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戦闘妖精雪風 DVD-BOX
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フォーマット | ドルビー, 限定版, 色 |
コントリビュータ | 堺 雅人.中田譲治.池田昌子.麻上洋子, 大倉雅彦 |
稼働時間 | 3 時間 20 分 |
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メーカーによる説明
戦闘妖精雪風 Blu-ray Disc Box (スタンダード版) | 戦闘妖精雪風 Blu-ray Disc Box (初回限定生産) | 戦闘妖精雪風 DVD-BOX | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
110
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5つ星のうち4.4
110
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5つ星のうち4.4
110
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価格 | ¥11,178¥11,178 | — | ¥13,980¥13,980 |
製品仕様 | Blu-ray | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2012/12/21 | 2008/1/25 | 2008/1/25 |
商品の説明
シリーズ累計25万枚を超える大ヒットOVAがリーズナブルな価格の期間限定生産DVD-BOXで再リリース!
異星フェアリイの空で孤独に戦う男がいる。だが零よ、必ず帰って来い!
封入特典 特製ブックレット(20P)
他、仕様 BOXイラスト:多田由美描き下し
インナージャケット・イラスト:橋本浩一描き下し
【5話収録】
南極大陸の一角に突如出現した巨大な霧の柱。それは異星体ジャムの地球侵略用超空間通路だった。地球防衛機構は「通路」の向こう側、惑星フェアリイ上でジャムの侵攻を食い止めるために、フェアリイ空軍を設立し、前哨基地を置いた。30年以上に及ぶ人類とジャムの戦いに、今だ終わりは見えなかった・・・・・・。
人間を信頼するより機械である戦術戦闘電子偵察機「雪風」を信頼する青年、深井零が愛機に乗り戦闘情報を収集するうちにジャムと接触する。ジャムは零と雪風に興味を示す一方、人間に対してあるゆる手段を使い戦いを挑んでくる。この戦いは何のための戦いなのか。やがてジャムはフェアリイ空軍に総攻撃を開始する・・・。
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.8 x 14.2 x 5.2 cm; 439.98 g
- EAN : 4934569631824
- 監督 : 大倉雅彦
- メディア形式 : ドルビー, 限定版, 色
- 時間 : 3 時間 20 分
- 発売日 : 2008/1/25
- 出演 : 堺 雅人.中田譲治.池田昌子.麻上洋子
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B000UTSNG4
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 134,451位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 23,748位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とりあえず見れれば良い人にはオススメ
2022年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Beautifully animated and thought provoking anime that is really more about the relationship between a high tech fighter/reconnaissance plane and it's pilot. Forming a symbiotic relationship over time. The mecha designs and aerial combat scenes are some of the best you will ever see, live action or animated. It's a short sci fi series, but worthwhile owning nonetheless. The 3 discs come housed in a sturdy slipbox. Region Free and with an excellent English dub and subs, and 4:3 aspect ratio.
