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リマスターの音処理はこもり気味で、悪い音に聴こえる
可能性もありますが、ボーナス入りですし、ぼくはアリだと
思います。
スパンク・ハッピーは引用が多いというイメージもありますが、
それはほんの薬味ていどで、メンバー三人のオリジナリティは
強く、特にボーカルの原さんほど、渋谷系周辺でセンスと歌唱力を
兼ね備えた存在はいなかった、と思うのです。
そこが逆に若い人に、お洒落系としてアピールしづらかった
ところなのでしょう。
どちらにせよ、このバンドのこの時期しか味わえない
音楽の世界です。
曲も詞も歌もアレンジも、すべてが完璧だと思います、
オーバーではなく。
しかし菊池さんの歌詞って凄い。
凝りまくってるのに曲に完璧にハマッてる。
くよくよする日の女の子たち
海へ行進でもしようか
それでなにもならないけど
なんて！！
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