ポートレイト・イン・ジャズ+1
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, 2009/6/12
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| ¥5,000 | ¥361 |
CD, 限定版, 2005/12/7
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| ¥6,980 | ¥2,880 |
CD, 1991/3/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥1 |
CD, 1994/3/2
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥130 |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2007/9/19
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター |
—
| — | ¥333 |
CD, 限定版, 2004/9/22
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥449 |
CD, 限定版, 2009/1/21
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥500 |
CD, 限定版, 2006/6/21
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥501 |
CD, 限定版, 2012/10/10
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥930 |
CD, 限定版, 2008/3/12
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥1,939 |
CD, CD, 限定版, 2014/10/8
"もう一度試してください。" | CD, 限定版 |
—
| — | ¥2,400 |
CD, 1998/3/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥2,915 |
CD, 限定版, 2003/3/5
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥3,048 |
CD, 限定版, 2018/12/12
"もう一度試してください。" | CD1枚組 |
—
| — | ¥5,580 |
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曲目リスト
1 | 降っても晴れても |
2 | 枯葉(テイク1) |
3 | 枯葉(テイク2)(MONO) |
4 | ウィッチクラフト |
5 | ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ |
6 | ペリズ・スコープ |
7 | 恋とは何でしょう? |
8 | スプリング・イズ・ヒア |
9 | いつか王子様が |
10 | ブルー・イン・グリーン(テイク3) |
11 | ブルー・イン・グリーン(テイク2)(MONO)(ボーナス・トラック) |
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ユニバーサル ミュージック クラシック
- EAN : 4988005483638
- 時間 : 52 分
- レーベル : ユニバーサル ミュージック クラシック
- ASIN : B000SLI7NI
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 213,924位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,140位モダンジャズ
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
5 星
またそこに還って来れる、JAZZの原点のような『名盤』
ポートレイト・イン・ジャズビル・エヴァンス(1991年3月25日発売、VICJ-23516、ビクター音楽産業盤のレビュー)この盤が出たのは1991年、それからずっと聴いて来て、23年になるJAZZ聴き初めにも、まず手に取って欲しい一枚すぐに聴けるし、ずっと聴けるクラシックばかり聴いていた自分が、ジャズを聴きたいと言い出した際に、ピアノが好きな自分に店員さんが薦めてくれたのが、『Explorations』と『FLIGHT TO DENMARK』エヴァンスの方は、ビクターから出されていたマスターズ オブ ジャズ シリーズ(各91.3.25リリース、白い帯に水色の表示)であるエヴァンスもジョーダンも、印象としては正当的で癖がなく、且つ長く聴ける質の高さを持ち合わせていたジョーダンのアルバムはそんなに出ていないので、必然的にエヴァンスのこのシリーズはことごとく買い漁る事になったその中でも、やはりスコット