サウロファガナクスのカードは付いてきたりこなかったりします。カードも欲しいならしっかり確認を。
Wi-Fi配信限定だったメガラプトル狙いで買ったんですが、ものの見事に大ハズレ。
まあダメ元だったので予想通りでしたが……。
なおごく稀にチートツールを使ったとおぼしきROMが出回っているようで、私が購入したもののうち一本は
恐竜図鑑コンプ済み…なのはいいとして「本来は絶対に仲間にできない恐竜」(フクイサウルス、フクイラプトル、ガストニア、パキケファロサウルス)や、テリジノサウルス、カロノサウルス、メガロサウルス等の「そもそもゲーム内に登場しないはずの恐竜」まで入手済みになっている異常な状態でした。
まあこれといって不具合はなく、普通にプレイできてますが……。
不具合といえば、通信交換で相手に渡す恐竜カードを選ぶ際に高い割合でフリーズを起こす点に注意してください。
普通にプレイしているときや技カード・恐竜の化石を選んでいるときだと問題ないんですが、恐竜カードを選んでいるときに限ってやたら頻繁に止まります。
下画面に表示されてる恐竜の名前がバグったらその前兆で、この場合はすぐにBボタンを押せば回避できます。しかし普通にスクロールしていてもよくフリーズするので始末に負えない……
なお選び終えて通信待機・交換までこぎ着ければフリーズはしないので安心。
内容についてですが、キッズゲームということでかなりマイルドなストーリーではあるもののなかなか面白い一本。
BGMも良く、アニメ版に登場したチビ恐竜、アクト団の「アクト恐竜」も登場します(基本的にクリア後までお預けですが……)。
ただ、短めな一本道タイプなのでちょっと物足りない感じはします。
一応クリア後も物語が続いていくタイプなのですが、初回クリア時点でほぼ完結。あとは後日談として冒頭の会話イベントがある程度。
なおアクト団が敵だった当時の発売だったので、ザンジャークの面々やアーケード版の後期に初登場した恐竜は登場しません(例えばクリオロフォサウルスやパウパウサウルスはアーケード後期にシークレット恐竜になりましたが、本作では助っ人恐竜としてのみ登場)。
もちろんゲームオリジナルの幹部とか真の黒幕(隠しボス)とかもいません。
というわけで、2周目以降でも元気にアクト団メンバーがボスを努めます。
育成に関してはそれなりに親切設計なので、クリアしたらあとは好きなように恐竜育てて楽しんでね、って感じですね。
なお恐竜についてはムシキングと違ってリアルの手持ちカードを使う訳ではないため、フィールドで化石を掘って自力で手持ちを工面することになります(「Dサイト」という拠点的な施設に戻ってから化石クリーニング)。
さすがに「化石が体の一部だけ」とか「化石が壊れてクリーニング失敗…」なんてことはないものの、何が出るかは運任せ。
属性ごとに化石モデルが違うので慣れればある程度の判別はできますが、いざレアな恐竜を探し当てるとなると至難の技。
やはりと言うべきか図鑑コンプリートの暁には素晴らしいごほうび(シークレット恐竜のエオラプトル)を入手できますが、Wi-Fiが終わっちゃったので今となってはまず無理ですね~……。
というのも発掘では入手できない配信限定が2種類いまして(ディノニクスとメガラプトル)、このせいでメチャクチャハードルが高いんですよ。
ディノニクスはWHF2008限定だったからか図鑑完成には不要、一方メガラプトルはしっかりコンプリート条件に入っていて入手必須。当然救済措置なんかなし。
つまりマトモにコンプを目指すとメガラプトルを引き当てない限りどう足掻いてもあと一歩及ばない生殺し仕様で、中古ソフトで引き当てるか通信交換で貰うしかないというわけです。
※実はディノニクスには恐竜あんごう「草水雷風水炎土炎」がありますが、配信データがセットで必要なのでこの暗号だけあっても入手できないんです(しかも受け渡し不可)。ああ無情…
彼らが欲しければとにかく買い集めるしかないのが実情ですが、潔く割り切っちゃった方がいいかもしれませんね。
最後までお読みくださった方、お疲れさまでした。