内容紹介
01年、盟友MADLIBらを擁するSTONES THROWではなく、 マイナー:CONCENTRATED ENT.から人知れずリリースされていた、 MADLIBさえも絶対的な信頼を寄せていたというこのビート・クリエーターKANKICKによるデビューアルバム。 『FROM ARTZ UNKNOWN』。冒頭の「KAN INTRO」を聴けばその理由も自ずと分かるハズ。 そして、M.E.D.、OH NOをゲストに迎えたSTONES THROWマナーな「LIVE AS IT GETS」を皮切りに、 地元L.A.のシーンを共に支えてきた同志THE VISIONARIES、PLANET ASIA、XZIBITによる STRONG ARM STEADYからKRONDON、PHIL THE AGONY、DECLAIMEとPOPPYとのMADMENジョイント...。 サンプリング・アートの神髄を凝縮させたメロウ、ジャジー、ファンキー、ソウルフルと多彩なウワものと、 ラフでザラついたビートに終始圧倒されっぱなし。特筆すべきは随所に挿入されたインスト曲、 KANKICKの真骨頂、文句のつけようがない秀逸なビートを堪能させてくれるKANSTRUMENTALS。ヤバすぎです !!
アーティストについて
STONES THROW結成以前、高校時代にMADLIBらクルーと知り合う。
MADLIB、WILDCHILD、DJ RHOMEのトリオLOOTPACKでは第4のメンバー的存在であった。
またSTONES THROW関連作はもちろん、THA ALKAHOLIKS「MARY JANE」のプロデュースもMADLIBとともに手掛ける。
DECLAIME、PAPPYらとのMAD MEN、そのDECLAIMEことDUDLEY PERKINSの「A LIL LIGHT」への楽曲提供などでコアなファンをガッチリと魅了した。
一般的には2004年にUP ABOVEからリリースされたインストアルバム『ACID MASSIVE MUSICAL』でその名を知られることとなる。
2006年にはドイツGROOVEATTACK配給のレーベルRAMPより『SERIOUS BUSINESS THIS !』、 さらに変名KANZULUでRAW WAXからアナログなどもリリースしている。