さらばバルデス [DVD]
フォーマット | 色, 字幕付き |
コントリビュータ | ヴィンセント・ヴァン・パタン, ジョン・スタージェス, マルセル・ボズフィ, ジル・アイアランド, チャールズ・ブロンソン |
稼働時間 | 1 時間 37 分 |
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商品の説明
スーパーアクター第2弾
西部開拓時代の末期を舞台にした、幻のアクションウエスタンが遂にDVD化!!
(本作は、米国版権及び編集によるものです)
型番 : IDM-303
バーコード : 4571244173035
タイトル : さらばバルデス
タイトル・カナ : サラババルデス
発売日 : 2007/10/31
定価 : 780
DVD方式 : 片面一層
再生時間 : 97
映像色 : カラー
音声 : モノラル
字幕 : 日本語字幕
画面サイズ : スタンダード
DVD製作 : WHDジャパン
発売 : 有限会社フォワード
販売 : 有限会社フォワード
製品備考 : 米国版権及び編集
原題 : CINO
製作年 : 1973
製作国 : アメリカ/フランス/イタリア
監督 : ジョン・スタージェス
出演 : チャールズ・ブロンソン/ジル・アイアランド/ヴィンセント・ヴァン・パタン/マルセル・ボズフィ
音楽 : グイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス
紹介 : スーパーアクター第2弾
STORY】
1880年代西部開拓もほぼ終わりのニューメキシコで、一人旅を続けるジェミー少年(ビンセント・バン・パタン)は、荒野の一軒家に一夜の宿を乞う。そこは野生馬の放牧業を営む白人とインディアンの混血チノ・バルデス(チャールズ・ブロンソン)の家だった。
意気投合した二人は共同生活を始めるが、ある日馬を売りに町に出た時、混血を理由にチノが喧嘩を売られ町のカウボーイ達と大乱闘になる。
牧場主にとって商売敵であるチノが白人にケガを負わせた事によって、さらに対立は激しくなり、最後には銃による決着へと続くが・・・
解説】
本作は、自然を愛しその中に生きようとする男の孤独な闘いを描いた西部劇である。
公開当時ブロンソン版“シェーン”と評されたが、アクションシーンと男臭さはやっぱりブロンソン映画である。
監督・脚本は「荒野の7人」「大脱走」でブロンソンとタッグを組んだジョン・スタージェス、原作はリー・ホフマン。共演のジェミー少年役のビンセント・バン・パタンは、本作後多数の映画に出演したが、最終的にテニスプレイヤーとして大成しウィンブルドンにも出場している。
また身分と人種の壁を越えて愛しあう牧場主の妹役に、ブロンソンの実生活での妻ジル・アイアランドも共演。西部開拓期から近代への移行による経済的な歪、それに伴う自然破壊、人種問題、家族愛等も盛り込んだブロンソン・アクション映画の中では一味違った秀作である。(田中 靖人)
登録情報
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4571244173035
- 監督 : ジョン・スタージェス
- メディア形式 : 色, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 37 分
- 発売日 : 2007/10/31
- 出演 : チャールズ・ブロンソン, ジル・アイアランド, ヴィンセント・ヴァン・パタン, マルセル・ボズフィ
- 販売元 : 有限会社フォワード
- ASIN : B000X20MDA
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 254,534位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,636位外国の西部劇映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
『さらばバルデス』は国内で3種類のソフトが発売されていて、
①フォワード版(ASIN: B000X20MDA)⇒ これは画質が悪く評判が良くない。
②本DVD・2014年オルスタック版(ASIN: B00M11O3MM)⇒ フォワード版より画質が向上しているが、高画質とはいえない(このレビューを参照)。
③2017年オルスタック版(ASIN: B073VSNRHP、B073VVDPJL、B073VRG6HJ)⇒ BDとDVDで全3種類のソフトを発売。HDマスターを謳っているので画質は向上していると思われるが、所有していないので現状では具体的な評価はできない。
