フェレータという題名が表す通り、「裏切り」が鍵となるゲームです。
プレイヤーは白鷲、赤薔薇の2チームに別れます。
この二つの土地間の抗争をメインにゲームは進行していきます。
このゲームの肝となるのは職業選択。
ラウンドの最初に、スタートプレイヤーから順にカードドラフト式で職業を選択します。
職業は6種類あり、戦争の手助けをするもの、手札(戦争時に使う)を補充するものなど様々。
中でも重要なのはチームを変えることのできる「フェレータ」という職業。
このゲームにおいてチームはあってないようなもの。
勝利点さえ多く獲得すれば勝ちなので、勝利点を稼ぐために何度も何度もチームを変えながらゲームを進めることになります。
回ってきた手札にフェレータがないと途端に始まる疑心暗鬼。
最初に職業はランダムに1枚抜かれてしまうので、フェレータがないからといってフェレータを誰かがとったとも限らないところが面白いところ。
壮絶な心理戦が始まることでしょう。
回ってきた手札にフェレータがないとか嘘をついたり、俺は○○を取るといったブラフをかけたりw
最後の職業公開の瞬間は盛上がること必至です。
そんな面白いボードゲームですが、少々不満点が…。
4人プレイだと、厳しい立場に追い込まれるプレイヤーが出てくることがあるということです。
3vs1になってしまうと非常に厳しくなります。自分もチームを変えて4vs0になっても、得点は皆に入るので差をつめることはできません。
私もプレイしていて3vs1に序盤早々追い込まれて、そのゲーム中はトップ争いからは蚊帳の外…なんてこともありました(プレイングが下手と言われればそれまでなのですが。)
そういった展開があることもあるということを付記しておきます。
なお得点ボードがついていません。ポーカーチップや得点ボード(作者のサイトに公開されている)ものを使いましょう。
品番 | 76006 |
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電池付属 | いいえ |
対象性別 | ユニセックス |
商品モデル番号 | 76006 |
梱包サイズ | 9 x 5.8 x 2.4 cm; 81.65 g |
ASIN | B000U4UNLC |