2022年11月3日に日本でレビュー済み
原作は1984年に文庫刊行された神林長平作の小説。
物語の舞台は、ジャムの出現と共に南極に現れた「超空間通路」を通った先にある、フェアリィと呼ばれる惑星である。
突如地球に現れた異性体「ジャム」。これを撃退した人類は、ジャムの本拠地である、惑星フェアリィへ侵攻することに成功する。そこに築かれた対ジャム線の最前線基地。FAF(フェアリィ空軍) 。
当時地球人の関心を引いていたジャムの存在も、戦場が異世界に移ったことや、長引く戦争に戦力消耗を嫌った各国がこぞって社会不適合者(犯罪者など)を送り込むようになったことで次第に関心を失っていく。
【operation 1】
フェアリィ空軍・特殊戦第5飛行戦隊。通称「ブーメラン戦隊」に所属する主人公・深井零〈ふかい れい〉少尉。(少尉とはヒラの軍人である)
彼はとある罪※で軍送りになった20代の青年である。(※スピンオフ作品では勤め先に放火したり、窃盗団の一員だったりするが、アニメでは明記されていない)
「ブーメラン戦隊」は、戦友を見捨てても敵の情報を持ち帰ることのみを目的に編成された、他人に関心を持たない人間の集団だった。
深井零もその中の1人である。彼は自らの愛機である、電子偵察機Bー503 スーパーシルフ「雪風」に絶対的な信頼を置いている。他の誰が何をしようと関係ない、自分には雪風さえいればいい、と本気で思っていた。
零の数少ない友人でもあり、ブーメラン戦隊の指揮官であるジェイムズ・ブッカー少佐は考えた。雪風をはじめとするスーパーシルフは、他と独立した高度なAIを有する特別な機体だ。その技術を応用すれば、戦闘機の無人運用が十分可能である。その方がパイロットの犠牲もない。
「雪風に乗れなければ、意味が無い。他になにもないんだ!」
零とブッカーは対立する。
そんな中、零は作戦行動中にジャムの襲撃に合い、帰還不能に陥る。
どうせ雪風に乗れなくなってしまうのだからこれでいいんだ、と自爆の覚悟を決める零だが、雪風はこれを拒否。零のみを脱出させ、自らは試験運行中だった無人試作機に機体情報をコピーし、自爆する。
「はたしてこの戦いに人類は必要なのか?」
【operation 2】
零は一命を取り留めたが、植物状態に陥っていた。回復の一助になれば、と雪風のフライトを見学させるブッカー少佐。
スーパーシルフ雪風の自爆後、新たな機体「メイヴ」を得て無人機として運用されていた雪風。作戦行動中に管制制御を外れ、味方基地を空爆する。それとタイミングを合わせるように、まるで雪風と繋がっているように、零の指が発射スイッチを押す動作をしていた。
雪風の暴走を疑う管制室に植物状態であったはずの零の声が響く「そこにジャムがいる。見えないのか!」
モニターには「You have control Mt.FUKAI」のメッセージ。ジャムと戦うには深井零というパイロットが必要不可欠だ、という雪風からのメッセージだった。
【operation 3】
零が前線に復帰して間もなく、フェアリィ空軍が要する巨大空母「バンシーIV」が友軍機を撃墜するという事件が起きる。システムの異常を疑ったFAFは、零と技術者のトマホーク・ジョンを指名して調査に当たらせる。
無人の艦内を調査中、バンシーIVはジャムに汚染されているのでは、と疑う零。「まさか」と真に受けないジョン。
気さくなトムは零に物怖じしない人だった。トムは寡黙な零にも様々な話をした。自分は過去に心臓病を患っており、プルトニウムで駆動する人工心臓を入れていた。そのせいで入国すらできない国もあった。人に拒絶される度に自分は機械なのではないか?という思いに囚われること。零はやはり黙って聞いていたが一言「そんなヤツら、放っておけばいい」と言った。
そしてトムと別行動をした零は、ジャムがバンシーIVの乗組員を使って人間のコピーを試みている現場を目撃する。
その頃管制室では、バンシーIVが本来の周回軌道を外れたことから、墜落の危険があるため、撃墜用のミサイルが発射されていた。零に緊急退避を呼びかけるブッカー。隣でプロファイリングを行っていたフォス大尉が今回のバンシーIV派遣についての重要な事実を発見する。
ーフェアリィ空軍内でジャムとの内通が疑われる者の条件は以下の通り。対ジャムの前線において、一定期間消息不明になっていた者。現時点で該当者は2名。深井零中尉と、トマホーク・ジョン大尉。
