美しくリマスター、レストアされていてとても良いです
また市川監督ご自身の脚本のコピー版があるのはとても良いです
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おとうと [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 岸恵子.川口浩.田中絹代.森雅之.仲谷昇.浜村純.岸田今日子, 市川崑 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 38 分 |
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商品の説明
【ストーリー】
幸田文の自伝的小説を映画化。
作家の父と後妻というコンプレックスを抱える継母の間で愛情を与えられずに不良化していく弟(川口)と、
そんな弟をかばい、愛情を注ぐ勝気な姉(岸)の美しくも哀しい姉弟愛を描く。
【特典】
劇場予告篇、スタッフ・キャスト紹介、フォトライブラリー
【キャスト】
岸恵子/川口浩/田中絹代/森雅之/仲谷昇/浜村純/岸田今日子
【スタッフ】
監督:市川崑
原作:幸田文
脚本:水木洋子
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988111284129
- 監督 : 市川崑
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 38 分
- 発売日 : 2007/9/28
- 出演 : 岸恵子.川口浩.田中絹代.森雅之.仲谷昇.浜村純.岸田今日子
- 言語 : 日本語 (Mono)
- 販売元 : 角川エンタテインメント
- ASIN : B000SM2NPK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,616位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 537位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年12月22日に日本でレビュー済み
銀残しという技法で最初に撮られた画期的な映像作品ではあるがDVDで観ると
単に古い映画としか思えない。デジタル処理してブルーレイディスクにでもなれ
ばまた感じが違うかもしれない。銀残しの技法を使ったその後のもっとモノクロ
っぽい作品に比べればなんとも控えめな感じ。
最初の雨降る土手で姉がおとうとを追いかけていくシーンはまさに原作通り、こ
んな雰囲気なのだろうなあ、と期待したがやはり98分の映画では無理がある。
文芸作品の映画化はほんとに難しい。主演の二人はとてもよいのだけれどちょっ
と歳がいきすぎ。あと10歳若ければもっと印象の違う映画になったのではなか
ろうか。田中絹代はリアルで迫力ありすぎ。芥川也寸志の音楽もおどろおどろし
すぎ。もっと淡く靄につつまれたような、夢の中での出来事のような映画にした
ら原作の悲しみがでたのでは。
しかし幸田文の原作は哀しすぎて美しすぎる。映像化は無理かも。
単に古い映画としか思えない。デジタル処理してブルーレイディスクにでもなれ
ばまた感じが違うかもしれない。銀残しの技法を使ったその後のもっとモノクロ
っぽい作品に比べればなんとも控えめな感じ。
最初の雨降る土手で姉がおとうとを追いかけていくシーンはまさに原作通り、こ
んな雰囲気なのだろうなあ、と期待したがやはり98分の映画では無理がある。
文芸作品の映画化はほんとに難しい。主演の二人はとてもよいのだけれどちょっ
と歳がいきすぎ。あと10歳若ければもっと印象の違う映画になったのではなか
ろうか。田中絹代はリアルで迫力ありすぎ。芥川也寸志の音楽もおどろおどろし
すぎ。もっと淡く靄につつまれたような、夢の中での出来事のような映画にした
ら原作の悲しみがでたのでは。
しかし幸田文の原作は哀しすぎて美しすぎる。映像化は無理かも。
