中古で購入しましたが、綺麗な状態で感謝してます。
20年位前、NHK教育テレビで「アジア映画劇場」と言う番組で観ました。
ビデオにも録画し、その後も何度も見ました。
何度も引っ越しを繰り返したためビデオが見つけにくくなりまして(捨ててはいませんが)また観たくなり数年前にアマゾンで検索しましたが、貴重なDVDなのか余り可愛くない値段だったので諦めていたのですが、久し振りに検索すると随分お安くなっていたので即購入しました。
購入を考えている方もいるでしょうから細かい内容は書けませんが、NHKで観た当時思った事は日本の映画の「少年時代」等がきっかけでこの作品が造られたのかな?と思いました(私は映画、少年時代は見た事ありませんが、漫画の方は熟読してます)
両作に共通してると思えるのは大人の社会の主従、上下、柵関係が圧縮され、そのまま子供たちに降りかかり、まとわりついて押しつぶされそうな空気に支配され、そこに現れる歪みのような物を、それを面倒くさい事に関わりたくない事なかれ主義の大人たちは見て見ぬ振りを上手にするところでしょうか?
両作で決定的に違うのは、時代背景は勿論ですが、それまでクラス全体を揺るぎなく支配していたリーダーの失脚の瞬間です!
「少年時代」はクラスに病欠から復帰した大地主で博学の同級生が現れた事によると思われますが、本作は都会から赴任した若く熱血漢、新進気鋭、の教師が来た事により、今までの積み重なった歪みを暴くのです、、、、まるで勧善懲悪の物語のようですが、そうは問屋が卸しません、、、30年後の主人公のラストのセリフが重く、まとわりついてきます。
可愛い値段の今が購入のチャンスかもしれませんよ!