ブッカーから知らせを聞き、急ぎトムに退避を呼びかける零。辿り着いた格納庫で雪風を模した雪風ではないものと交信しているトム。零の呼び掛けで正気に戻り、自分は何を、と呆然とする。
「私は⋯人間ですよね?」
「当たり前だ」と即答する零。トムと共に雪風の発進準備に取りかかる。時間が無い。
トムが首尾よく緊急発着ハッチを開く。昇降機が上昇を始める。急げ、と零が呼びかけてもトムは乗ってこない。キャノピが閉じる。雪風はオートフライトモードだ。
数刻後、零を乗せた雪風は無事フェアリィ基地に着陸していた。降りてこない零を心配するブッカーたち。フェアリィの空は雨だった。
【operation 4】
零とブッカーは、メイヴ雪風の新型エンジンテストのため地球へ赴くことになる。超空間通路を使ってまさに地球へ飛び込む、という直前にジャムが現れた。
ジャムごと地球へ飛び込んだ雪風に、ジャムの脅威を信じきれない地球軍側(日本海軍)は翻弄される。一機、また一機と撃墜され、ついに原子力空母まで撃沈。これには思わずブッカーも「地球の奴らじゃダメか」と、零に急いでジャムの撃墜を命じる。
ラムジェットブースターで限界を超えた出力を見せる雪風。音速を超え、かかるGに機体を揺らしながらジャムを撃墜していく。全てが終わった頃には燃料が尽きかけていた。
補給のため着陸した空母「アドミラル56」で零はジャーナリストのリン・ジャクスンに出会う。彼女は零に地球の現状を語った。ジャムがおとぎ話のような存在であること。それでも人類は進んでいくしかないこと。
「まるであんたは地球人ではないみたい(な言い方)だな」と悪態を付く零。「そういうあなたもね、フェアリィ星人」と負けないリン。
雪風の補給が終わる。乗り込んだ零に、ブッカーは後部座席から何かを指示する。呆れる零。
発進をアシストする誘導員の指示を無視し、空母の側面から後ろ向きに海へ落ちる雪風。広がる動揺。
間もなく響き渡る新型エンジン・スーパーフェニックスマーク11の音。雪風はホバリングしながら空母の先端まで進む。操縦桿をフルスロットルにする零。水しぶきで虹を作りながら空の彼方へ消えていく。乗組員からは歓声。雪風なりの別れの挨拶だった。
【operation 5】
FAF内部に不穏な動きあり。ロンバート大佐がジャムと内通し、クーデターを画策している。
特殊戦の総司令官、クーリィ准将は、FAFの最高責任者・ライトゥーム中将らを招いてお茶会を開く。膠着状態の対ジャム戦。消耗する基地・パイロット。そんな中、中将の口から出たのは「超空間通路はいつでも閉じることができる」という驚きの言葉だった。しかもそれだけではなく、中将はロンバート大佐の裏切りも黙認していたと言う。
このままでは、FAFは負ける。クーリィ准将はフェアリィ基地からの全軍撤退を決める。
裏切り者ロンバートとその一味の掃討に当たる無人運用の雪風。作戦行動後に、そのAIとフライト情報を地球への手土産としたいライトゥームによって凍結されてしまう。
迫るジャムの大群。1人でも多く撤退させるため、雪風と零という「最強のカード」を切る決断をするクーリィ准将。死にに行くようなもの、と取り乱すブッカー少佐。
雪風と零のラストフライトが近付いていた。
【ここから作品について】
細かい描写の違いはあるが、アニメはおおむね原作小説をなぞっている(最後のみ大きく改変)
しかし原作を知らない多くの人は、説明不足と感じる点が多々あるだろう。
それでもこの作品が高く評価されている理由は、実際に航空自衛隊まで取材に赴くほどの「リアル」に拘った戦闘描写や効果音。そして今見てもほとんど遜色がない高度なCG(実に20年前のアニメである)だ。
余談だが、原作者の神林先生は、以前にもアニメ化についての話をいくつかもらっていたそうだが全て断っており、GONZOからの企画書を見て熱意を感じ、アニメ化を許可したそうだ。
そういった背景も含めて原作読了後に視聴すると、「この時はああいったことが起きていたのか!」と一時停止してもわからないような細かい部分まで緻密に作られていることに惹き込まれてしまう。まさしく雪風沼にハマってしまうのである。
Operation 1〜5までで、原作小説「戦闘妖精雪風」と第2作「グッドラック 戦闘妖精雪風」までを主に映像化している。
そしてフェアリィ星での戦いは未だ続いており、第3作である「アンブロークンアロー」第4作の「アグレッサーズ」を経て現在はSFマガジン本誌にて連載中だ。
残念ながらアニメ最終話から「アンブロークンアロー」へは繋がらないので、原作を履修したい人には「戦闘妖精雪風〈改〉」から読むことをオススメする。(〈改〉は加筆に加え、零と雪風の出会いを描いた短編「棘を抜く者」が収録されている)