2023年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(これは1960年に公開された市川崑監督作品「おとうと」Blu-ray盤のレビューです。他作品とごっちゃになっているので)
二十歳の時にこの作品を観て以来40年が経ちましたが、未だにこれを超える作品には出会えないでいます。
胸に染み入るような、あるいは突き刺さるような台詞を散りばめた見事な脚本、そしてそれを鮮やかに、メリハリを利かせて具現化して行った演出、素晴らしい役者陣。
後半の鍋焼きうどんの辺りから涙腺が緩んでしまい、話が進むにつれいつもむせび泣いてしまいます。
姉と弟を演じる役者さんの年齢を指摘する方もいるけれど、市川崑さんは人工的な芝居を求める向きがあるので、リアルよりお芝居を採ったということでしょう。もともと姉と弟の台詞のやり取りがちょっと芝居がかっているし、弟の母親代わりという意識からか姉の台詞が少し大人めいている上、チラッと女の部分を覗かせたりもするので、それらを見通しての起用なのだと思います。あれを役に近い年齢の役者さんが演じていたら、果たしてこの映画が達した頂に届いたかどうか。
昔池袋の名画座で観覧した時、笑わせるところでドッと沸き、泣くところでみんなが悲しみ、場内がこの映画を見守るような一体感に包まれて行ったという得難い経験をしました。
あと30年程前、旧日本映画学校主催の新宿映画祭でその年は市川崑さんの特集だったのだけど、この作品の上映後、学生さんらしき若い人が来場されていた岸恵子さんに、「勉強になりました!」と深く頭を下げていたのを私は横で見ていました。
「おとうと」を観る度にこの二つのことを思い出します。
そしてこれは4K修復盤ということですが、色彩が濃く鮮明で、げんが着ている着物にしてもその色や柄が目に迫って来るようで、また夕暮れを背景に佇んでいる姉と弟の姿は神がかっているような美しさで、こんなに美しく綺麗な「おとうと」を観たのは初めてです。
同梱の監督の書き込みのあるシナリオ、当時の新聞記事や監督の談話、対談などを載せたブックレットも非常に興味深く、何故いままで購入しなかったのかと自分の不明を恥じたいくらいです。
二十歳の時にこの作品を観て以来40年が経ちましたが、未だにこれを超える作品には出会えないでいます。
胸に染み入るような、あるいは突き刺さるような台詞を散りばめた見事な脚本、そしてそれを鮮やかに、メリハリを利かせて具現化して行った演出、素晴らしい役者陣。
後半の鍋焼きうどんの辺りから涙腺が緩んでしまい、話が進むにつれいつもむせび泣いてしまいます。
姉と弟を演じる役者さんの年齢を指摘する方もいるけれど、市川崑さんは人工的な芝居を求める向きがあるので、リアルよりお芝居を採ったということでしょう。もともと姉と弟の台詞のやり取りがちょっと芝居がかっているし、弟の母親代わりという意識からか姉の台詞が少し大人めいている上、チラッと女の部分を覗かせたりもするので、それらを見通しての起用なのだと思います。あれを役に近い年齢の役者さんが演じていたら、果たしてこの映画が達した頂に届いたかどうか。
昔池袋の名画座で観覧した時、笑わせるところでドッと沸き、泣くところでみんなが悲しみ、場内がこの映画を見守るような一体感に包まれて行ったという得難い経験をしました。
あと30年程前、旧日本映画学校主催の新宿映画祭でその年は市川崑さんの特集だったのだけど、この作品の上映後、学生さんらしき若い人が来場されていた岸恵子さんに、「勉強になりました!」と深く頭を下げていたのを私は横で見ていました。
「おとうと」を観る度にこの二つのことを思い出します。
そしてこれは4K修復盤ということですが、色彩が濃く鮮明で、げんが着ている着物にしてもその色や柄が目に迫って来るようで、また夕暮れを背景に佇んでいる姉と弟の姿は神がかっているような美しさで、こんなに美しく綺麗な「おとうと」を観たのは初めてです。
同梱の監督の書き込みのあるシナリオ、当時の新聞記事や監督の談話、対談などを載せたブックレットも非常に興味深く、何故いままで購入しなかったのかと自分の不明を恥じたいくらいです。
2018年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
