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敬愛なるベートーベン [DVD]
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フォーマット | ドルビー, 色, ワイドスクリーン, DTS Stereo |
コントリビュータ | エド・ハリス.ダイアン・クルーガー.マシュー・グッド.フィリーダ・ロウ.ニコラス・ジョーンズ.ラルフ・ライアック, アニエスカ・ホランド |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 44 分 |
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商品の説明
商品紹介
“第九"演奏シーン!映画史に残る、感動と高揚の12分!ダイアン・クルーガー(『トロイ』『戦場のアリア』)、エド・ハリス(『めぐりあう時間たち』『ビューティフル・マインド』)が師弟を超えた愛を熱演、これぞ“ベートーヴェン映画"の最高傑作!!
【STORY】
1824年ウィーン。うら若き女性がベートーヴェン(エド・ハリス)のアトリエにやってくる。彼女の名はアンナ(ダイアン・クルーガー)。作曲家を志す彼女は、ベートーヴェンの新曲のコピイストとして雇われたのだ。期待に反し、女性のコピイストが来た事に憤るベートーヴェンだったが、やがて彼女の才能を認め、アンナは彼の作曲を支える存在となる。初演を間近に控え、昼夜を問わない創作活動を通して、二人の間には師弟愛以上の感情が芽生えていく。そして、遂に「交響曲第九番ニ短調」初演の日、耳の聞こえぬ恐怖を抱えながらも、オーケストラを指揮するために、
ベートーヴェンはケルントナートーア劇場の舞台に立つ・・・。生涯に渡り、愛を成就させることのできなかった孤独な音楽家として知られるベートーヴェンの音楽家としての苦悩と脆さを、女性ならではの感性で描く音楽映画の決定版!
【特典映像】
オリジナル予告、日本版劇場予告、主役2人のインタビュー映像、etc
【初回限定特典】
豪華アウターケース付き。※初回特典は数に限りがございますので、ご注文はお早めに。※初回限定版をご希望の場合、単品でのご注文をお願いします。他の商品とあわせてご注文されますと、それらの商品の発送可能時期によりましては、初回特典付をお取り置きできない場合がございますので、ご了承ください
Amazonより
情熱的で力強い人間ドラマ。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの人生最後の数カ月に一部史実に沿った『敬愛なるベートーヴェン』は、この巨匠が取り憑かれた男であり、最大に革新的であるのに本人は聴くこともでない生涯の集大成といえる作品を作曲していたことが描かれている。ベートーヴェンはほとんど耳が聞こえず、金遣いの荒い甥との関係に幻滅し、若い女性作曲家のアンナ・ホルツ(ダイアン・クルーガー)に心引かれる。アンナは曲を楽譜にする写譜師としてベートーヴェンの元で働くことになる。女子修道院に客人として滞在し、ぼんやりとした技師と婚約しているアンナは、ベートーヴェンの感情の起伏の激しい天才ぶりに引きつけられる。半分の時間で、ベートーヴェンはアンナに引かれ、彼女の魂をまっすぐに見ているようだ。残りの半分の時間では、アンナのことを自信がないだの、お世辞は言うなだのどなりつけている。決して弱虫ではないアンナも負けじと言い返す。アンナが反抗すればするほど、ベートーヴェンは彼女の中に自分と同類である魂を見出していき、自分の脆さと芸術を作り出すことの重荷を打ち明けられる相手として認めていく。エド・ハリスのベートーヴェンは苦痛に苛まれているが、打ち負かされてはいない。心の奥底では自分の責任を充分に理解していて、ただ崩れていくことはできない男に見える(“神はたいていの男の耳元では囁く”ベートーヴェンは言う。“私の耳元では叫ぶんだ”)アニエスカ・ホランド監督(『オリヴィエ オリヴィエ』)は堂々として、優しさと暴力が交互に現れる人間ドラマを撮った。いくつかのスリリングな瞬間があり、そこには輝かしい交響楽第九番の初演に耳を傾ける観客たちの感動の場面も含まれている。(Tom Keogh, Amazon.com)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 240.4 g
- EAN : 4933364611451
- 監督 : アニエスカ・ホランド
- メディア形式 : ドルビー, 色, ワイドスクリーン, DTS Stereo
- 時間 : 1 時間 44 分
- 発売日 : 2007/11/7
- 出演 : エド・ハリス.ダイアン・クルーガー.マシュー・グッド.フィリーダ・ロウ.ニコラス・ジョーンズ.ラルフ・ライアック
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 東北新社
- ASIN : B000UX9EYU
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,292位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,283位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
コンテンツは期待が大きく膨らんでいたので、少々残念。
ベートーベンの「変人」さが強調されるのはいいとして、彼の思想や葛藤の中身が不明。
交響曲第九番を作曲した背景や意図、声を使うことの葛藤、意義などなど、見つけられなかった。
既に公開直前からストーリが始まるので、やむを得ないのでしょうが...
科学技術の象徴であろう模型を破壊する行為も、脈略が不明のまま。
話の筋は、仮説に基づいて構成されており、歴史的な物語としてではなく、小説として楽しむとよい。
写譜師という仕事があることが、面白かった。
しかも、それが女性という設定は、実験としては成功したと思う。
こんなベートーヴェンでは、あの大作の数々は生まれませんよ!
