本製品の HDD 容量違い品 LS-400GL を使用してきました。 NAS ですが、連続通電ではなく年に数回
バックアップ時に通電しノート PC とデスクトップ PC 2台のデータを保存するという使用方法でしたが、
先日久しぶりに電源を入れたら ERROR 表示が出てアクセスできず。
Buffalo のサイトで赤 LED の点滅の仕方で異常内容が判明するとの情報を入手。 E16 Error と判明。
内部を調べてみると電源回路のコンデンサが膨らんでいました。
(SAMXON 製 105℃ 25V 820μF と 105℃ 10V 1800μF の2点)
コンセントに接続しスタンバイ時の電源波形をオシロで確認したところ 5v, 12V とも少しのリップル波形
の一定電圧ですが、電源スイッチを入れるとリップルが増大し 5V 系は 4.5V 程度まで低下します。
(12V 系も同様に正規の電圧が出ない)
やはり上記電解コンデンサの容量抜けが原因です。日本製の電解コンデンサに交換したところ電源オン時も
一定の綺麗な電源波形となり ERROR は出なくなりました。
以前 Buffalo の USB HDD でも同様に内部電源回路の電解コンデンサの膨らみ(容量抜け)で修理した
事が有りました。やはり同様に C 国製の品質の悪い電解コンデンサが使用されていました。
注意すべきなのは電源をオンにしていなくても電源コンセントを差しているだけで常時このコンデンサに
通電され電圧が印加され続け劣化が進むと云うことです。(電源スイッチは二次切りで一次切りでは無い)
電源オフ時は HDD 等には電圧が印加されないので HDD および制御回路は劣化はしませんが、コンセン
ト接続だけで電源回路には常時通電されるので注意してください。
最近は台湾製のマザーボードでも「日本製高品質電解コンデンサ使用」が売りになっているのに日本メー
カーの Buffalo は何故、電源回路という安全性が求められる回路に信頼性の高いコンデンサーを使用しな
いか疑問です。一応コンデンサを購入し自分で交換、修理しましたが HDD 容量不足も有り信頼性の高い
別メーカーの NAS を導入しました。
Buffalo は以前から WiFi ルーターとかでお気に入りのメーカーでしたが別途購入したキーボードが短期間
で壊れるなどしていたこともあり品質面で不安が有るメーカーでしたが、本 NAS の電源設計を見て確信に
変わりました。以後、玄人志向ブランド含めて購入することは無いと思います。
ブランド | バッファロー |
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メーカー | バッファロー |
梱包サイズ | 28.4 x 22.2 x 12 cm; 2.12 kg |
HDD容量 | 1000 GB |
ハードディスク種類 | メカニカルハードートドライブ |
HDDインターフェース | Ethernet |
商品の重量 | 2.12 Kilograms |