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日本列島 [DVD]

4.0 5つ星のうち4.0 24個の評価

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新品 中古品
DVD 通常版
¥2,480
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フォーマット ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト
コントリビュータ 宇野重吉, 加藤嘉, 武藤章生, 大滝秀治, 二谷英明, 熊井啓, 佐々木すみ江, 芦川いづみ, 鈴木瑞穂
稼働時間 1 時間 56 分

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商品の説明

追悼 熊井啓監督

CIAの謀略か!?実在の未解決事件を題材に、大胆な仮説を交えて描くミステリー!!
踊る大捜査線シリーズにも影響を与えたとされる傑作!!

【映像特典】
予告、作品データ、フォトギャラリー(スチール、ポスター)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988103601705
  • 監督 ‏ : ‎ 熊井啓
  • メディア形式 ‏ : ‎ ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 56 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/12/14
  • 出演 ‏ : ‎ 宇野重吉, 芦川いづみ, 二谷英明, 鈴木瑞穂, 武藤章生
  • 販売元 ‏ : ‎ NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
  • ASIN ‏ : ‎ B000VZTWSK
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 24個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
24グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画に描かれているようなことが、実際にあったのかどうかはわかりません。
いや、それ以前に。
当時の日本の観客が、それをリアルなことと感じたかどうかも。

ただ、今の時点では今の時点なりに、感性を揺さぶられる点があるような気もします。

例えば、デモのこと。
例えば、オキナワのこと。
もちろん例えば、アメリカとの関係性のこと。

最初の段階から、何故この人が主人公なんだろうと思っていました。
でも、ラストに向かっていく中で。

なるほど、そういうことか。

現代のエンターテイメントを見慣れた目からは、設定が甘いような気もしていたのですが。
ほんの少しですが。しびれるものを感じました。

そこに潜む、怨念のようなものに。

誰にでもお薦めですとは言い難い。
時間の無駄だったと感じる人も多そうな気がします。
その感じ方を否定する気もありません。

ただ、意外に沁みる部分がある。
特にウクライナの問題が連日報道されている現状では。

反戦映画でも、安直な社会派映画でもないと思いますが。
なかなか良い映画だと思います。

時間と心に余裕のある時にご覧になることを、お勧めします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1933年8月、東京湾の沿岸に外国人の水死体が浮かんだ。
ところが米側は警察に対して死体を直ちに引き渡すよう要求、捜査本部の捜査は暗礁に乗り上げるとともに、米側は死体を本国に送還、死因は不明とのことで、事故死として処理されてしまった。
ザンメル印刷機を使った偽札事件を発端に、それに関与した柄沢、佐々木、スチュワーデスの女性らも次々と謎の死を遂げるに及んで、主人公の秋山は調査に乗り出すが。

戦後の国鉄労組にまつわる「三鷹事件」「松川事件」「下山事件」などを引き合いに出して、主人公たちはこの事件もまた、米側の強い圧力によって冤罪事件が捏造されたのでないかと事件を追っていく。
主演の宇野重吉、二谷英明の飽くことなき地道な調査や、芦川いずみの悲痛な叫びが印象に残った。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松本清張の「日本の黒い霧」を濃厚に
想起させる内容。

昭和20年代、国鉄総裁事件等迷宮入りの
事件や事故が頻発していた。
日本は敗戦で米国の言いなり。

そんな中、当時は世相が乱れ色んな紛争が一杯
だったんだろう。
米国はやり放題、好き放題のやらせ事故・事件が
満載だった筈。
日本の警察等は占領軍の前ではただのお飾り。

戦争の負け占領される事が如何に惨めか..

でも日本が超大国アメリカと総力戦で4年も闘い、
その後、アジア・アフリカの国々が次々と
独立したその意味は超大だ。

この惑星上にもし日本が無かったら世界は
未だに植民地が溢れて居た。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ナショナリズムが活性化している現在。
沖縄が元々は独立国家で、やはり独立論がある事は理解していないようだ。
占領中に琉球政府があったことも、視野が狭い一部のナショナリストたちは、そんなもの気にもとめないだろう。
成されれば尖閣なんて他国の問題になるし、独立国家の軍が設立できる事なんて夢にも思わないのかも知れない。
マイノリティ問題を軽視して単一民族国家と勘違いすると、つけ込まれる隙が出来る。