市川崑監督となればこの映画を外す訳にはいかない。これもまた素晴らしい作品で姉弟愛の深い絆に感銘を受ける。継母が絡む複雑な家庭の中にあって、姉の “げん” は不良化する弟に対しても慈しむような愛情を惜しまず与え支えようとする。その姿勢に感動せずにはいられなかった。だがこの映画には別なテーマがある。それが田中絹代演ずる継母の存在。彼女との関わりこそがこの映画の要諦。
継母はリューマチで体の自由が利かない。これが不協和音となって調和が図れず、何かと宗教を持ち出しては家族を戒め自分を認識させようとする。明らかに異分子となった彼女が家庭を軋ませる。こんな環境に父親も無理に割り込もうとはしない。継母は自分への疎外感を宗教に縋る事で払拭しようとするが救われない。弟が不良化するのもこのような継母への反発であり抵抗の意思表示とするならこの展開は予想できる。
だがこの映画が凄いのはここからである。こんな歪な関係を抱え込んだ家族が終盤に入るや劇的変化を遂げる。それは死を意識した弟が求心力となって家族を結び付けるのだ。不良を極めたその反作用が彼を聖人のように変えてゆき、自分の命と引き換えに家族の根底に溜まっていた澱を取り除こうとする。自己犠牲となって家族を浄化しようとしたのは弟だった。それはこの家族が特殊であるが故に普通では収まらないという事が解っていたのだ。
家族を困らせた弟が実は最も家族の行く末を案じていた。不良となったのは必然。それが彼の運命であり役割ではなかったか、そう思わせるような反転が齎した天命ともいえる弟の死とその意味の大きさ。それが姉を愕然とさせ卒倒させる衝撃。この終盤で家族の方向性が予期せぬ形で変容し、それまで燻っていた継母と “げん” との確執を浮かび上がらせ、和解を匂わせたその期待感に一抹の不安を感じさせるような形で締め括った市川崑監督の演出。このラストに解釈の幅を持たせた監督の力量と構成に唸った。
【雑感】
継母は宗教を通じて自分なりのケジメを付けて碧郎の死を受け入れた。だが “げん” にはこれができていない。弟の死を最も重く受け留めたその直後に卒倒した自分が情けないのだ。これでは姉としての示しがつかない。『お母さん、休んでて下さい』はそんな姉としての自覚と責任の表れで、その不本意な立場を気丈さで隠した。だがそれ以上に感じたのは碧郎を最も愛し理解しているのは自分であるという意思表示で継母の介入を阻んだように見えるのだ。そこから伝わるのは姉にとって碧郎は弟以上の存在だったという事。
継母と “げん” との確執を突いたその女性心理で両者を巧みに操った終盤での展開。これが姉のプライドとなって継母への対抗意識を感じさせるラストへと繋がる。これは水木洋子の脚本によるものだろう。この女性2人の水面下での絡みは見応え充分である。その意味でも田中絹代は重要な役割を果たしている。
【雑感2】
この映画は今回のBD4K高画質による恩恵を得る事ができる。それは宮川一夫の撮影で、これが忠実に再現されたのではないか。派手な発色を抑え、敢えてくすんだような色合いにして家族を描く構想に大正時代の日本家屋が持つレトロな雰囲気が見事に溶け込んだその印象は懐古的味わいがありながら深い趣があり愛着が湧く。公開当時の観客はこの映像を観ていたのではないかと思われる。
このオリジナル映像の復活により改めてこの映画の核心たる部分が抽出され、より一層この作品への理解力が強まった。そんな印象が強い。この映画が1960年度キネマ旬報ベストテン第1位に選出された高評価にも合点がゆく。
継母はリューマチで体の自由が利かない。これが不協和音となって調和が図れず、何かと宗教を持ち出しては家族を戒め自分を認識させようとする。明らかに異分子となった彼女が家庭を軋ませる。こんな環境に父親も無理に割り込もうとはしない。継母は自分への疎外感を宗教に縋る事で払拭しようとするが救われない。弟が不良化するのもこのような継母への反発であり抵抗の意思表示とするならこの展開は予想できる。