アニメと違い、特殊戦のエースにふさわしく成長していく零や、更に容赦のない雪風、地球旅行する零、続くロンバート大佐との戦い、新たな登場人物(桂城彰少尉・田村伊歩大尉)など盛りだくさんだ。
神林長平ファンの私としては、もちろん映像作品としての新作も願ってやまない。
物語の舞台は、ジャムの出現と共に南極に現れた「超空間通路」を通った先にある、フェアリィと呼ばれる惑星である。
突如地球に現れた異性体「ジャム」。これを撃退した人類は、ジャムの本拠地である、惑星フェアリィへ侵攻することに成功する。そこに築かれた対ジャム線の最前線基地。FAF(フェアリィ空軍) 。
当時地球人の関心を引いていたジャムの存在も、戦場が異世界に移ったことや、長引く戦争に戦力消耗を嫌った各国がこぞって社会不適合者(犯罪者など)を送り込むようになったことで次第に関心を失っていく。
【operation 1】
フェアリィ空軍・特殊戦第5飛行戦隊。通称「ブーメラン戦隊」に所属する主人公・深井零〈ふかい れい〉少尉。(少尉とはヒラの軍人である)
彼はとある罪※で軍送りになった20代の青年である。(※スピンオフ作品では勤め先に放火したり、窃盗団の一員だったりするが、アニメでは明記されていない)
「ブーメラン戦隊」は、戦友を見捨てても敵の情報を持ち帰ることのみを目的に編成された、他人に関心を持たない人間の集団だった。
深井零もその中の1人である。彼は自らの愛機である、電子偵察機Bー503 スーパーシルフ「雪風」に絶対的な信頼を置いている。他の誰が何をしようと関係ない、自分には雪風さえいればいい、と本気で思っていた。
零の数少ない友人でもあり、ブーメラン戦隊の指揮官であるジェイムズ・ブッカー少佐は考えた。雪風をはじめとするスーパーシルフは、他と独立した高度なAIを有する特別な機体だ。その技術を応用すれば、戦闘機の無人運用が十分可能である。その方がパイロットの犠牲もない。
「雪風に乗れなければ、意味が無い。他になにもないんだ!」
零とブッカーは対立する。
そんな中、零は作戦行動中にジャムの襲撃に合い、帰還不能に陥る。
どうせ雪風に乗れなくなってしまうのだからこれでいいんだ、と自爆の覚悟を決める零だが、雪風はこれを拒否。零のみを脱出させ、自らは試験運行中だった無人試作機に機体情報をコピーし、自爆する。
「はたしてこの戦いに人類は必要なのか?」
【operation 2】
零は一命を取り留めたが、植物状態に陥っていた。回復の一助になれば、と雪風のフライトを見学させるブッカー少佐。
スーパーシルフ雪風の自爆後、新たな機体「メイヴ」を得て無人機として運用されていた雪風。作戦行動中に管制制御を外れ、味方基地を空爆する。それとタイミングを合わせるように、まるで雪風と繋がっているように、零の指が発射スイッチを押す動作をしていた。
雪風の暴走を疑う管制室に植物状態であったはずの零の声が響く「そこにジャムがいる。見えないのか!」
モニターには「You have control Mt.FUKAI」のメッセージ。ジャムと戦うには深井零というパイロットが必要不可欠だ、という雪風からのメッセージだった。
【operation 3】
零が前線に復帰して間もなく、フェアリィ空軍が要する巨大空母「バンシーIV」が友軍機を撃墜するという事件が起きる。システムの異常を疑ったFAFは、零と技術者のトマホーク・ジョンを指名して調査に当たらせる。
無人の艦内を調査中、バンシーIVはジャムに汚染されているのでは、と疑う零。「まさか」と真に受けないジョン。
気さくなトムは零に物怖じしない人だった。トムは寡黙な零にも様々な話をした。自分は過去に心臓病を患っており、プルトニウムで駆動する人工心臓を入れていた。そのせいで入国すらできない国もあった。人に拒絶される度に自分は機械なのではないか?という思いに囚われること。零はやはり黙って聞いていたが一言「そんなヤツら、放っておけばいい」と言った。
そしてトムと別行動をした零は、ジャムがバンシーIVの乗組員を使って人間のコピーを試みている現場を目撃する。
その頃管制室では、バンシーIVが本来の周回軌道を外れたことから、墜落の危険があるため、撃墜用のミサイルが発射されていた。零に緊急退避を呼びかけるブッカー。隣でプロファイリングを行っていたフォス大尉が今回のバンシーIV派遣についての重要な事実を発見する。
ーフェアリィ空軍内でジャムとの内通が疑われる者の条件は以下の通り。対ジャムの前線において、一定期間消息不明になっていた者。現時点で該当者は2名。深井零中尉と、トマホーク・ジョン大尉。
ブッカーから知らせを聞き、急ぎトムに退避を呼びかける零。辿り着いた格納庫で雪風を模した雪風ではないものと交信しているトム。零の呼び掛けで正気に戻り、自分は何を、と呆然とする。
「私は⋯人間ですよね?」
「当たり前だ」と即答する零。トムと共に雪風の発進準備に取りかかる。時間が無い。