HDマスター版のレビューを期待されていた方には申し訳ないと言うほかないのだが、これはアマゾンが勝手にレビューを結合した結果なのでご了承頂きたい。混乱を避けるためにこのエクスキューズを追加記載した次第である。
という事で、以下は2014年のオルスタック版に投稿したレビューである事をご理解の上、お読み下さい。
尚、この2017年HDリマスター版の予告編を以下に記します。参考にご覧下さい。
【予告編】http://www.nicovideo.jp/watch/sm31791463
チャールズ・ブロンソン主演『さらばバルデス』(‘73)は、ジョン・スタージェス監督の晩年の作品。プロデューサーはディノ・デ・ラウレンティス、米・仏・伊の共同制作で、スタージェスによるマカロニ・ウェスタンというと弱冠ウソになるが(笑)、イタリア資本が入った映画である。
西部開拓時代末期のニューメキシコ。馬の放牧業を営む、インディアンとの混血児チノ・バルデス(C.ブロンソン)の元に、一人旅の少年ジェイミー(ヴィンセント・ヴァン・パタン)が転がり込む。バルデスは混血である事から、町のカウボーイに因縁をつけられ喧嘩になり、それがきっかけで牧場主マラル(マルセル・ボズフィ)と対立していく・・・。
何者にも囚われることない一匹狼の生き様を、野生馬の姿に重ねながら、一人の少年の目を通して描いた叙情派ウェスタン。往年のスタージェスが得意とした活劇性は薄く、人間ドラマ中心に描かれる。日本公開時は、ブロンソン版『シェーン』と評されたそうだ。ブロンソン版『グラン・トリノ』と表現している人もいる(笑)。そういう事からも、アクションものではなく、少年が「大人の漢ブロンソン」から様々な事を学んでいく物語だという事が分る。いいお話ではあるのだが、描き足りない部分も多く、一抹の物足りなさを感じてしまうB級感あふれる作品でもある。例えば、少年ジェイミーはなぜ独り旅をしているのか、といった細かい設定や人物の心理描写が大雑把で、ストーリーがお約束だけで進行していくので、予想通りの展開以上のものが観れない残念さは否めない。ヒロインとして登場するジル・アイアランドがなぜバルデスに惚れていくのかもよく分からず、「ジルだからブロンソンに惚れるのさ」という「ファンとしての納得ありき」なところがチョットどうかとも思う(笑)。
また、視点が定まらないのが本作の最大の欠点で、少年の目線になったり、バルデスの目線になったりと、どっちつかずな描き方も損をしていると思う。視点が入れ替わるのは作劇上仕方ないとは思うが、目まぐるしくポンポンと入れ替わるので、煩雑な印象を受けるのである。特に、もう少し少年の心を描きこんで欲しかったと思う。
西部開拓時代の終焉と、旧い世代が次世代へ何かを受け渡していくというテーマを内包した作品で、そういう意味ではジョン・ウェイン×ロン・ハワード×ドン・シーゲルの『ラスト・シューティスト』にも通じるものがあるが、その辺のテーマがやや消化不良のまま終わってしまう感がある。
しかしその一方で、スタージェスのツボを外さない堅実な演出、漢の魅力を描き出す手腕はさすがで、ブロンソンの魅力は全く薄れることはなく、特に本作に於いては、野生馬をこよなく愛するバルデスの心と、荒野を疾駆する一頭の漆黒のマスタングの凛々しい姿 - この2者の共鳴が、心打つまでに素晴らしい映像として表現されていて、この一点だけでも観る価値あり、と言いたい。老いてもスタージェス、決して駄作は撮らない。骨太の古狼ここにあり、の一本である。やっぱり西部劇はいいね。
さて、本作はかつてWHDジャパン - フォワードから廉価DVDとして発売されていた。フォワードは、マニア心をくすぐる映画をコツコツと開拓してソフト化してくれる一方で、弱小ソフト会社という事もあってか、権利料の低い画質の悪いソフトばかり発売することで悪評高いメーカーでもあった。最近は画質のいいソフトも出すようになったようだが、決してファンからの信頼篤いソフト会社とは言えない残念さがある。『さらばバルデス』も、画質の悪さで不評を買ったソフトだった事が旧版のレビューなどで判る。
で、今回オルスタックから新たに発売され、多くの方が気になっているのが「画質は向上したのか?」という点だと思う。筆者は残念ながらフォワードの旧版DVDは所有していないので比較はできないが、旧版のレビューを読むと、「VHSを5~6回ダビングを繰り返したレベル」で、観ている間も画質の悪さに慣れることができない、と言った事が書かれている。このことから、フォワードの初期の頃に圧倒的に多かった、海賊版ビデオ並みの画質ポヤポヤの最悪ソフトだという事が想像できる。ちなみに、商品スペックでは「スタンダード・サイズ」と書かれているので画角は4:3だと思われる。