ラファロとの共演盤である上記の『Explorations』と『Waltz for Debby』『Sunday at the Village Vanguard』、そしてこの『PORTRAIT IN JAZZ』が白眉であると思う先ず、ジャズの聴き始めとして取っ付きやすい、ピアノ トリオの音楽の追い方の基本が、楽しみながら感覚的に理解できる、非常に良い音源である他には、個人的に『INTERPLAY』が、ハバード、ジム・ホール、ヒース、フィリーの豪華メンバーで、バランスが良く愉悦感があるのでお薦めである自分が好運だったのは、推薦してくれた方が、自分の好みを押し付けるのではなく、今後ジャズを聴いて行く中で偏りのない趣味性を培って行ける、基本中の基本であるアルバムを紹介してくれた事だもし、自分が聴き初めの方に最初に推薦するのであれば、やはりスコット ラファロ参加の、この4枚からになると思う中でも、この『PORTRAIT IN JAZZ』は筆頭であるエヴァンスは旋律が非常にリリカルでモダン、クラシック要素はもちろんあるものの、それを単に表層に取り入れるのではなく、完全にジャズに消化し切っているところに、天才の所以を見るのであるエヴァンスの場合は完全に独立したジャズのメロディー感覚を、率直に指に伝えている『Peace Peace』は、一聴して解りやすい、ショパンの子守唄からのインスパイアが見えるエレガントな洗練度、音楽に対する東洋的な空間把握感のようなものを、純粋に表現している(それはマイルスと組んだ『Kind of Blue』にも見る事ができる)尚、リマスター後の音源も1枚持っていたいと思い、上記のエヴァンスの5枚は20KbitK2の紙ジャケットで追加購入したレコード収集の経験がなくても、この紙ジャケの質感は充分理解できるリマスター後の特徴は、かなり音圧が上がって、各楽器の音が円やかになった気がするこの91年のCDシリーズは、上記の5枚の盤のみ、米バークレーのファンタジー本社の保有するオリジナルアナログマスターテープを、ロスのJVCカッティングセンターに空輸し、ジョー・ガスワートによりJCV/DAS-900デジタル・オーディオマスタリングシステムでデジタルトランスファーされているマスターが使用されているこれは、ジャズがことごとくCD化されていた87年発売のビクターの黄帯シリーズから行われていたもので、音が前に出過ぎず自然で、楽器の位置や音場空間も把握できるので聴きやすい紙ジャケ購入後も、前の盤を売り払う事なく、むしろ普段良く聴くのは旧盤のマスターズ・ジャズシリーズの方である自分の心象としては、ジャズのCDは古い盤の方が色々な意味で音がいい(RVGが亡くなる直前に施したリマスター盤はまた別物)兎にも角にも、エヴァンスはずっと付き合える
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
兎にも角にも名盤だと感じた。安価で売っている寄せ集めのベストなどとは音が違う。ビル・エヴァンスの魂の深淵に触れるようで、聴いていて涙が出る。それくらい感動する1枚。強くオススメしたい。
2015年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Waltz for Debby と並び評されるビル・エバンズの白眉、理屈抜きに素晴らしい演奏です。
2024年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビル・エヴァンスの代表的アルバム。なぜか、自宅のCDケースから無くなっていたので、慌てて購入。最高のピアノ・トリオの演奏。51歳で死んでしまったのが残念。もう少し生きて、素晴らしいアルバムをもっと残してほしかった。
2015年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誕生日プレゼントに購入しましたが、実は私が大好きでした。喜ばれたので大満足です。
2015年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
枯葉が最高です。私はMONOの方がすきです。あえて言うまでもなく大傑作です。
2014年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
税込み1800円だったとは。2139円で買って損した気分。で星3つ。
2014年8月19日に日本でレビュー済み
ポートレイト・イン・ジャズ
ビル・エヴァンス
(1991年3月25日発売、VICJ-23516、ビクター音楽産業盤のレビュー)
この盤が出たのは1991年、それからずっと聴いて来て、23年になる
JAZZ聴き初めにも、まず手に取って欲しい一枚
すぐに聴けるし、ずっと聴ける
クラシックばかり聴いていた自分が、ジャズを聴きたいと言い出した際に、ピアノが好きな自分に店員さんが薦めてくれたのが、『Explorations』と『FLIGHT TO DENMARK』
エヴァンスの方は、ビクターから出されていたマスターズ オブ ジャズ シリーズ(各91.3.25リリース、白い帯に水色の表示)である
