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アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ ショパン・リサイタル、プラト1967

4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

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新品 中古品
CD, インポート, 2007/9/20 インポート
¥779

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曲目リスト

1 ショパン:幻想曲へ短調op.49
2 ショパン:前奏曲嬰ハ短調op.45
3 ショパン:ソナタ第2番変ロ短調
4 ショパン:マズルカヘ短調op. 68-4
5 ショパン:マズルカ嬰ト短調op. 33-1
6 ショパン:マズルカ変ニ長調op. 30-3
7 ショパン:マズルカ嬰へ短調op. 59-3
8 ショパン:バラード第1番ト短調op.23-1
9 ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズop. 22

商品の説明

メディア掲載レビューほか

ここでミケランジェリが奏でているのは、私たちがショパンというと連想する類の音楽とは著しく異なると言うしかないだろう。最初の「幻想曲ヘ短調」の冒頭からして、リズムの正確さ、明快さが際だつ。北ヨーロッパ的な霧や闇の雰囲気、あるいは幻想性は微塵もない。ミケランジェリはあらゆる音の響きや動きを手に取るようにわからせる。音符のひとつひとつが、あたかも地中海の明るい光に照らされているかのようにくっきりと見える。ハイドンのソナタを聴いているかのような錯覚すら起こさせよう。とはいえ、注意深く聴くと、この明るさのうちにも実に微妙、精妙な陰影が施されていることに気づかされる。和声的な響きの変化をこれほどまでに明瞭にさらけ出した演奏は、ほとんど他にないのではないか。まるでプリズムによって分解された光の七色を見せられているようだ。 --許光俊氏のライナーノートより

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ DIAPASON
  • EAN ‏ : ‎ 8033549460792
  • レーベル ‏ : ‎ DIAPASON
  • ASIN ‏ : ‎ B000W7Y9N0
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミケランジェリの死後、2000年に彼の妻などの承諾を得、当初は関係者達のみに配布された後、
ようやく一般用として発売されたのがこのCDです。

音揺れが所々気になりますが、1967年という時代を考えれば音質は充分に許容できるものです。

当時47歳と絶頂期にあったミケランジェリの、しかもオールショパン。
彼が好んで弾いた第2番のソナタやマズルカの完璧なる構築美が、
私たちの心の曇りを取り払ってくれる様です。

第2番ソナタの第1楽章終了時に、一部の観客が間違って拍手をしてしまっていますが、
それを物ともせず、以降もミケランジェリの集中力はまったく途切れる事はありません。

バラード第1番でのキリっと引き締まった演奏は後のDGスタジオ盤をも凌ぎます。

最後の“アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ”は、
ゆっくりとした出だしからフィナーレまで、コントロール抜群の指さばきです。
一切のブレの無い完成度の高い演奏・・・なんて神々しいのでしょう!
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月18日に日本でレビュー済み
ミケランジェリの凄さが十二分に伝わるCDで、ピアノ演奏としては楽しめます。
ただ残念なのは、録音状態が悪い。高音質録音に慣れた耳には繰り返し聴くのは躊躇うこととなろうか。
ほんとうにもったいないCDで、何とかならないものだろうか。
ミケランジェリのファンは買うのも良いが、そうでない方には残念ながら積極的には薦められない。
2020年12月12日に日本でレビュー済み
ラジオで聞いてCDを購入しました。不変とは何か?表現とは何か?しみじみと考えてしまいました。彼の演奏をリアルタイムで聞いてみたかったです
2018年5月2日に日本でレビュー済み
  ミケランジェリの感興の高まりには特筆すべきものがあるのは事実だが、この録音のレベルではまったく楽しめない。ピアノソナタ第2番やバラード第2番そして大ポロネーズでは驚くべき演奏を繰り広げ、一聴に値する。それは事実である。しかし、これは市販するような録音ではない。惜しい限りである。