyanokamiは、昨年の夏フェス(ロックイン・ジャパン・フェスティバル他)への出演により矢野顕子のもうひとつの表現として活動中。今作品では、矢野顕子セルフカバー楽曲を中心に60'sの名曲「La la Means I Love you」などを含め全曲をレイ・ハラカミのエレクトロニカ・オーケストレーションによって再構築した注目作品。
<商品詳細:一部試聴できます>
01. 気球にのって
:作詞・作曲:矢野顕子
2. David :作詞・作曲:矢野顕子
3. 終りの季節 :作詞・作曲:細野晴臣
4. おおきいあい :作詞:矢野顕子 /作曲:窪田晴男+矢野顕子
5. Too Good to be True -yanokami version- :作詞・作曲:矢野顕子
06.You Showed Me
:Words & Music by Harold Clark & Roger McGuinn
7. La La Means I Love You :Words & Music by Thomas.Randolph.Bell & William Hart
8. Night Train Home -yanokami version- :作詞:矢野顕子+岸田繁作曲:矢野顕子
9. Full Bloom :作曲:矢野顕子
10. 恋は桃色 :作詞・作曲:細野晴臣
メディア掲載レビューほか
2003年に活動開始した矢野顕子とレイ・ハラカミによるユニット、yanokamiが待望のアルバムをリリース!矢野顕子のセルフ・カヴァーを中心に、1960年代の名曲「La la Means I Love you」などが、レイ・ハラカミのエレクトロニカ・オーケストレーションで再構築して収められています! (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- EAN : 4542519003524
- 時間 : 49 分
- レーベル : ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- ASIN : B000RO538I
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 79,466位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 27,451位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
私はrei harakamiさんのファンで、矢野顕子さんの歌を聞いたことがなかったのですが、矢野顕子さんの歌声は、rei harakamiさんのエレクトロミュージックを壊すことなく”上手に”・”優雅に”・”上に乗って”不思議な、綺麗な空間を作り出していて聴いていてとても心地よいです。
聴く前までは、”歌声が乗ると音が台無しになるのでは?”と少し不安に思っていましたが、いやはやそんな不安は杞憂も杞憂でした。
素晴らしい空間を作り出す、この両者の音はもう”素晴らしい”の一言です。
他のレビューアさんが絶賛されていることも理解できます。ああ、落ち着きます、素晴らしい。
ただ、矢野顕子さんの声と歌い方、どことなく谷山浩子さんに似ているような気がしました。
私は谷山浩子さんのファンですので全然気になりませんが、矢野顕子さんも谷山さんも知らないお方がこのCDを”パッ”と聴くと”変わっているな~”と思うかも。
しかし、この落ち着ける音は何でしょう。素晴らしいCDを宝物を手に入れました。文句なしに星5つ。(星10個付けたいぐらいです)
この二人の強烈な個性が、どのような音楽を生み出してくるのか大変楽しみにしていました。
ついにアルバムを聴いたわけですが、これは両者の資質を全面に打ち出し、お互いに一歩も引いていないです。まさに正面からぶつかりあった感じ。そもそも矢野顕子のボーカルというのは、楽器的な歌唱法でもあるわけで、一方レイハラカミは歌うエレクトロニカとも称されていて、その両者がぶつかりあっているわけですから、全部歌とも取れるし、全部インストともとれる、そんなイメージを感じさせるアルバムになっています。僕は、どちらかが主導権を握りアンビエント的、もしくは現代音楽的なものになるのではと思っていたので、これは予想外でした。
そして、他者では不可能なこの二人だから生み出せる音楽に確かになっていると思います。ただあまりにも両者の個性が強烈なので、聴く方は多少疲れました。例えば、M3「終わりの季節」は、レイハラカミ自身のアルバムで本人も歌っていたけど、聴きやすさとしては、朴訥とした素人ぽいレイハラカミの歌声のがフィットしているように思いました。そういう観点から言うと、本作では、矢野顕子のピアノがハラカミの音に絡んでくる感じはとても心地よかったですね。