エヴァンスもジョーダンも、印象としては正当的で癖がなく、且つ長く聴ける質の高さを持ち合わせていた
ジョーダンのアルバムはそんなに出ていないので、必然的にエヴァンスのこのシリーズはことごとく買い漁る事になった
その中でも、やはりスコット ラファロとの共演盤である上記の『Explorations』と『Waltz for Debby』『Sunday at the Village Vanguard』、そしてこの『PORTRAIT IN JAZZ』が白眉であると思う
先ず、ジャズの聴き始めとして取っ付きやすい、ピアノ トリオの音楽の追い方の基本が、楽しみながら感覚的に理解できる、非常に良い音源である
他には、個人的に『INTERPLAY』が、ハバード、ジム・ホール、ヒース、フィリーの豪華メンバーで、バランスが良く愉悦感があるのでお薦めである
自分が好運だったのは、推薦してくれた方が、自分の好みを押し付けるのではなく、今後ジャズを聴いて行く中で偏りのない趣味性を培って行ける、基本中の基本であるアルバムを紹介してくれた事だ
もし、自分が聴き初めの方に最初に推薦するのであれば、やはりスコット ラファロ参加の、この4枚からになると思う
中でも、この『PORTRAIT IN JAZZ』は筆頭である
エヴァンスは旋律が非常にリリカルでモダン、クラシック要素はもちろんあるものの、それを単に表層に取り入れるのではなく、完全にジャズに消化し切っているところに、天才の所以を見るのである
エヴァンスの場合は完全に独立したジャズのメロディー感覚を、率直に指に伝えている
『Peace Peace』は、一聴して解りやすい、ショパンの子守唄からのインスパイアが見える
エレガントな洗練度、音楽に対する東洋的な空間把握感のようなものを、純粋に表現している
(それはマイルスと組んだ『Kind of Blue』にも見る事ができる)
尚、リマスター後の音源も1枚持っていたいと思い、上記のエヴァンスの5枚は20KbitK2の紙ジャケットで追加購入した
レコード収集の経験がなくても、この紙ジャケの質感は充分理解できる
リマスター後の特徴は、かなり音圧が上がって、各楽器の音が円やかになった気がする
この91年のCDシリーズは、上記の5枚の盤のみ、米バークレーのファンタジー本社の保有するオリジナルアナログマスターテープを、ロスのJVCカッティングセンターに空輸し、ジョー・ガスワートによりJCV/DAS-900デジタル・オーディオマスタリングシステムでデジタルトランスファーされているマスターが使用されている
これは、ジャズがことごとくCD化されていた87年発売のビクターの黄帯シリーズから行われていたもので、音が前に出過ぎず自然で、楽器の位置や音場空間も把握できるので聴きやすい
紙ジャケ購入後も、前の盤を売り払う事なく、むしろ普段良く聴くのは旧盤のマスターズ・ジャズシリーズの方である
自分の心象としては、ジャズのCDは古い盤の方が色々な意味で音がいい
(RVGが亡くなる直前に施したリマスター盤はまた別物)
兎にも角にも、エヴァンスはずっと付き合える
ビル・エヴァンス
(1991年3月25日発売、VICJ-23516、ビクター音楽産業盤のレビュー)
この盤が出たのは1991年、それからずっと聴いて来て、23年になる
JAZZ聴き初めにも、まず手に取って欲しい一枚
すぐに聴けるし、ずっと聴ける
クラシックばかり聴いていた自分が、ジャズを聴きたいと言い出した際に、ピアノが好きな自分に店員さんが薦めてくれたのが、『Explorations』と『FLIGHT TO DENMARK』
エヴァンスの方は、ビクターから出されていたマスターズ オブ ジャズ シリーズ(各91.3.25リリース、白い帯に水色の表示)である
エヴァンスもジョーダンも、印象としては正当的で癖がなく、且つ長く聴ける質の高さを持ち合わせていた
ジョーダンのアルバムはそんなに出ていないので、必然的にエヴァンスのこのシリーズはことごとく買い漁る事になった
その中でも、やはりスコット ラファロとの共演盤である上記の『Explorations』と『Waltz for Debby』『Sunday at the Village Vanguard』、そしてこの『PORTRAIT IN JAZZ』が白眉であると思う
先ず、ジャズの聴き始めとして取っ付きやすい、ピアノ トリオの音楽の追い方の基本が、楽しみながら感覚的に理解できる、非常に良い音源である
他には、個人的に『INTERPLAY』が、ハバード、ジム・ホール、ヒース、フィリーの豪華メンバーで、バランスが良く愉悦感があるのでお薦めである
自分が好運だったのは、推薦してくれた方が、自分の好みを押し付けるのではなく、今後ジャズを聴いて行く中で偏りのない趣味性を培って行ける、基本中の基本であるアルバムを紹介してくれた事だ
もし、自分が聴き初めの方に最初に推薦するのであれば、やはりスコット ラファロ参加の、この4枚からになると思う
中でも、この『PORTRAIT IN JAZZ』は筆頭である
エヴァンスは旋律が非常にリリカルでモダン、クラシック要素はもちろんあるものの、それを単に表層に取り入れるのではなく、完全にジャズに消化し切っているところに、天才の所以を見るのである
