服部良一のトリビュートアルバムとして豪華なアーティストが参加しています。
誰がどの歌を歌っているのか、知らずに聴いたほうがおもしろいと思います。
もはや服部良一がどんな曲を作って、どれだけ流行っていたかを
知らない世代が多くなっているのです。
懐メロだと敬遠しているのは大損。
なんて叙情的な歌詞にメロディー。
なんてファンキーなリズム。
銀座カンカン娘をこんな風にゴスペラーズはロマンティックに
午前二時は小林桂がベルベッドボイスで
ヘイリーは天使のような厳かな世界を
別れのブルース、徳永英明は切なく
森山良子は透明に
さだまさしは時代がかって
山崎まさよし、泣けてきそう。
なんて素敵。なんて新鮮。
アレンジがどの曲も新しいので、古いファンにはなじめないかもしれません。
でも曲を生かしていて、ノリを大事にしていて
若い世代にも素直にかっこよく感じると思います。
そして関ジャニ∞、こんな所に呼ばれて場違いなんじゃないかと思えますが、
なんの彼らのポップでファンキーな個性がブギウギにはぴったりで、
渋谷すばるの演歌にも通じる艶声が、ジャニーズが歌ったとしてもドライになりすぎない。
彼らのリズム感がここちいい。
ネイティブな「おっさんおっさん、これなんぼ」がここちいい。
ぜひ聴いてみてください。