ヴォーン・ウィリアムズの交響曲、しかも標題なしの6番と9番のホ短調のカップリング・・・
買うのにチョット勇気が要るが、聴いてみると両曲ともナカナカの力作!
6番は、1~3楽章は激しく荒々しい曲想・・・
が終楽章は打って変わってppのみの静寂さ!!
9番は、ヴォーン・ウィリアムズの白鳥の歌・・・
(初演の4か月後に亡くなった)
2楽章では珍しいフリューゲルホルンの独奏あり、3楽章はサックスが大活躍、終楽章はハープのアルペジオが印象的(まるでこの世にさよならを云ってるかのよう)!!
録音はやや古いが、プレヴィン/ロンドン響が熱演・・・
近代の作品らしくオケもよく鳴り聴き応えも十分、古典派やロマン派を聴き飽きた、隠れた名曲が聴きたい向きには超お薦め!!!