エヴァンスの場合は完全に独立したジャズのメロディー感覚を、率直に指に伝えている
『Peace Peace』は、一聴して解りやすい、ショパンの子守唄からのインスパイアが見える
エレガントな洗練度、音楽に対する東洋的な空間把握感のようなものを、純粋に表現している
(それはマイルスと組んだ『Kind of Blue』にも見る事ができる)
尚、リマスター後の音源も1枚持っていたいと思い、上記のエヴァンスの5枚は20KbitK2の紙ジャケットで追加購入した
レコード収集の経験がなくても、この紙ジャケの質感は充分理解できる
リマスター後の特徴は、かなり音圧が上がって、各楽器の音が円やかになった気がする
この91年のCDシリーズは、上記の5枚の盤のみ、米バークレーのファンタジー本社の保有するオリジナルアナログマスターテープを、ロスのJVCカッティングセンターに空輸し、ジョー・ガスワートによりJCV/DAS-900デジタル・オーディオマスタリングシステムでデジタルトランスファーされているマスターが使用されている
これは、ジャズがことごとくCD化されていた87年発売のビクターの黄帯シリーズから行われていたもので、音が前に出過ぎず自然で、楽器の位置や音場空間も把握できるので聴きやすい
紙ジャケ購入後も、前の盤を売り払う事なく、むしろ普段良く聴くのは旧盤のマスターズ・ジャズシリーズの方である
自分の心象としては、ジャズのCDは古い盤の方が色々な意味で音がいい
(RVGが亡くなる直前に施したリマスター盤はまた別物)
兎にも角にも、エヴァンスはずっと付き合える
ポートレイト・イン・ジャズ
ビル・エヴァンス
(1991年3月25日発売、VICJ-23516、ビクター音楽産業盤のレビュー)
この盤が出たのは1991年、それからずっと聴いて来て、23年になる
JAZZ聴き初めにも、まず手に取って欲しい一枚
すぐに聴けるし、ずっと聴ける
クラシックばかり聴いていた自分が、ジャズを聴きたいと言い出した際に、ピアノが好きな自分に店員さんが薦めてくれたのが、『Explorations』と『FLIGHT TO DENMARK』
エヴァンスの方は、ビクターから出されていたマスターズ オブ ジャズ シリーズ(各91.3.25リリース、白い帯に水色の表示)である
エヴァンスもジョーダンも、印象としては正当的で癖がなく、且つ長く聴ける質の高さを持ち合わせていた
ジョーダンのアルバムはそんなに出ていないので、必然的にエヴァンスのこのシリーズはことごとく買い漁る事になった
その中でも、やはりスコット ラファロとの共演盤である上記の『Explorations』と『Waltz for Debby』『Sunday at the Village Vanguard』、そしてこの『PORTRAIT IN JAZZ』が白眉であると思う
先ず、ジャズの聴き始めとして取っ付きやすい、ピアノ トリオの音楽の追い方の基本が、楽しみながら感覚的に理解できる、非常に良い音源である
他には、個人的に『INTERPLAY』が、ハバード、ジム・ホール、ヒース、フィリーの豪華メンバーで、バランスが良く愉悦感があるのでお薦めである
自分が好運だったのは、推薦してくれた方が、自分の好みを押し付けるのではなく、今後ジャズを聴いて行く中で偏りのない趣味性を培って行ける、基本中の基本であるアルバムを紹介してくれた事だ
もし、自分が聴き初めの方に最初に推薦するのであれば、やはりスコット ラファロ参加の、この4枚からになると思う
中でも、この『PORTRAIT IN JAZZ』は筆頭である
エヴァンスは旋律が非常にリリカルでモダン、クラシック要素はもちろんあるものの、それを単に表層に取り入れるのではなく、完全にジャズに消化し切っているところに、天才の所以を見るのである
エヴァンスの場合は完全に独立したジャズのメロディー感覚を、率直に指に伝えている
『Peace Peace』は、一聴して解りやすい、ショパンの子守唄からのインスパイアが見える
エレガントな洗練度、音楽に対する東洋的な空間把握感のようなものを、純粋に表現している
(それはマイルスと組んだ『Kind of Blue』にも見る事ができる)
尚、リマスター後の音源も1枚持っていたいと思い、上記のエヴァンスの5枚は20KbitK2の紙ジャケットで追加購入した
レコード収集の経験がなくても、この紙ジャケの質感は充分理解できる
リマスター後の特徴は、かなり音圧が上がって、各楽器の音が円やかになった気がする
この91年のCDシリーズは、上記の5枚の盤のみ、米バークレーのファンタジー本社の保有するオリジナルアナログマスターテープを、ロスのJVCカッティングセンターに空輸し、ジョー・ガスワートによりJCV/DAS-900デジタル・オーディオマスタリングシステムでデジタルトランスファーされているマスターが使用されている
これは、ジャズがことごとくCD化されていた87年発売のビクターの黄帯シリーズから行われていたもので、音が前に出過ぎず自然で、楽器の位置や音場空間も把握できるので聴きやすい
紙ジャケ購入後も、前の盤を売り払う事なく、むしろ普段良く聴くのは旧盤のマスターズ・ジャズシリーズの方である