で、本DVDはどうなのか?まず画角は16:9である。そして画質は、海賊版ほど酷くはないのだが、残念ながら「高画質」だとは言い難い。レビューを見ると人によって評価が違い、「画質が酷い」と書かれているものと「文句を言うほどではない」と書かれているものがあり、個人の好みや再生環境で印象がかなり変わる微妙な画質だということが分かる。しかしそれは主観的な評価で、商品を買うための指標としてもう一つ足りないので、できるだけ具体的に本DVDの画質について書こうと思う。
まず、画質はシャープではない。細部がつぶれているのが判る。いわゆるデジタルマスターの画質ではないのだ。マスターテープはビデオソフト用のものを転用していると思われる。しかしそれはダビングを繰り返した「海賊版ソフト」のようなポヤポヤ画質ではなく、ビデオソフトの時代であれば、かなり画質はいい部類のソフトだと思う。ニューマスターではないが色も割ときれいで観ていてストレスが溜まるほど酷いものではないと思う。
ただ、大画面のハイビジョンモニターなどで観ると、かなり映像はぼやけて見えるのではないかと思われる。画面が小さめのモニターやPCでの視聴が、よりストレス・レスで観れる方法だと思う。つまり、「質のいいVHSソフト」程度の画質を想像して頂けるといいと思う。
総合的な評価としては、標準的なDVDの画質には今一歩及ばず、シャープさに欠ける画質だが、この値段(1000円~1500円ぐらいの価格帯)ならば何とか許容範囲の画質だと思う。
実は本ソフト、21インチぐらいのアナログTVで観るとけっこういけるのである(笑)。普通のDVDソフトとほとんど変わらない印象で観る事ができる。まあ、今どきアナログ環境で観ている人は少数派だと思うが、筆者のようにアナログ派もいるにはいるのだ。映像業界人って、仕事でハイビジョンの映像を見飽きている感があって、意外に思われるかもしれないがアナログ支持派がけっこう多いのである。意外にも特に技術系の人間にね(笑)。
考えてみれば、ハイビジョンTVって、地デジやブルーレイの映像を観るためのもので、DVDならばむしろアナログTVの方が楽しめるのだ。現代社会は、テクノロジー行け行けのせいで古い製品がどんどん消え去り、多様性が失われて行ってしまい、その結果、本来あるべき場所に収まっていないものが増えてしまっている。DVDソフトをハイビジョンTVで視聴するという事も、そういったミスマッチのひとつだと筆者は思う。
筆者は普段は映画に関しては作品論を語りたい人間なので、よっぽど画質が酷くない限りは商品としてのソフトの評価にあまりギャーギャー文句をつける手合いではないが、本作は旧フォワード版から買い換える方が多いと思うので、その参考になればと思い書いたレビューである。DVDソフトとしては、さらに画質が向上したものを今後に期待したい。
【追記】2017年9月末に、同オルスタックからHDマスター版のBDおよびDVDが発売決定となった。画質の格段の向上を期待したい。〔予告編〕http://www.nicovideo.jp/watch/sm31791463
ブロンソンとのタッグということで忘れられない貴重な作品。いま手元に入手できるだけでもありがたいのだが、
惜しむらくは画質のひどさ。VHSを5〜6回ダビングを繰り返したレベルなのだ(いや、それ以上悪化しているか?)。
見始めるとやめられないが、見ているあいだずっと画質の悪さに馴れることができず悲しくなる。
入手できてうれしく、画面を見つめ悲しくなるというDVDだ。
権利関係もあると思うが、もう少しましなソースを使えなかったのだろうか。
が、なんと言っても、残念ながら昨年故人となられた名優大塚周夫氏のが声が聞けるのが大変嬉しい。
それにつきます。
画質が悪かったのでこれには期待するところ
肝心な映画内容はと言うと『チャトズランド』とほとんど似てるが
マ〇掻きブロンソンが愛妻ジルの前でブロンソン汁垂れ流しかよと思ってしまうが・・・
何のことやら観てのお楽しみ!男の体臭度120%
監督は『荒野の七人』のジョン・スタージェスだからなのか
やりたい放題の演出にド肝を抜かされる
イースウッドの『シノーラ』も同監督なので見比べるのも面白いかも
子供の頃TVで見た以来で、胸ワクワクだったのに、いざ映画がスタートしたら・・・・・・
男チャールズ・ブロンソンの魅力爆発の映画なのに、画質の酷さで台無しにされた思いです。
ブルーレイの登場を期待します。
1人旅をする少年と、インディアンの混血児役を演じるブロンソンの、心の交流を中心に描いている。
ブロンソンが開拓者精神を持ち、力強く、やさしくとても魅力に溢れ。
またジル・アイアランドとのラブロマンス も織り込み、感動的な物語を作り上げていた。
スタッフのほとんどがイタリア人で製作された秀作である。