トムが首尾よく緊急発着ハッチを開く。昇降機が上昇を始める。急げ、と零が呼びかけてもトムは乗ってこない。キャノピが閉じる。雪風はオートフライトモードだ。
数刻後、零を乗せた雪風は無事フェアリィ基地に着陸していた。降りてこない零を心配するブッカーたち。フェアリィの空は雨だった。
【operation 4】
零とブッカーは、メイヴ雪風の新型エンジンテストのため地球へ赴くことになる。超空間通路を使ってまさに地球へ飛び込む、という直前にジャムが現れた。
ジャムごと地球へ飛び込んだ雪風に、ジャムの脅威を信じきれない地球軍側(日本海軍)は翻弄される。一機、また一機と撃墜され、ついに原子力空母まで撃沈。これには思わずブッカーも「地球の奴らじゃダメか」と、零に急いでジャムの撃墜を命じる。
ラムジェットブースターで限界を超えた出力を見せる雪風。音速を超え、かかるGに機体を揺らしながらジャムを撃墜していく。全てが終わった頃には燃料が尽きかけていた。
補給のため着陸した空母「アドミラル56」で零はジャーナリストのリン・ジャクスンに出会う。彼女は零に地球の現状を語った。ジャムがおとぎ話のような存在であること。それでも人類は進んでいくしかないこと。
「まるであんたは地球人ではないみたい(な言い方)だな」と悪態を付く零。「そういうあなたもね、フェアリィ星人」と負けないリン。
雪風の補給が終わる。乗り込んだ零に、ブッカーは後部座席から何かを指示する。呆れる零。
発進をアシストする誘導員の指示を無視し、空母の側面から後ろ向きに海へ落ちる雪風。広がる動揺。
間もなく響き渡る新型エンジン・スーパーフェニックスマーク11の音。雪風はホバリングしながら空母の先端まで進む。操縦桿をフルスロットルにする零。水しぶきで虹を作りながら空の彼方へ消えていく。乗組員からは歓声。雪風なりの別れの挨拶だった。
【operation 5】
FAF内部に不穏な動きあり。ロンバート大佐がジャムと内通し、クーデターを画策している。
特殊戦の総司令官、クーリィ准将は、FAFの最高責任者・ライトゥーム中将らを招いてお茶会を開く。膠着状態の対ジャム戦。消耗する基地・パイロット。そんな中、中将の口から出たのは「超空間通路はいつでも閉じることができる」という驚きの言葉だった。しかもそれだけではなく、中将はロンバート大佐の裏切りも黙認していたと言う。
このままでは、FAFは負ける。クーリィ准将はフェアリィ基地からの全軍撤退を決める。
裏切り者ロンバートとその一味の掃討に当たる無人運用の雪風。作戦行動後に、そのAIとフライト情報を地球への手土産としたいライトゥームによって凍結されてしまう。
迫るジャムの大群。1人でも多く撤退させるため、雪風と零という「最強のカード」を切る決断をするクーリィ准将。死にに行くようなもの、と取り乱すブッカー少佐。
雪風と零のラストフライトが近付いていた。
【ここから作品について】
細かい描写の違いはあるが、アニメはおおむね原作小説をなぞっている(最後のみ大きく改変)
しかし原作を知らない多くの人は、説明不足と感じる点が多々あるだろう。
それでもこの作品が高く評価されている理由は、実際に航空自衛隊まで取材に赴くほどの「リアル」に拘った戦闘描写や効果音。そして今見てもほとんど遜色がない高度なCG(実に20年前のアニメである)だ。
余談だが、原作者の神林先生は、以前にもアニメ化についての話をいくつかもらっていたそうだが全て断っており、GONZOからの企画書を見て熱意を感じ、アニメ化を許可したそうだ。
そういった背景も含めて原作読了後に視聴すると、「この時はああいったことが起きていたのか!」と一時停止してもわからないような細かい部分まで緻密に作られていることに惹き込まれてしまう。まさしく雪風沼にハマってしまうのである。
Operation 1〜5までで、原作小説「戦闘妖精雪風」と第2作「グッドラック 戦闘妖精雪風」までを主に映像化している。
そしてフェアリィ星での戦いは未だ続いており、第3作である「アンブロークンアロー」第4作の「アグレッサーズ」を経て現在はSFマガジン本誌にて連載中だ。
残念ながらアニメ最終話から「アンブロークンアロー」へは繋がらないので、原作を履修したい人には「戦闘妖精雪風〈改〉」から読むことをオススメする。(〈改〉は加筆に加え、零と雪風の出会いを描いた短編「棘を抜く者」が収録されている)
アニメと違い、特殊戦のエースにふさわしく成長していく零や、更に容赦のない雪風、地球旅行する零、続くロンバート大佐との戦い、新たな登場人物(桂城彰少尉・田村伊歩大尉)など盛りだくさんだ。
神林長平ファンの私としては、もちろん映像作品としての新作も願ってやまない。
