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All Blues

4.8 5つ星のうち4.8 7個の評価

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新品 中古品
CD, 2007/12/19 1枚組
¥4,000 ¥3,500

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曲目リスト

1 ALL BLUES
2 MY FUNNY VALENTINE
3 BAUBLES,BANGLES AND BEADS
4 STRAIGHT NO CHASER
5 ROUND MIDNIGHT
6 I’VE GOT YOU UNDER MY SKIN
7 PHIL’S BOSSA
8 SECRET LOVE (Bonus Tracks)
9 WHAT’S NEW (Bonus Tracks)
10 DARN THAT DREAM (Bonus Tracks)
11 BLUES FOR INGE (Bonus Tracks)
12 MY FUNNY VALENTINE take-2 (Bonus Tracks)
13 ROUND MIDNIGHT (Bonus Tracks)

商品の説明

内容紹介

サッド・ビューティー。フラジャイルなエレガンスを帯びたチェット・ベイカーのトランペットが密やかな夜に潜りこむ。身体が音に溶けてしまったような「Round Midnight」「My Funny Valentine」に見え隠れするデカダンス。孤高の音色にベストな相性をみせる、憂いあるダークトーンの歌声の主は、NAMAZのヴォーカリストとしても知られるオランダのシンガー、レイチェル・グールド。シュールなハンサム・ヴォイスが告げる「All Blues」の啓示。何かが漠然と始まる予感は、ぞわぞわと押し寄せるスリルと、喪失への不安がもたらす倦怠を行き交う。近年日本ではデタミネーションズのカヴァーによって一気に本作が注目を集めるきっかけとなった「I've Got You Under My Skin」は、達観したような演奏のなかに大人の素顔が映し出される軽妙さが心動かすダンス・ナンバー。 Rachel Gould (vo) / Chet Baker (tr) / Jean Paul Florens (g) / Henry Florens (pf) / Jim Richardson (b) / Tony Mann (dr) Recorded at John Melner Studio, London, September 5th, 1979. Originally Released as Bingow BGW-03, France.

メディア掲載レビューほか

オランダのシンガー、レイチェル・グールドが1979年に残したアルバムがセレストより再発。トランペッターにチェット・ベイカーを迎え、ジャズのスタンダードを静かに溶け込むかのような演奏を繰り広げる。 (C)RS

登録情報

  • 製品サイズ ‏ : ‎ 14.22 x 1.02 x 12.45 cm; 97.52 g
  • メーカー ‏ : ‎ Celeste
  • EAN ‏ : ‎ 4562162192482
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 9 分
  • レーベル ‏ : ‎ Celeste
  • ASIN ‏ : ‎ B000WOYM5S
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 7個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
7グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年11月14日に日本でレビュー済み
後期CHET1979年ロンドン録音。セクステット編成のアルバムだが、実際はボーカルとギターのみ、あるいはトランペットとギターのみの演奏も多く、静謐で心の落ち着くアルバムとなっている。

RACHEL GOULD (vo) 1953-現在
CHET BAKER (tp,vo) 1929-1988
JEAN PAUL FLORENS (g)
HENRY FLORENS (p)
JIM RICHARDSON (b) 1941-
TONY MANN(ds)   1942-

RACHELはオランダの女性ジャズボーカル。CHETがどのような経緯で本アルバムを彼女と録音したかは不明である。M1,3,4でのRACHELの柔らかな掛け声(ワンツー・・・)も本アルバムのトレードマークの1つとなっている。また、CHETのスキャットも多く聴ける。もっと評価されて良いアルバムではないだろうか。

M1 ALL BLUES 5:41
 演奏はRACHELの柔らかで独特なイントネーションでの掛け声(1-2-1234-5)で始まる。フロントはRACHELのボーカルとCHETのトランペット。クールなバラードに仕上がっている。

M2 MY FUNNY VALENTINE 5:36
 曲名は「MY FUNNY VALENTINE」となっているが、内容は「MY FUNNY VALENTINE」とは別物である。CHETの創作曲ではないだろうか。フロントはCHETのトランペットとFLORENSのピアノ。心に染みる。

M3 BAUBLES.BANGLES AND BEADS  7:01
 これもRACHELの柔らかな掛け声(1234)で始まる。フロントはRACHELのボーカルとCHETのトランペット。

M4 STRAIGHT NO CHASER 4:25
 RACHELの柔らかで独特なタイム感覚での掛け声(1-2-12-1234)で始まる。フロントは快速調のRACHELのスキャット、CHETのスキャットとトランペット。

M5 ROUND MIDNIGHT 5:11 ※CHETはスキャット
 CHETのスキャットとFLORENSのギターのみの演奏。静謐である。演奏の終わり方が少々急である。

M6 I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN 5:04
 フロントは軽快なリズムに乗ったRACHELのボーカル。

