実はけっこう前からゆるーく活動してたメイナード様のソロ・プロジェクトが初のお目見え。
TOOLでは感情とか体温を極力表に出さないようにしていたメイナードの声が、こちらではメイナードの息の匂いが嗅げそうなほどすぐ近くまで迫ってくるような生々しさ。TOOLの分厚いヘヴィ・サウンドともAPCの繊細且つ美麗なアレンジとも違う、ミニマルだけど重いオリエンタルなサウンドが癖になる。いつかのインタビューで触れていたレイジのティムとブラッドが参加した曲も収録(全然レイジっぽくないから知らないとわからないかも)。
あと、バンド名とタイトルに並んでアートワークも素敵。イラストを眺めるだけでも面白いけど、英語が苦手な人もぜひ辞書片手に読んでみてほしい。辞書を壁に投げつけたくなるくらいバカバカしくて最高だから。