商品紹介
「あきらめない」が、夢のレシピ。
『レミーのおいしいレストラン』
ディズニー/ピクサーの最新作が早くもDVDで登場!
<ストーリー>
料理が大好きなネズミのレミーは、一流レストランのシェフになることを夢見ていた。ある日、姿を家の主人に見つけられ、一族は巣を追われることに。レミーは家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちでパリの一軒のレストランにたどり着く。そこはレミーが尊敬するフレンチ料理人、グストーのレストランだった!そのキッチンでは、見習いシェフのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。湧き上がる情熱を抑えきれずキッチンに足を踏み入れたレミーは、夢中になってスープを作り直すが、それをリングイニに目撃されてしまった。料理の才能が無いことを悩んでいたリングイニは、この小さな天才シェフが人間の言葉を理解してると知り、とんでもないアイデアを思いつく。「二人で、パリ一番のシェフを目指すんだ!」 シェフを夢見るネズミと、料理が苦手な見習いシェフ ―その出会いはやがて、フランス料理界をも揺るがす“大事件”を巻き起こすのだった・・・。
<キャスト&スタッフ>
アルフレッド・リングイニ: ルー・ロマーノ / 佐藤隆太
レミー: パットン・オズワルト / 岸尾だいすけ
スキナー: イアン・ホルム / 浦山迅
ジャンゴ: ブライアン・デネヒー / 麦人
エミール: ピーター・ソーン / 茶風林
イーゴ: ピーター・オトゥール / 家弓家正
オーグスト・グストー: ブラッド・ギャレット / 有川博
コレット: ジャニーン・ガラファロ / 甲斐田裕子
脚本・監督: ブラッド・バード
製作: ブラッド・ルイス
製作総指揮: ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン
ストーリー原案: ヤン・ピンカヴァ、ジム・カポビアンコ、ブラッド・バード
ストーリー監修: マーク・アンドリュース
プロダクション・デザイン: ハーレイ・ジェサップ
音楽: マイケル・ジアッチーノ
<映像特典>
●ブラッド・バード&トーマス・ケラーインタビュー:素晴らしい料理と映画
●遺言
●ダン・リーに捧ぐ
●「リフテッド」短編アニメーション
●グストーのグルメ・ゲーム
●シネマ・ナビゲーション
●アニメーション・ブリーフィング
●未公開シーン(グストーの店/グストーについて/最初の日)
●短編ドキュメンタリー集
●未公開ショット
●アート
★11/14「レミーのおいしいレストラン」(DVD)、「レミーのおいしいレストラン/DVD コレクターズ・ボックス」発売!
Amazonより
ピクサーアニメが初めて人間を主人公にしたのが『Mr.インクレディブル』だったが、そのブラッド・バード監督による本作は、ネズミと人間、両方のキャラクターにたっぷり愛情が注がれた逸品になった。フランスの片田舎に住むレミーが、天才的な味覚&嗅覚を持つグルメなネズミという設定がユニーク。あこがれのレストラン「グストー」があるパリに着いた彼が、そのレストランの見習いシェフであるリングイニに協力し、舌の肥えた客も驚かせるメニューを作ってしまう。いくらアニメとは言え、あまりに突拍子のない展開なのだが、ここにピクサーマジックが加わると万人共感のドラマに変貌するのだ。
そのマジックのひとつが、食材や料理。CGアニメなのに実写以上に食欲をそそる映像になっているのは驚くばかり。実物ではなく、おいしく見える「料理写真」を基にしたのが、ピクサーの妙案だ。そしてネズミが人間を“操縦して”料理をさせるシーンなど、アニメならではの笑えるアクションを配したところが、バード監督の真骨頂。映像とともに物語も躍動していく。これ以前のピクサーアニメは、大人が子ども心に戻ってワクワクしたものだが、エッフェル塔がきらめく夜景などパリのロマンチックな風景が挿入されることで、本作は大人のままで感情移入できる点が多い。これもピクサーのマジックである。(斉藤博昭)