だがこの映画が凄いのはここからである。こんな歪な関係を抱え込んだ家族が終盤に入るや劇的変化を遂げる。それは死を意識した弟が求心力となって家族を結び付けるのだ。不良を極めたその反作用が彼を聖人のように変えてゆき、自分の命と引き換えに家族の根底に溜まっていた澱を取り除こうとする。自己犠牲となって家族を浄化しようとしたのは弟だった。それはこの家族が特殊であるが故に普通では収まらないという事が解っていたのだ。
家族を困らせた弟が実は最も家族の行く末を案じていた。不良となったのは必然。それが彼の運命であり役割ではなかったか、そう思わせるような反転が齎した天命ともいえる弟の死とその意味の大きさ。それが姉を愕然とさせ卒倒させる衝撃。この終盤で家族の方向性が予期せぬ形で変容し、それまで燻っていた継母と “げん” との確執を浮かび上がらせ、和解を匂わせたその期待感に一抹の不安を感じさせるような形で締め括った市川崑監督の演出。このラストに解釈の幅を持たせた監督の力量と構成に唸った。
【雑感】
継母は宗教を通じて自分なりのケジメを付けて碧郎の死を受け入れた。だが “げん” にはこれができていない。弟の死を最も重く受け留めたその直後に卒倒した自分が情けないのだ。これでは姉としての示しがつかない。『お母さん、休んでて下さい』はそんな姉としての自覚と責任の表れで、その不本意な立場を気丈さで隠した。だがそれ以上に感じたのは碧郎を最も愛し理解しているのは自分であるという意思表示で継母の介入を阻んだように見えるのだ。そこから伝わるのは姉にとって碧郎は弟以上の存在だったという事。
継母と “げん” との確執を突いたその女性心理で両者を巧みに操った終盤での展開。これが姉のプライドとなって継母への対抗意識を感じさせるラストへと繋がる。これは水木洋子の脚本によるものだろう。この女性2人の水面下での絡みは見応え充分である。その意味でも田中絹代は重要な役割を果たしている。
【雑感2】
この映画は今回のBD4K高画質による恩恵を得る事ができる。それは宮川一夫の撮影で、これが忠実に再現されたのではないか。派手な発色を抑え、敢えてくすんだような色合いにして家族を描く構想に大正時代の日本家屋が持つレトロな雰囲気が見事に溶け込んだその印象は懐古的味わいがありながら深い趣があり愛着が湧く。公開当時の観客はこの映像を観ていたのではないかと思われる。
このオリジナル映像の復活により改めてこの映画の核心たる部分が抽出され、より一層この作品への理解力が強まった。そんな印象が強い。この映画が1960年度キネマ旬報ベストテン第1位に選出された高評価にも合点がゆく。
2011年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1990年にテレビドラマとして放映されたもので、DVDでは発売されていないので、中古ビデオでしか観る事は出来ない。当時由貴ちゃんは24歳くらい、キムタクは19歳位だが幼く見える。内容はこれといって特筆するものではない。由貴ちゃんのファンなら楽しめると思うが。
2010年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リメイクされた山田洋二監督「おとうと」は、市川昆監督へのオマージュと言われる。また、母親役をした田中絹代に敬意をこめて、今回の母親役に「絹代」と命名された。
姉岸惠子の熱演、弟川口浩のはかない若者の抵抗・・・ふたりの妖しいまでの愛憎が見事に交差し、登場する義理の母がいかにも意地悪くわがままな様子が、当時の第一線の役者たちによって流れる。贖いきれない女性のしたたかさと哀愁を見事に描いた作品である。
同じ「おとうと」という題名が少し哀しい。
姉岸惠子の熱演、弟川口浩のはかない若者の抵抗・・・ふたりの妖しいまでの愛憎が見事に交差し、登場する義理の母がいかにも意地悪くわがままな様子が、当時の第一線の役者たちによって流れる。贖いきれない女性のしたたかさと哀愁を見事に描いた作品である。
同じ「おとうと」という題名が少し哀しい。
2019年7月30日に日本でレビュー済み
姉と弟の家族の絆(切れるなら切りたい絆)話としては、珍しいものではない。多かれ少なかれ、問題児となる親族はどこの家庭にもある。本作品の魅力は、鶴瓶のキャラクターが総てである。吉永は、その引き立て役に過ぎない。そして、鶴瓶は、地で役をやっている。演技の部分はどこにもない。