M7 PHIL'S BOSSA 5:50
 フロントはボサノバのリズムに乗ったRACHELのスキャットとCHETのトランペット。2人のFLORENSのギターやピアノとの絡みも心地良い。

M8 SECRET LOVE 4:52
 フロントは軽快なリズムに乗ったCHETのトランペット。本アルバムの聴き処の1つである。

M9 WHAT'S NEW 4:36
 フロントはCHETのトランペットとFLORENSのギター。

M10 DARN THAT DREAM 3:45
 CHETのトランペットとFLORENSのギターのみの演奏。静謐である。

M11 BLUES FOR INGE 4:38
 フロントは軽快なリズムに乗ったCHETのスキャット。

M12 MY FUNNY VALENTINE (Take2) 5:35
 これもM2と同様、CHETの創作曲ではないだろうか。フロントもCHETのトランペットとFLORENSのピアノ。心に染みる。

M13 ROUND MIDNIGHT 5:12 ※CHETはトランペット 
 CHETのトランペットとFLORENSのギターのみの演奏。M5のCHETはスキャットだったが、ここではトランペットである。静謐で心に染みる。M5では演奏の終わり方が少々急だったが、ここではそんなことはない。

ジャケット裏を見ると、M1~7が「All Blues」、M8~13が「Bonus Tracks」と書かれている。これはM1~7が本アルバムの元々のもので、M8~13がその後に追加されたものなのだろう。本アルバムの類似アルバムにCHETの『Rendez-Vous』(ランデブー)という同時期録音のアルバムがある。RACHELは参加していないが、RACHEL以外は同じメンバーである。収録曲は7曲のみだが、内6曲はこのアルバムから本アルバムに移行したものらしい。それが上記のM8~13と思われる。そのジャケットの雰囲気も似通っている。現在、アマゾンでの扱いはないが、本アルバムとの重複購入には要注意である。

蛇足になるが、CHETには、
Live in London (2枚組)
Live in London Volume II (2枚組)

といったアルバムがある。1983年に本アルバムと同じロンドンで録音されたものだが、ピアノはJOHN HORLER (p)、ベース、ドラムスは本アルバムと同じRICHARDSON (b)、MANN (ds)とのカルテット編成。音源はRICHARDSON (b)が自身のウォークマンの前身機で録音したもの。

~私はレビュー内容をアップした後も随時更新して内容を充実させています~
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月23日に日本でレビュー済み
1979年ロンドン録音
Rachel Gould (vo)
Chet Baker (tp,vo)
Jean Paul Florens (g)
Henry Florens (p)
Jim Richardson (b)
Tony Mann (ds)
74年のカムバック後、第二の絶頂期を迎えようとしていたベイカーをロンドンに招いて、オランダ人ボーカリストのレイチェル・グールドをフィーチャーした異色作。仕掛け人はフリーのプロデューサー、フィリップ・ガビリオ。チェットが珍しくボーカルを人に任せた(自らのボーカルはボーナストラック#10のみ)のは、グールドの中性的な声が気に入ったのか、はたまたヤクを買うためには仕事を選ばなかったのか、今となっては本人に訊くこともできない。
ボーカル曲の冒頭でグールドがカウントを取る。セクシーだ。これだけでもベイカーの作品に美しさ、儚さを十分添えている。
惜しむらくは、同日の録音を並び換えただけのものがSONY RECORDから"My Funny Valentine"というタイトルで出されているが、なぜかそちらで採用されたMy Funny Valentineのテイクの方がバツグンにいい。(でもそちらには、グールドのボーカルが光るI've Got You Under My Skinが入ってない。どちらかにまとまっていれば…。)
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート

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Music listener
5つ星のうち5.0 An all-time favorite
2009年8月3日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
I bought a version of this CD in the late '80s, and it has been a favorite ever since. At the time I chose between a double LP and the CD. The CD version listed all the cuts as the LP, but it turned out to be a little different, lacking the alternate take of Valentine, and one other song. This new version has both, so I bought it. Rachel Gould's singing on this CD is a great match for Chet's playing and the tunes. Most of the tunes are well known, so I think this music would have broad appeal to anyone that likes jazz. It is mainstream, and not too heavy. It can be good background, but rewards serious listening as well. I can't imagine anyone being displeased with this, unless they just don't like the tunes or jazz.
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
Dr J.
5つ星のうち4.0 Four Stars
2016年3月29日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
D. Alain
5つ星のうち5.0 EXACTNESS AND EMOTION
2011年11月22日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
EXACTNESS AND EMOTION. THAT TWO WORDS ARE ADEQUATE TO QUALIFY THIS RECORD. WHAT IS MOST REMARKLE IS THAT THE RECORDING PERFORMANCE WAS PRACTILY NOT PREPARED.
SPLENDID !!