独立前のアメリカ東部を舞台に、ある若き夫婦を主人公に、動乱に翻弄
されながらも困難を乗り越えていく姿を描いています。
幸せな新婚生活も束の間、英派の敵(特にインディアン)に納屋を
焼かれ村ごと追いやられ、無一文になった所を未亡人に拾われ
また生活を立て直しますが、容赦なく敵が迫ってきます。
甚大な損害を出しながら民兵側は何とか撃退しますが、敵は尚迫って
きます。 危険を承知で、大陸軍の応援を呼びに行きますが・・・。
インディアンの襲撃で幾度も逃避を余儀なくされ、財産も多く失い
赤ん坊を流産してしまうなど、当時の移民たちが如何に苦しく悲しい
現実と闘わなければならなかったのかが、身に沁みて伝わってきます。
そういう過程があったためか、最後の、星条旗が掲げられるシーンが
感動的で清々しい気分になりました。