2018年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リリースから10年以上経過してこれを購入する意味を考えると、やはり何度見ても面白い、新たな発見新たな解釈があるという点があげられる。もっともそうでもなければbluerayを買う意味はないが・・・
それだけに古さがかなり気になる。SFなんてそういうものだといえばそれまでだが。
そういえばboxはスリムといえばスリムだが通常のdvdトールケース3枚分のスペース+ブックレットなのでもっとコンパクトにできるだろという感触。
特典映像は期待の方向性にもよるだろうがメインの制作側ではなくいさく氏がフィーチャーされた感じでありファンでなければうーんの内容。それだけのためにBOXを買うのはお勧めできない。そんな人もいないだろうが。
それだけに古さがかなり気になる。SFなんてそういうものだといえばそれまでだが。
そういえばboxはスリムといえばスリムだが通常のdvdトールケース3枚分のスペース+ブックレットなのでもっとコンパクトにできるだろという感触。
特典映像は期待の方向性にもよるだろうがメインの制作側ではなくいさく氏がフィーチャーされた感じでありファンでなければうーんの内容。それだけのためにBOXを買うのはお勧めできない。そんな人もいないだろうが。
2013年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前回発売されたBOXを買い逃し、ネット通販をはじめ中古ショップで探してみると、プレミア価格がついて
凄い金額に。
付属のメイヴなんか要らないから何とかマトモな金額で入手出来ないものかと、半ば諦めかけていた処に再販の通知が。
欲しいと思った時に買っておくのが、精神衛生上宜しい様で(笑)。
作品については、単品DVDの頃から買っているので今更評価するまでもありませんが、メカ物・ヒコーキ物が好きな方は
一度御覧になっては如何でしょう。
確かに実際には有り得ない機動シーン等も有りますが、この手の作品には欠かせないリアルっぽいウソも必要なので。
現用機での空中戦なんてリアルに描けば実に地味で画にならないものでから。
ただ、神林長平氏の原作「戦闘妖精・雪風」とは様々な面で違いが有りますから、こういった「雪風」もあるんだと寛大な
気持ちで御覧になるのが宜しいかと。
自分にとっては、どちらも紛れもない「雪風」ではありますが。
凄い金額に。
付属のメイヴなんか要らないから何とかマトモな金額で入手出来ないものかと、半ば諦めかけていた処に再販の通知が。
欲しいと思った時に買っておくのが、精神衛生上宜しい様で(笑)。
作品については、単品DVDの頃から買っているので今更評価するまでもありませんが、メカ物・ヒコーキ物が好きな方は
一度御覧になっては如何でしょう。
確かに実際には有り得ない機動シーン等も有りますが、この手の作品には欠かせないリアルっぽいウソも必要なので。
現用機での空中戦なんてリアルに描けば実に地味で画にならないものでから。
ただ、神林長平氏の原作「戦闘妖精・雪風」とは様々な面で違いが有りますから、こういった「雪風」もあるんだと寛大な
気持ちで御覧になるのが宜しいかと。
自分にとっては、どちらも紛れもない「雪風」ではありますが。
2023年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近未来的構想や絵面が気に入り購入、十分見入ってしまえるほどの面白さに良い購入でした。
2018年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元のリマスターBOXが10年前の物なので仕方がないのだろうけど、現在の目で見るとかなり厳しい画質ですね・・・
テロップ類以外は全体的にボケていて、パッと見DVDと大差ないレベルに見えます。
昨今はアプコン技術の進化でSD画質の作品もHD作品と見違える位になることもあり
同じGONZO製のストライクウィッチーズ1期も近年の再アプコンでかなり向上したらしいですし
雪風ももう一度アプコンして欲しいです。
毀誉褒貶あった作品ですが、様々な障害を乗り越え、細部まで拘って作りこんだスタッフの魂を感じる作品です。
これだけの作品が今の画質のままなのは惜しいです。
テロップ類以外は全体的にボケていて、パッと見DVDと大差ないレベルに見えます。
昨今はアプコン技術の進化でSD画質の作品もHD作品と見違える位になることもあり
同じGONZO製のストライクウィッチーズ1期も近年の再アプコンでかなり向上したらしいですし
雪風ももう一度アプコンして欲しいです。
毀誉褒貶あった作品ですが、様々な障害を乗り越え、細部まで拘って作りこんだスタッフの魂を感じる作品です。
これだけの作品が今の画質のままなのは惜しいです。