内容紹介
2003年春に発表され、全世界的に賞賛されたファースト・アルバム「yupi」に続いてのセカンド・アルバムが本作「epitaph」。 ピアノを中心とした管楽器、弦楽器による生音のアンサンブルにサイン波、クリック音などのエレクトロニックなサウンドが溶け合い、艶やかで清々しい音楽を創出。 ミニマルなコンテンポラリー・ミュージックのようで、音響/エレクトロニカ的でもあり、アンティークの家具のような普遍的音楽でもある本作。丁寧に配慮された生音の豊かな響き、美しいハーモニー、練られたアレンジが聴く者を飽きさせない構成になっており、各楽曲の背景にあらゆる音楽の要素を垣間見る事ができる、エレガントでピュアなマイクロコズミック・サウンドスケープ。
アーティストについて
'74年東京生まれ。作曲家/ピアニスト。幼少時からクラシック・ピアノに親しみ、高校在学時に作曲を開始、同時にコンピュータを使った作品の創作も始める。その後、東京の音大に入学し、作曲を専攻。演奏活動、コンピレーションCDへの参加、他アーティストのプロデュースなど、活動の場を広げる。 2003年4月。そうして培ってきた感性と経験の集大成ともいえる自身初のアルバム作品「yupi」をPLOPレーベルからリリース。 ピアノ・オーケストラ・エレクトロニクス・フィールドレコーディング等の手法を用いて制作されたこの作品では、非常に深みのあるイマジネイティヴでファンタジカルなサウンドスケープを完成させた。 尚、この作品は、ヨーロッパ、アメリカを中心に大小40誌以上のメディアに紹介され、ドイツDE:BUG誌のレビューにおいては五つ星獲得、イギリスのTV局BBCにて楽曲が使用されるなど全世界的に高い評価を受けた。 今後の予定としては、米AUDIO DREGSレーベルのコンピレーション、独STAUBGOLDレーベルからのエッケハルト・イーラーズ監修のコンピレーションに参加予定。日本国内では過去、"world's end girlfriend"のアルバムにピアニストとして参加。鈴木惣一郎のプロジェクト"world standard"のアルバムにも参加予定。 ライブアクトとしては2003年10月に坂本龍一主催の団体「code」のイベントにSketch Show(細野晴臣/高橋幸宏)らと共に出演したほか2004年4月には独MORR MUSICレーベルのジャパン・ツアーの東京公演でのサポートを務めた。