川本喜八郎氏の人形劇「平家物語」をTVで見て彼の作品に魅せられ、人形展にも足を運び、その美しさと芸術性の高さに深い感動を覚えていました。
かねてから文学として関心を持っていた「死者の書」が、氏によってどのように表現されるのかに興味があってDVDを購入しました。
「平家物語」を動とすれば、「死者の書」は静の世界。一方は男性、そしてこの作品は女性が主役。
対象的なものでありながら、共通して通底音のように流れているのは「滅びの美」。
哀しみの涙が止まりませんでした。気品があって素晴らしい。
ただ一つ残念なのは、宮沢りえさんの子供っぽい声が作品の世界観に合わない気がすること。
これはあくまで個人的な好みですが、もう少し成熟した女性だったら、満点ですね。
死者の書 [DVD]
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,347","priceAmount":3347.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,347","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"8P8bqepgmWbxflhtth9eVSjPL34lFGjwAekiuN4vra%2F43kPSNBzSDfZ7I7pqQsEegtFHNVxXklVxlhonabYm1LJri97qqOQiEIRezm0TEXn6LsK0rLEo5G03AYLgh14O","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 岸田今日子, 榎木孝明, 江守徹, 川本喜八郎, 宮沢りえ, 観世銕之丞, 黒柳徹子, 三谷昇 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 24 分 |
よく一緒に購入されている商品
¥4,364¥4,364
最短で6月11日 火曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
¥20,036¥20,036
最短で6月11日 火曜日のお届け予定です
残り18点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4988102392833
- 監督 : 川本喜八郎
- メディア形式 : 色
- 時間 : 1 時間 24 分
- 発売日 : 2007/10/24
- 出演 : 宮沢りえ, 観世銕之丞, 榎木孝明, 江守徹, 三谷昇
- 字幕: : 英語
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B000V9QY9Q
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
29グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルから想像すると、ゾンビが悪魔の教典かと思いますが、仏教を信心する女性の心を描いた物語です。
奈良の平城京の外れにある南家の深層のご令嬢。
その時代の街並みや物の考え方、貴族や庶民の暮らし向きの違いなど。
歴史を感じながら、信仰心を考える映画です。
当麻寺の国宝、当麻曼荼羅にまつわるお話です。
奈良の平城京の外れにある南家の深層のご令嬢。
その時代の街並みや物の考え方、貴族や庶民の暮らし向きの違いなど。
歴史を感じながら、信仰心を考える映画です。
当麻寺の国宝、当麻曼荼羅にまつわるお話です。
2013年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近のアニメには無い、懐かしい動きの人形、時間をかけて作られたのが良く判ります。
人形の表情の豊かさ、動きの豊かさに感動!!!
物語の内容はシンプルですが、現代人が忘れてしまった心情・思いやりに感動しました。
これぞ、日本! って感じです。
時代背景にも、とてもこだわって作られていました。
娘は、「言葉が解らない」と、言っていたのには、ショックを受けました。
全て、日本語なんですが? 日本語の教育はそんなに変化してしまったのでしょうか? 少し不安に感じてしまいました。
でも、私はとても気に入っています。
人形の表情の豊かさ、動きの豊かさに感動!!!
