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昔友人に借りて聴いた時はスチャダラパーの根っからのファンである私は首を傾げました。アダルトなスチャダラパーに困惑してしまったからです。私は当時20代前半、30になった今聴くとまた違ったように聞こえます。なるほど、こういう事がやりたかったのか！と、今ではバンドスタイルのヒップホップは沢山ありますが、発売当初は日本ではそんなに多いとも言えない時期でした。古くはVIBRA STONE、海外ではThe Rootsなど居ます、ハローワークス発表時は海外のアンダーグラウンドヒップホップがバンドスタイルを取り入れるのがブームだったと記憶しています。
そう考えると日本では早すぎたのかな？
やはり、ハローワークス面々はそういった嗅覚の鋭い人たちの集まりなので、時期尚早となってしまったんではないでしょうか。
あと、皆さんのレビューを拝見すると、スチャダラパーのアルバムと勘違いしているのかな？と感じました。今一度、ロボ宙+スライマングース+スチャダラパー=ハローワークスという集合体として聴いて欲しいです。
曲中の自虐ネタなんかも自分がいい歳に成ったので、楽しめるようになりました。
現在マケプレで軒並み1円と悲惨な状況です。録音も良いし、買わない手はないと思うんですけどね…