例え映画だとしても酷すぎる。ベートーヴェンからかけ離れすぎています。
ダイアン・クルーガー演じる若く美しい女性写譜師アンナ・ホルツは
残念ながら架空の人物ではありますが、
たとえフィクションの映画作品の中であるとしても、
絶望的な孤独と苦しい病の中で人類への偉大な遺産を作り続けていた、
最晩年のベートーヴェンの側に、
こんな理想的な理解者が短い間でも寄り添っていてくれるなら、
ベートーヴェン本人はもちろんのこと、
彼の死後約180年後も世界中に存在する、
彼を敬愛する者たちの心も癒され慰められるというものです。
この映画には2つのテーマがあります。
第9が象徴する「聴衆の熱狂的な喝采と支持」、
大フーガが象徴する「掌を返すような無理解と拒否」。
ベートーヴェンの芸術人生はまさにこの2つの間で翻弄され、
引き裂かれていたわけですが、
ストラヴィンスキーが「絶対に現代的、永久に現代的な楽曲」と評した大フーガを聴くたびに、この曲について「いつか、誰かが理解してくれるだろう」と言ったと伝えられるベートーヴェンの言葉が思い出され、感慨深いものがあります。
DVDに添付されているカラー印刷のライナーノーツ(堀内修氏の筆による)は、
DVDのための書き下ろしオリジナルで、量・質ともに良い文章です。
監督のアニエスカ・ホランドはベートーヴェンの音楽、
特に後期弦楽四重奏曲の熱烈な愛好者であることを来日の際にも話していましたが、
彼女のベートーヴェンへの『敬愛』が隅々にまで感じられる、素晴らしい作品だと思います。
最後に、名優エド・ハリスへ。
あなたが素晴らしい俳優で芸術家であることは、
過去の数々の出演・監督作で知っているつもりでしたが、
・・・この役を演じてくれてありがとう!
交響曲第九番を架空の女性写譜師と共に完成させる話を軸にした作品。
これは伝記映画というよりはフィクション性が高いと思われるが、ある程度のベートーヴェン像は描き出しているのではないか。
崇高な男ではなく、下品で野蛮、そして自分勝手で他人には辛辣、音楽の天才でなければ誰も寄り付かない、そんな嫌な人間像としてベートーヴェンを描いているところに好感が持てた。
しかし、映画自体の出来としては並で、彼に興味がないと観るのは辛いかも。
19世紀のウィーンの再現や第九の演奏シーン、そして音響は良かったが。
ベートーヴェンはアンナ(架空の人物)に、「音楽は、魂に語りかける神のことばだ」と言うのですが、「交響曲第9番 歓喜の歌」は、まさに、天から届いたかのような美しい旋律と言葉でした。
まさに、戦慄が走りました。
私の通っていた大学では、学部を問わず、学生に「歓喜の歌」を原語で歌わせる慣習があって、当時は訳詩を知らず、知ろうともせず、ひたすら丸暗記して歌ったのですが、こんな詩、意味だったのですね。
Freude, sch'ner G'tterfunken,
Tochter aus Elysium
Wir betreten feuertrunken.
Himmlische, dein Heiligtum!
歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上の楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る
Deine Zauber binden wieder,
Was die Mode streng geteilt;
Alle Menschen werden Br'der,
汝が魔力は再び結び合わせる
時流が強く切り離したものを
すべての人々は兄弟となる
卒業以来、一度も大学を訪れたことがありませんが、今日、クラスメイトに久しぶりに会ったせいもあって、すごく懐かしく思い出しました。
実際のベートヴェンも、こんなに気難しくて、偏屈で、感情的で、不潔な人だったのでしょうか。
でも、音楽家にとって、難聴という致命的なハンディキャップがありながら、後世に残る、たくさんの素晴らしい曲を遺したのですから、神様に選ばれた人、愛された人としかいいようがありません。
ベートヴェンとアンナ。どちらも素晴らしい演技だったと思います。
クラシック音楽ファン必見です!
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The director, Agnieszka Holland, and the production team, created a real feeling of the period, the driven passion for music, the hectic struggle to have music copied in time for performances or publishers, Beethoven's tempestuous relationship with his nephew and the nature of the premiers, e.g. the Ninth with that poignant and moving scene at the end, a scene well documented in scholarly texts.
Bill Stewart, Matyelok Gibbs, Gabor Bohus, and a young Diane Kruger, all perform admirably but, for me, "the oscar" has to go to Ed Harris, whose wild hair, fierce eyes and seismic temper capture Beethoven well. (Although I cannot recall the reference or source, I seem to remember that Ed Harris had been trying to make this film for some time. Like his portrayal of the mercurial Jackson Pollock - Jack the Dripper -, he fills Beethoven's shoes with enthusiasm.)
I will not go into the unlikely scenes (of which there are quite a few) as that would give too much away. However, it is a "marmite film", so be aware. Although I am well-versed in his music and details of Beethoven's life, I was able to ignore the inaccuracies, the somewhat ridiculous and the completely impossible and enjoy it. I recommend it as a film for its capture of the flavour of the time, the performance of Ed Harris and the events which could have happened - just don't expect John Suchet type information on the screen. Sit back and enjoy the music too.