物語の内容はシンプルですが、現代人が忘れてしまった心情・思いやりに感動しました。
これぞ、日本! って感じです。
時代背景にも、とてもこだわって作られていました。
娘は、「言葉が解らない」と、言っていたのには、ショックを受けました。
全て、日本語なんですが? 日本語の教育はそんなに変化してしまったのでしょうか? 少し不安に感じてしまいました。
でも、私はとても気に入っています。
2009年3月21日に日本でレビュー済み
人形、映像、全てが美しく、見事な物語世界を創出している。
声優もぴったりで、独特の世界にどっぷり没入できる。
あの折口信夫の『死者の書』の映像化を試み、
素晴らしい映像作品に仕上げた川本喜八郎監督はやはりすごい。
しかし原作と幽玄で陰気でおどろおどろした世界の中での一瞬の美に
比べると本作はちょっと“美し過ぎる”。そこが惜しい。
(勿論、原作は原作だし、映像は映像、贅沢な意見であることはご容赦を)
声優もぴったりで、独特の世界にどっぷり没入できる。
あの折口信夫の『死者の書』の映像化を試み、
素晴らしい映像作品に仕上げた川本喜八郎監督はやはりすごい。
しかし原作と幽玄で陰気でおどろおどろした世界の中での一瞬の美に
比べると本作はちょっと“美し過ぎる”。そこが惜しい。
(勿論、原作は原作だし、映像は映像、贅沢な意見であることはご容赦を)
2020年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話題の「死者の書」。DVDならではの、面白さが伝わり、理解が進む。
メーキングも、もう一つの見所。
メーキングも、もう一つの見所。
2014年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
豪華なキャストに原作にほぼほぼ忠実な台詞回し。人形の造形の美しさは言うまでもなく、中でも恵美押勝が意外にはまっていて良いと思いました。背景の光の使い方も綺麗。買ってよかった。
2009年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
川本喜八郎さん監修のすばらしく凝った人形たちは多摩美術大学のキャンバスで大勢のスタッフにより時間をかけて撮影されたそうです。学生さんも一部参加されているそうです。
映像的にすばらしいのはもちろん、岸田今日子さんの雰囲気たっぷりのナレーション、黒柳徹子さんのうまいとしか言いようのない声の演技、
観世銕之丞さんの地の底からわきあがるようなバリトン、イメージにぴったりの宮沢りえさん、などなどこれでもかというすばらしい声優陣!
そして、
フルートやハープの美しい効果音、銕之丞さんとそのお姉さんのすばらしい謡も挿入されています。エンディングは鼓と笛のお囃子も。
なので音だけ聞いても十分楽しめます。
ものすごいかずのすごい人たちが総力を挙げて作られたというだけあって 圧倒されるほど中身の濃い作品になっています。
他の方も書いておられましたが死者の書は難解な作品ですが、
川本喜八郎さんが長年温めておられただけあって、見るたびに新しい味わいを感じさせる深い内容になっています。
副音声には川本さんによるメイキング解説が入っていて違う楽しみ方もできます。
個人的には大津の皇子の亡霊の姿と声がとてもセクシーで好きです。
映像的にすばらしいのはもちろん、岸田今日子さんの雰囲気たっぷりのナレーション、黒柳徹子さんのうまいとしか言いようのない声の演技、
観世銕之丞さんの地の底からわきあがるようなバリトン、イメージにぴったりの宮沢りえさん、などなどこれでもかというすばらしい声優陣!
そして、
フルートやハープの美しい効果音、銕之丞さんとそのお姉さんのすばらしい謡も挿入されています。エンディングは鼓と笛のお囃子も。
なので音だけ聞いても十分楽しめます。
ものすごいかずのすごい人たちが総力を挙げて作られたというだけあって 圧倒されるほど中身の濃い作品になっています。
他の方も書いておられましたが死者の書は難解な作品ですが、
川本喜八郎さんが長年温めておられただけあって、見るたびに新しい味わいを感じさせる深い内容になっています。
副音声には川本さんによるメイキング解説が入っていて違う楽しみ方もできます。
個人的には大津の皇子の亡霊の姿と声がとてもセクシーで好きです。
2013年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
折口信夫の[死者の書]を読んでいたので この人形アニメーションの映像の内容がよく解りました。読んでいなくても、最初に解りやすく解説してくれますので、楽しめます。この作品が完成するまでにもの凄い時間をかけて、人形のほんの小さな動きにも細心の努力がなされたそうです。とても素晴らしいです。 。異次元の世界を覗いてみたいと思う方にはお薦めです。 川本喜八郎の人形の世界は一見の価値があります。