隠棲状態だったロリンズを、再び表舞台に引っ張り出したブラウニーに、ファンは感謝しきりな訳ですが、有名なローチ〜ブラウンのグループに、そのロリンズを迎えたアルバムです。
ローチ〜ブラウン・クインテットの代表作の1枚に挙げられる『ベイズン・ストリートのローチ〜ブラウン』と、本作は同メンバーで録音された姉妹盤ともいえるもの。
『ベイズン〜』の他、このバンドの傑作としては、その名も『クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ』、そして『スタディ・イン・ブラウン』がもうバイブル、といった感じ。
その『ブラウン&ローチ』『スタディ〜』の2作は、何度もリハーサルを重ね、練り込んで行き、そして生まれた名盤、という印象があります(想像)。
それだけに完成度が非常に高く、いつまで経っても聴き飽きの来ない名作。
一方この『プラス・フォー』、そして『ベイズン・ストリート』は、もう少しラフというか、一発録り感が強いというか。
ではどちらが好みかといえば、これは甲乙つけ難いとしかいいようがないんですけれども。
同年、クリフォード・ブラウンは世を去ります。
2人の天才が邂逅した、ジャズ史上の短いけれど幸福な時を、是非堪能して戴きたく思います。
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プラス・フォー
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曲目リスト
1 | ヴァルス・ホット |
2 | キス・アンド・ラン |
3 | 胸に歌があふれ |
4 | 眠れぬ夜は |
5 | ペント・アップ・ハウス |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットのメンバーをそっくりそのまま起用し、契約の関係からソニー・ロリンズをリーダーに仕立てて吹き込まれた1956年録音盤。ブラウン以上に豪快なプレイをするロリンズに大きなスポットライトが当てられている。 (C)RS
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ユニバーサル ミュージック クラシック
- EAN : 4988005484284
- 時間 : 33 分
- レーベル : ユニバーサル ミュージック クラシック
- ASIN : B000SLI86E
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 831,078位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 85,474位ジャズ・フュージョン (ミュージック)
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カスタマーレビュー
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-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年9月28日に日本でレビュー済み
本作はブラウン・ローチ・クインテットのテナーが、ハロルド・ランドからロリンズに代わった編成による録音で、「ベイズン・ストリートのブラウン・ローチ」の姉妹編と言ってよいアルバムだ。
その「ベイズン・ストリート」にも言えることだが、この頃のロリンズは「サキソフォン・コロッサス」を頂点とする全盛期に至る途上にあったのだが、麻薬のせいか、好不調の波が激しく、一定のレベルを維持できていない恨みがある。
結論から言えば、ロリンズのブラウンとの共演は、ロリンズに限っては、いずれも不出来と言える。モゴモゴ、フガフガ、ボソボソいうだけで、アイデアも何もあったものではない。一説によると、クリーン(麻薬をやらない)なブラウンの前では緊張してまともに吹けなかったとも聞く。
これはブラウンたちの演奏を聴くべきアルバム、★も彼らに対して付けたもの、ということになる。
その「ベイズン・ストリート」にも言えることだが、この頃のロリンズは「サキソフォン・コロッサス」を頂点とする全盛期に至る途上にあったのだが、麻薬のせいか、好不調の波が激しく、一定のレベルを維持できていない恨みがある。
結論から言えば、ロリンズのブラウンとの共演は、ロリンズに限っては、いずれも不出来と言える。モゴモゴ、フガフガ、ボソボソいうだけで、アイデアも何もあったものではない。一説によると、クリーン(麻薬をやらない)なブラウンの前では緊張してまともに吹けなかったとも聞く。
これはブラウンたちの演奏を聴くべきアルバム、★も彼らに対して付けたもの、ということになる。
2012年1月8日に日本でレビュー済み
ジョニー・グリフィンのところで、ストロング・スタイルという言葉を使ったのだが、本当に強力無比なテナーを吹いていたのは、やはりロリンズだろう。
この盤はCifford Brown and Max Roach at Basin Streetと同じメンバーであるが、ロリンズに関して言えば、この盤のほうがよりロリンズの特質が強く現れているように思える。1曲目Valse Hotでの豪快でありながらも哀愁味をたたえた演奏が素晴らしい。
それにしてはこの盤、意外に聴かれていないor人気が無いような気がする。
多分ジャケットの印象とかで無骨な感じがして、敬遠されているのか?
ロリンズとクリフォードの丁々発止のやりとり、それにからむローチのドラム、そしてリッチー・パウエルのピアノまで、ジャズの醍醐味満載のアルバムだとつくづく思うのだが。
この盤はCifford Brown and Max Roach at Basin Streetと同じメンバーであるが、ロリンズに関して言えば、この盤のほうがよりロリンズの特質が強く現れているように思える。1曲目Valse Hotでの豪快でありながらも哀愁味をたたえた演奏が素晴らしい。
それにしてはこの盤、意外に聴かれていないor人気が無いような気がする。
多分ジャケットの印象とかで無骨な感じがして、敬遠されているのか?
ロリンズとクリフォードの丁々発止のやりとり、それにからむローチのドラム、そしてリッチー・パウエルのピアノまで、ジャズの醍醐味満載のアルバムだとつくづく思うのだが。
2012年9月3日に日本でレビュー済み
最近のウィークデイ、あいにくの雨が降る午後、行きつけのJAZZ喫茶で店内には客もなく、二階の窓ガラスから眺めた下の路地にも人影は疎らで寂しい午後でした。その時に流れたのがこのソニー・ロリンズのブァルス・ホットでした。大昔によく耳にしていたこの曲も、ジャケットごと僕の記憶から消え去っておりました。このソニー・ロリンズ・プラス・フォーが録音されたのが1956年の3月22日、ロリンズが26才の時です。不世出の天才、トランペットの クリフォード・ブラウンはロリンズと同い歳の26才です。そして、この録音の三ヶ月後の6月26日の雨の夜にペンシルベニア・ターンパイクで不慮の交通事故死を遂げました。 ソニー・ロリンズの代表レコードは サキソフォン・コロサスですが、このレコードのロリンズが作曲したブァルス・ホットも永遠に残る美しいワルツです。
2004年11月7日に日本でレビュー済み
ブラウン=ローチ・クインテットと同様のメンバーだが、レーベルの関係からかロリンズがリーダーにクレジットされている。56年といえばブラウン死の年であり、ロリンズはサキ・コロ収録の年でもある。ハード・バップがいよいよ本格化し、東海岸が活気を取り戻した頃でもある。ロリンズはベイズン・ストリートよりものびのびとした演奏を聞かせ、ブラウンと見事な掛け合いを演じている。特にユーモラスなバルス・ホット、キス・アンド・ランでのコンビネーションは爽快感を覚える。「胸に歌があふれ」、「眠れぬ夜は」でも快調なソロを聴かせてくれる。ロリンズが自らの演奏に対する真理を見出し、自信を持って突き進んでいく姿勢を示しつつある。ブラウンの死は多くのものに無常観を与え、そのショックから立ち直るのに多くの時間を費やさざるを得なかった。それだけに、ここに残された貴重な録音は、モダン・ジャズの遺産として生き続けていくのだ。