内容紹介
◎フリー・フォークからサイケデリック・ロックまで。圧倒的な存在感を放つ、オーガニック・サウンドの貴公子「デヴェ様」こと、デヴェンドラ・バンハートの2年ぶりの5thアルバム!
<日本盤特典:レコーディング風景を収録したボーナス映像を収録!>
《ゲスト:クリス・ロビンソン(ブラック・クロウズ)、ニック・ヴァレンジ(ザ・ストロークス)、ガエル・ガルシア・ベルナル》
◎時代が遂にデヴェンドラに追いついた。昨年のサマーソニック06ではビーチ・ステージのトリ前を飾り、そのオーガニックなアコースティック・サウンドと南米を想わせるレイドバックしたフィーリングで日本でもそのカリスマ性を見せつけたデヴェンドラ・バンハート。そのワイルドなイケメンぶりでシャネルのモデルを務めるなど、ファッション・アイコンとしても独特な存在感を誇っているのも大きな話題である。オルタナ・フォーク好きからジャック・ジョンソン系のサーフ・ロック好きまでを虜にするそのサウンドは一億総オーガニック時代にピッタリ!
◎今作の大きな特徴は初期のアコースティック/フォーク・サウンドと前作で見せたフル・バンドでのサウンドが絶妙に合わさったバランスの取れた内容に仕上がっているという事だろう。ベックとの交流や、若手注目度No.1俳優:ガエル・ガルシア・ベルナル(『バベル』他)などアート、ファッション、映画界などの各方面におけるデヴェンドラの豊富なコネクションもあなどれない。ちなみに味わい深いアートとしても楽しめるアートワークは本人によるものである。今作から、マネージャーをニール・ヤングを長きに渡って手がけている敏腕:エリオット・ロバーツが手がけることになった事も大きな話題である。そして、新作のリリースに合わせて、国内盤としては未発売であった、2ndアルバム『リジョイシング・イン・ザ・ハンズ』と3rdアルバム『ニーノ・ロッホ』が同時発売される。
アーティストについて
デヴェンドラ・バンハートは1981年5月30日 、アメリカ、テキサス州ヒューストン生まれの男性シンガー・ソングライター。ベネズエラで育ち、母親の再婚を機にロサンゼルスへと移住する。12歳から曲を書き始め、サン・フランシスコのアートスクールにも通うが、アメリカ国内をはじめパリにも住む経験を持つなど、世界各地を転々とする。2000年頃からLA近郊でライヴ活動を開始し、2002年に1stアルバム『Oh Me Oh My…』をリリース。その後、2004年に『Rejoicing in The Hands』、『Nino Rojo』、2005年に『Cripple Crow』をリリースし、他から影響を受けることのないその美学で、神秘的、伝統的、かつサイケなサウンドを生み出す。カエターノ・ヴェローゾからエルヴィス、ビートルズ、イギリス諸島のフォーク・ミュージック、現在では消えてしまった1930年代のフォーク・ミュージックを独自の詩的な視点でフリー・フォーク~サイケデリックなロックとして展開している。様々なオーガニックな音楽スタイルを吸収するその姿はまさにハイブリッドである。2006年のサマーソニックではビーチ・ステージでのトリ前を務めた。