まあ、いづれにせよ聴きモノではあると思います。
おそるおそる聴いたYanokamiは、しかし驚くほど「自然」。「あれ?今までこういうのはなかったんだっけ?」という位スムーズに入ってくる。この要因はつまり、レイ・ハラカミの作り出すトラックにある。一番いいのは「無理をし過ぎない」事だった。あまり「テクノ!」でない所がポイント高い。聴けば機材はローランドのシンセ1台位しか使っておらず、音もせいぜい8チャンネル位のようだ。このシンプルさが良い。分析できそうで、できない寸止めの所がこの人の技なのだと分かった。レイ・ハラカミ恐るべし。
似たケースはマイルス・デイヴィスの『TUTU』だ。これはマーカス・ミラーがほとんど一人でオケを作ってしまっているが、しかしマーカスも難しい音は避け、マイルスに寄り添う音だった。共通するのはシンプルさ、だ。大御所相手の正しい戦略だ。
最後に矢野。矢野はどーぉんと、拡げた新聞の上で寝そべる猫だ。やはり存在感が凄い。「おおきいあい」は久々に傑出したものではないか。「La La means I love you」はヤマタツのヴァージョンが頭にあったので楽しく聴けた。このユニットの解散を厳禁する。
この計算式(足し算)はもともと相性が良いこともあり、非常に完成度が高いアルバムと
なっています。何はともあれ「無駄なやりすぎがひとつも無い」ところがイイ。
音的には本当に単純な足し算です。でも無駄が無い、邪魔が無いので、そこがベストな
状態に感じられます。両者共にかけた部分のない「1.00」な人なのできちんと「2.00」に
なっている今の状況がうれしい。誰が聞いても矢野顕子とレイハラカミです。
本当はアッコちゃんの新作をたっぷり聴きたいという気持ちもありますが
中途半端なものになるのならまずは今回の方法論で正解だと思います。
でも次回は新作メインがイイナ。
ところでこれは(先入観の無い)海外の人が聞く場合どのような評価なんだろう、と
思いました。どうなんだろう?
少なくともこの組み合わせのような音を出してるグループって今の地球には他にないですよね。
ハラカミ氏は歌ものへ取り組む際、主題の邪魔になるようなドラマチックな展開は打たないそうです。今作も歌や主旋律を活かしつつ、音響で新しい見え方にすることを意識されたよう。しかもシンプルにです(音源はRolandのSC-88Proだけ等、極めて素朴な環境だとか)。でもこのシンプルさのなかに何か久遠の深みや凝縮された行間を覚える気がして、氏の世界を感じてしまいます。風景に動きをつけるに、大袈裟なことをせず、主題に沿いつつ原曲から更に拡がる宇宙をつくってみせる。そのシンプルさって凄く美しいと思います。
因みに昔矢野氏は自身のピアノプレイに関して「歌の邪魔をするものを弾きたくない」と述べていますが、ハラカミ氏の音ってこれに徹しながら自身の色もイーヴンに出しているのが凄いです。
そんな慎ましさを知るのが背景なら、ヒロインの動きもそれにあわせてしなやかです。矢野氏の声質そのものにあるガーリーな部分(まるで齢を感じさせませんね)や、歌唱方法としてもハラカミ氏の空間を意識し、そこへ溶け込まそうとする歌い方(ハミングや軽い音の乗せ方)で、調和を図っているのがわかります。作品を通して決して彼女だけ奔放ということがないんです。「彼がそうくるなら私はこう歌う」と。ここがヤノカミだと思いました。勿論第二の歌声であるピアノの重ね方も然りです。
今作の音作りの基軸となったという「恋は桃色」では当に両者の息がぴったり。背景と歌声が織り成す色彩の綺麗さは、桃色というタイトルのように、音の花で染まる感覚の美しさがありました。
曲は彼女の過去の作品とか細野、バーズなどから選曲している。
確かに、ハラカミの作る癒し系のゆったりしたサウンドは心地良いのだが、矢野らしさがあまり見えてこない。
ハラカミのサウンドに、矢野がただ歌っているだけとしか聴こえないのだ。
当時おそらく新曲もほとんど出来ず、自分なりの音楽的アイディアも浮かばなかったので、こんな形の作品になった部分が大きいような気がする。
彼女自身がハラカミに魅せられたのも分からないではないが、これじゃあちょっと他人の力を借りすぎで、彼女の良さが十分に出し切れていない。
また、二人だからこその特別のマジックが聴こえるわけでもない。
ハラカミファンはどう思ったかは分からないが、矢野ファンの僕としては、悲しいかな不満足なアルバムだ。