「一切の妥協を許さず作り上げた」アルバムということで期待していたが、期待通りの素晴らしい出来ばえだと思う。 「一切の妥協を許さず・・・」という強い意志とはうらはらに、初めて聴いたのにどこか懐かしく優しい感じ・・・。タイトル通り「ノスタルジア」な風景が広がる。 歌詞カードを眺めながらじっくり聴き込むのも良いし、本を読みながら・・・ウトウトしながら・・・お茶を飲みながら・・・何もせずぼーっとしながら・・・どんなシチュエーションにも合う。 存在感はあるのに決して邪魔にならない・・・そんな曲達がつまっている。 face to aceの作る曲は、どの曲も優しい。なんの引っかかりもなく、すっと自分の中に入ってきたり、通り過ぎていったりする。 こんな世界があるということを教えてくれたface to aceの音楽に、すっかりハマっている。