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グレン・グールド・モスクワ・リサイタル

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新品 中古品
CD, 1992/11/21 1枚組
¥4,902

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登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14 x 12.2 x 1 cm; 120 g
  • メーカー ‏ : ‎ ビクターエンタテインメント
  • EAN ‏ : ‎ 4988002262892
  • レーベル ‏ : ‎ ビクターエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B000UUXW14
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

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グールドのライブ盤の中でも出色の内容
5 星
グールドのライブ盤の中でも出色の内容
発売は1992年。元盤はさらにさかのぼること1987年発売だったらしい。現在、同盤がソニーの一連のシリーズなどで再発売されているのかどうかはわからないが、もしされていないのだとしたら、それは不幸なことである。さて、このCDには、グールドが1957年(24歳)に初めてヨーロッパ演奏旅行に出かけ、演奏地の1つであったモスクワの音楽院で行われたコンサートの模様が収められている。このアルバムの貴重なところは、若きグールドがモスクワの音楽学生に要請されるままに講演つきでコンサートを行ったことである。また、興味深いことに、当時ソビエトでは演奏が禁止されていた「新ウィーン学派」の音楽(ウェーベルン、クシェネック、ベルク)が前半で演奏されている。しかし、グールドはこの前半が終わって、次のように真摯に述べている。ご静聴ありがとうございました。ともかく、この種の音楽をあまりにも多く聴いていただいて、退屈されたのではないかと気になっております。しかし、こうした音楽は私にとっては非常に愛すべき作品であり、私はみなさんの前で是非とも演奏したかったのです。そして後半は、まずバッハの「フーガの技法」から第1、4、2曲が弾かれる。そして、最後にアンコールのような形で「ゴールドベルク」から第3、18、9、24、10、30曲が弾かれている。このような曲順は異例ともいえるものだったのではないだろうか。記憶が確かならば、このグールド独自の曲順での演奏は、他のコンサートでも何回かされていたはずだ。その貴重な演奏が聴けるだけでもファンにとってはありがたい。特に「ゴールドベルク」の方はアリアなしなのに1つの作品のような統一感があり、完成度の高さは正規盤と遜色はない。「ゴールドベルク」を知り尽くしたグールドならではの演奏といえよう。最後のクオドリベットなどは鳥肌が立つくらいである。未聴の方には、ぜひ機会があれば聴いてみられることをお薦めする。
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このCD、録音状況が大変良いようです。
ゴールドベルグは小さい音から第1番が始まり18番そして第9番に戻り、第24番に進み10番戻り。最後30番と
グレンなりの考えがあってのことでこのようにひいたのでしょうか?10番と30番はまるで一体化しているようにきこえて
とても味わい深いとおもいました。
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レポート
2008年11月7日に日本でレビュー済み
発売は1992年。元盤はさらにさかのぼること1987年発売だったらしい。現在、同盤がソニーの一連のシリーズなどで再発売されているのかどうかはわからないが、もしされていないのだとしたら、それは不幸なことである。

さて、このCDには、グールドが1957年(24歳)に初めてヨーロッパ演奏旅行に出かけ、演奏地の1つであったモスクワの音楽院で行われたコンサートの模様が収められている。このアルバムの貴重なところは、若きグールドがモスクワの音楽学生に要請されるままに講演つきでコンサートを行ったことである。また、興味深いことに、当時ソビエトでは演奏が禁止されていた「新ウィーン学派」の音楽(ウェーベルン、クシェネック、ベルク)が前半で演奏されている。しかし、グールドはこの前半が終わって、次のように真摯に述べている。

ご静聴ありがとうございました。ともかく、この種の音楽をあまりにも多く聴いていただいて、退屈されたのではないかと気になっております。しかし、こうした音楽は私にとっては非常に愛すべき作品であり、私はみなさんの前で是非とも演奏したかったのです。

そして後半は、まずバッハの「フーガの技法」から第1、4、2曲が弾かれる。そして、最後にアンコールのような形で「ゴールドベルク」から第3、18、9、24、10、30曲が弾かれている。このような曲順は異例ともいえるものだったのではないだろうか。記憶が確かならば、このグールド独自の曲順での演奏は、他のコンサートでも何回かされていたはずだ。その貴重な演奏が聴けるだけでもファンにとってはありがたい。特に「ゴールドベルク」の方はアリアなしなのに1つの作品のような統一感があり、完成度の高さは正規盤と遜色はない。「ゴールドベルク」を知り尽くしたグールドならではの演奏といえよう。最後のクオドリベットなどは鳥肌が立つくらいである。

未聴の方には、ぜひ機会があれば聴いてみられることをお薦めする。
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5つ星のうち5.0 グールドのライブ盤の中でも出色の内容
2008年11月7日に日本でレビュー済み
発売は1992年。元盤はさらにさかのぼること1987年発売だったらしい。現在、同盤がソニーの一連のシリーズなどで再発売されているのかどうかはわからないが、もしされていないのだとしたら、それは不幸なことである。

さて、このCDには、グールドが1957年(24歳)に初めてヨーロッパ演奏旅行に出かけ、演奏地の1つであったモスクワの音楽院で行われたコンサートの模様が収められている。このアルバムの貴重なところは、若きグールドがモスクワの音楽学生に要請されるままに講演つきでコンサートを行ったことである。また、興味深いことに、当時ソビエトでは演奏が禁止されていた「新ウィーン学派」の音楽(ウェーベルン、クシェネック、ベルク)が前半で演奏されている。しかし、グールドはこの前半が終わって、次のように真摯に述べている。

ご静聴ありがとうございました。ともかく、この種の音楽をあまりにも多く聴いていただいて、退屈されたのではないかと気になっております。しかし、こうした音楽は私にとっては非常に愛すべき作品であり、私はみなさんの前で是非とも演奏したかったのです。

そして後半は、まずバッハの「フーガの技法」から第1、4、2曲が弾かれる。そして、最後にアンコールのような形で「ゴールドベルク」から第3、18、9、24、10、30曲が弾かれている。このような曲順は異例ともいえるものだったのではないだろうか。記憶が確かならば、このグールド独自の曲順での演奏は、他のコンサートでも何回かされていたはずだ。その貴重な演奏が聴けるだけでもファンにとってはありがたい。特に「ゴールドベルク」の方はアリアなしなのに1つの作品のような統一感があり、完成度の高さは正規盤と遜色はない。「ゴールドベルク」を知り尽くしたグールドならではの演奏といえよう。最後のクオドリベットなどは鳥肌が立つくらいである。

未聴の方には、ぜひ機会があれば聴いてみられることをお薦めする。
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