返還という言葉を安易に使うのは、どうなんだろうかとも思う。
首都にニューサンノーなんて日本の予算で建設、運営をしていても利用料は管轄であろう当局に収納される施設があり、青山の墓の隣にはアメリカ主権のヘリポートまである。
横田空域は健在どころか全国的に制限は出来ない。
三沢米軍機の、自衛隊機では不可能であろうのびのびしたフライトなんてものがYouTubeで配信されている。

どこにも国際なんて単語の入っていない組織を、得意の言い換えで国連と呼ぶものの敵国であることに今も変わりはない。
戦後はまだ終わってなんかいない。

皮肉なことに外交拠点とは意味が違う、米国の軍事拠点が豊富にあるおかげで日本単独への攻撃はされにくくなっているのがなんとも。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
熊井啓監督による昭和四十年の作品で、限りなく事實に近いフィクションですね。「日本列島」というは未だ沖縄が占領されてゐる事を念頭に於いて付けられたのでしょう。軍隊による直接的な占領解除になっても、日本の統治機構の中に組み込まれる一方で、社會の裏側で跋扈する勢力を描いたものです。日本列島は今も占領されてゐる。戦後に起きて迷宮入りになった不可解な事件の本質の再構成を試みた一昨です。「背後にゐる黒幕」の事は江崎道朗氏(ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569836546)や馬淵大使(ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4898319529)の著作に詳しく書かれてゐますので本評では触れませんが、今我々が直面している問題は其の延長上にあります。本作が半世紀前に投げ掛けた問いに、我々は未だ答えを出せてゐないし、寧ろ本質的な部分で事態はより深刻化してゐるとも謂えます。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1960年代の日本映画がいかに「反骨的」であったかがよく判る作品。

この映画に描かれた状況(大国の横暴)は今でも変わっておらず、むしろ悪くなっている。

演技や演出は地味だが、それ故に演出力や演技力の高さが伺える。
特に芦川いづみがよく、芦川いづみがいなければこの映画の構成は不可能だった、とさえ言える。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月8日に日本でレビュー済み
それなりのサスペンス感があって面白いのは確かだが、こういった諜報機関暗躍物は今ではいろいろ出回っているので特に新鮮味は
無いかも知れない。地道な聞き込みで少しずつ事実が明らかになるのはいいが、殺しまくってフタして終わりというのは安直すぎないか?
これだけ殺したら、秘密が漏れないよう鎮静化するどころか大騒ぎになるだろう。情報がどこから漏れているのかも、もう少し暗示しても
いいんではないか。地位協定を少しばかり風刺した位では社会派とは云えないだろう。謎の不気味な存在を追及したが挫折したという所まで
描かなければ意味が無い。何の抵抗もなしでは情けない。それともそれが日本の現状だという事なのか。

ストーリーもいいが、この映画は芦川いづみの魅力を味わう作品でもあるだろう。ジャケット写真はそうでもないが、実際に動くところを見れば
大多数の男がハマるんじゃないかと思うのだが。「日本のヘップバーン」とか「最高の萌え女優」とかの評価がなるほどと頷ける筈。
まことに可憐な女優さんである。吉永小百合と「美しい暦」にも出ていたんだが、お堅い先生役だったので気付かんかった。興味がある方は
「硝子のジョニー野獣のように見えて」や「洲崎パラダイス赤信号」「乳母車」初の濡れ場に挑戦した「結婚相談」(7月2日発売)等が
評価が高いようなので、そちらをどうぞ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和40年、五輪も経験したし、日本人ももう少し自信をもって生きていてもよいころだったけれどねやはり微妙な問題はある。

話しは昭和33年から始まっているので、どうしたって戦前、センチ夕のことを予備知識として持っていないとうまく呑み込めない。
まるでアメリカ映画を見ているような感じである。

戦時中の特務機関のメンバーが戦後も暗躍しているという話。
東南アジアでアメリカの秘密組織の下、武器、麻薬などで資金を稼ぎ、それで謀略を展開する。
アメリカ映画ですよ。
アメリカ映画ならば許されるストーリーだけれど、日本でやったらやはり難しいことになる。

むなしい終わり方をするが、そうなるしかない内容なんだよ。
めでたしめでたしで終わったならばあまりにもアメリカ的な空虚な話になってしまっただろう。