自分の心象としては、ジャズのCDは古い盤の方が色々な意味で音がいい
(RVGが亡くなる直前に施したリマスター盤はまた別物)
兎にも角にも、エヴァンスはずっと付き合える
ビル・エヴァンス
(1991年3月25日発売、VICJ-23516、ビクター音楽産業盤のレビュー)
この盤が出たのは1991年、それからずっと聴いて来て、23年になる
JAZZ聴き初めにも、まず手に取って欲しい一枚
すぐに聴けるし、ずっと聴ける
クラシックばかり聴いていた自分が、ジャズを聴きたいと言い出した際に、ピアノが好きな自分に店員さんが薦めてくれたのが、『Explorations』と『FLIGHT TO DENMARK』
エヴァンスの方は、ビクターから出されていたマスターズ オブ ジャズ シリーズ(各91.3.25リリース、白い帯に水色の表示)である
エヴァンスもジョーダンも、印象としては正当的で癖がなく、且つ長く聴ける質の高さを持ち合わせていた
ジョーダンのアルバムはそんなに出ていないので、必然的にエヴァンスのこのシリーズはことごとく買い漁る事になった
その中でも、やはりスコット ラファロとの共演盤である上記の『Explorations』と『Waltz for Debby』『Sunday at the Village Vanguard』、そしてこの『PORTRAIT IN JAZZ』が白眉であると思う
先ず、ジャズの聴き始めとして取っ付きやすい、ピアノ トリオの音楽の追い方の基本が、楽しみながら感覚的に理解できる、非常に良い音源である
他には、個人的に『INTERPLAY』が、ハバード、ジム・ホール、ヒース、フィリーの豪華メンバーで、バランスが良く愉悦感があるのでお薦めである
自分が好運だったのは、推薦してくれた方が、自分の好みを押し付けるのではなく、今後ジャズを聴いて行く中で偏りのない趣味性を培って行ける、基本中の基本であるアルバムを紹介してくれた事だ
もし、自分が聴き初めの方に最初に推薦するのであれば、やはりスコット ラファロ参加の、この4枚からになると思う
中でも、この『PORTRAIT IN JAZZ』は筆頭である
エヴァンスは旋律が非常にリリカルでモダン、クラシック要素はもちろんあるものの、それを単に表層に取り入れるのではなく、完全にジャズに消化し切っているところに、天才の所以を見るのである
エヴァンスの場合は完全に独立したジャズのメロディー感覚を、率直に指に伝えている
『Peace Peace』は、一聴して解りやすい、ショパンの子守唄からのインスパイアが見える
エレガントな洗練度、音楽に対する東洋的な空間把握感のようなものを、純粋に表現している
(それはマイルスと組んだ『Kind of Blue』にも見る事ができる)
尚、リマスター後の音源も1枚持っていたいと思い、上記のエヴァンスの5枚は20KbitK2の紙ジャケットで追加購入した
レコード収集の経験がなくても、この紙ジャケの質感は充分理解できる
リマスター後の特徴は、かなり音圧が上がって、各楽器の音が円やかになった気がする
この91年のCDシリーズは、上記の5枚の盤のみ、米バークレーのファンタジー本社の保有するオリジナルアナログマスターテープを、ロスのJVCカッティングセンターに空輸し、ジョー・ガスワートによりJCV/DAS-900デジタル・オーディオマスタリングシステムでデジタルトランスファーされているマスターが使用されている
これは、ジャズがことごとくCD化されていた87年発売のビクターの黄帯シリーズから行われていたもので、音が前に出過ぎず自然で、楽器の位置や音場空間も把握できるので聴きやすい
紙ジャケ購入後も、前の盤を売り払う事なく、むしろ普段良く聴くのは旧盤のマスターズ・ジャズシリーズの方である
自分の心象としては、ジャズのCDは古い盤の方が色々な意味で音がいい
(RVGが亡くなる直前に施したリマスター盤はまた別物)
兎にも角にも、エヴァンスはずっと付き合える
このレビューの画像
2012年9月23日に日本でレビュー済み
若いころから数十年、スコット・ラファロ、 ポール・モチアンと組んだ
ビルエヴァンストリオのインタープレイの素晴らしさを評論で読んできた。
最初に購入したビルエヴァンストリオは、At the Montreaux Jazz Festival
でジャケットに惹かれて購入した。次にin Tokyoを購入したが実はあまり聞
かなかった。
2年前に安くなっていたのでこのアルバムを購入した。
なるほどとと感じた。
このトリオではWaltz For Debbyが一番人気だが、私は
ポートレイト・イン・ジャズを一番に推す。
スタジオ録音なので音のバランスが良い。
ビルエヴァンストリオのインタープレイの素晴らしさを評論で読んできた。
最初に購入したビルエヴァンストリオは、At the Montreaux Jazz Festival
でジャケットに惹かれて購入した。次にin Tokyoを購入したが実はあまり聞
かなかった。
2年前に安くなっていたのでこのアルバムを購入した。
なるほどとと感じた。
このトリオではWaltz For Debbyが一番人気だが、私は
ポートレイト・イン・ジャズを一番に推す。
スタジオ録音なので音のバランスが良い。