内容紹介
ラヴ・メタルの使者、ヴィレ・ヴァロ率いるHIM
2年ぶりとなる待望の最新作はコンセプト・アルバム
日本盤のみCDエクストラ仕様
「キス・オブ・ドーン」プロモーション・ビデオ収録
ニュー・アルバム『ヴィーナス・ドーム』とは
前作『ダーク・ライト』がフィンランドのバンドとして、アメリカで初のゴールド・ディスク(50万枚のセールスをを記録)したHIM。そんな彼らの待望のニュー・アルバムがこの『ヴィーナス・ドゥーム』である。このアルバムをリリースする前に7/25から9/3まで全米をサーキットする、リンキン・パークがヘッドライナーであるプロジェクト・レヴォリューション・ツアーにマイ・ケミカル・ロマンス他とともに、参加する。
「パッションズ・キリング・フロア」はこのアルバム発売に先がけて、映画『トランスフォーマー』のサウンドトラックに収録された。1stシングルの「キス・オブ・ドーン」やオープニング・トラック「ヴィーナス・ドゥーム」など、メランコリックでヘヴィなサウンドにヴィレ・ヴァロの世界観を投影した歌詞が載ることで、ラヴ・メタルの耽美的な世界が見て取れる。「スリープウォーキング・パスト。ホープ」は10分を超える大作である。前作よりもよりヘヴィな作風が特徴である。
プロデュース:ティム・パーマー
アーティストについて
1997年:ヴィレ・ヴァロが19歳の時にデビュー・アルバム『GREAT LOVE SONGS VOL. 666』を発表。ヴィレ・ヴァロ本人がフィーチャーされたゴシック風なジャケットが、デビュー時から、彼等が明確な音楽の方向性を持っていたことを物語っている。ソングライターとしても非凡な才能を発揮するヴィレ・ヴァロ。デビュー時から、ブラック・サバス、タイプ・オー・ネガティブへのリスペクトを口にしている。そして、このアルバムからのヒット・シングルとなったクリス・アイザックの「ウィキッド・ゲーム」のカヴァーは彼らをネクスト・レベルへと押し上げる。
2000年:強力なドラマー、ガスを招き入れ、さらにラインナップを強化する。21日間という短期間で制作されたセカンド・アルバム『RAZORBLADE ROMANCE』からのシングル「ジョイン・ミー」はヨーロッパ規模でのビッグ・ヒットとなり、HIMへのファン・ベースは急速にヨーロッパ大陸に広がってゆく。
2001年:このレコードから、現在のキーボード・プレイヤー、バートンが参加。前作とは対照的に、制作に11ヶ月を費やされたアルバム『DEEP SHADOWS AND BRILLIANT HIGHLIGHTS』は最も困難な状況で制作されたアルバムとのことだが、ブラック・サバスへの愛を確認しあったバンドはそれぞれ2ヶ月のオフをとり、傑作との呼び声高い次作への準備をはじめる。
2003年:発表された『LOVE METAL』は彼らのバンドとしての評価を決定づけた最高傑作で、特にイギリスでのHIMの人気はこのアルバムで頂点を極める。アルバムのカヴァーに記されたマークはHEARTAGRAMというもので、彼らのシンボル・マークである。
2004年:キャリア初のベスト・アルバム『…AND LOVE SAID NO(THE GREATEST HITS 1997-2004) 』発表。
2005年:サマーソニック05で、初来日決定。ワーナー移籍第一弾アルバム『ダーク・ライト』発売。アメリカでゴールド・ディスク獲得。
2006年:日本で初の単独公演を行う。