さらば、ベルリン [DVD]
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フォーマット | ドルビー, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ジョージ・クルーニー.ケイト・ブランシェット.トビー・マグワイア ., スティーブン・ソダーバーグ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 48 分 |
商品の説明
商品紹介
1945年ベルリン。戦争の終わりは、事件の始まりだった。G・クルーニー主演XS・ソダーバーグ監督が贈るクライム・サスペンス<40年代映画黄金期のフィルムノワールに挑んだ話題作>
“スタイリッシュ、そして心を掴んで離さない。クルーニーとブランシェット二人の名演をボギーとバーグマンは誇りに思うであろう。” - Pete Hammond, MAXIM
第2次世界大戦直後の荒廃したベルリンに到着したアメリカの従軍記者ジェイク・ガイスマー(ジョージ・クルーニー)は、戦争の余波に紛れて自らの過去を捨て去ろうとしている、かつての恋人レーナ・ブラント(ケイト・ブランシェット)と再会する。偶然とは思えない再会に興味をそそられたジェイクは、絶望的なベルリンからの脱出を望むレーナが隠している秘密を暴き出そうとする。 一方、アメリカ軍の兵士でジェイクの運転手を負かされたタリー(トビー・マグワイア)は闇市場に通じるコネクションを持っていた。それは、レーナがベルリンから逃れる手段にもなり得るが、彼らをさらに深い闇へと導くことにもつながるのだった。
Amazonより
欠点はあるものの、「さらば、ベルリン」は「昔の映画はよかったのに」と嘆くすべての映画ファンにとって嬉しい贈り物だ。スティーブン・ソダーバーグの、ハリウッド黄金時代のモノクロのメロドラマに対する愛情あふれる粋なトリビュートは、マイケル・カーティスの「カサブランカ」――「さらば、ベルリン」が意図的に真似ている1946年の古典的名作――に比べて感情の深みとロマンティックな情熱に欠けるかもしれないが、ソダーバーグはカーティスのスタジオ・スタイルに近づき、映画が職人技として純粋に楽しまれた頃のゆらめきや陰影を残している。自ら(「ピーター・アンドリュース」の名で)映写技師としても働いたソダーバーグは、技術的にも芸術的にもカーティス作品の見た目や感じを再現するためあらゆる手をつくした。そしてジョセフ・キャノンの原作(「クイズ・ショウ」を手がけた脚本家ポール・アタナシオが脚色)は、第2次大戦後のドイツで行われた歴史的なポツダム会議を舞台にした入り組んだストーリーを提供している。アメリカの従軍記者ジェイク・ゲイスマー(ジョージ・クルーニー)は、ポツダム会議を取材するため、がれきの町ベルリンに到着し、担当運転手(トビー・マグワイア)と、戦時中に娼婦となった昔の恋人(ケイト・ブランシェット)、そして彼女の行方不明の夫で、権力を奪い合う冷戦前のアメリカとロシアが欲しがっている重要な秘密を握る科学者がからむ殺人事件に巻き込まれる。
暴力、性的要素、刺激的な会話から、このR指定のドラマが往年の映画の大胆な現代風オマージュであり、独創性のない過去のコピーではないことが分かる。そのため、映画全体の魅力という点では相容れない結果となっている。見た目はきらびやかだが、筋書きと演技は現実味がなく、全編にわたって純粋な人間の感情から奇妙に切り離されたような感じがする。おそらくソダーバーグがこの映画を作って楽しんだほど、ほとんどの人はこの映画を見て楽しまないと言うのが妥当だろう。しかもクルーニーの役は、皮肉な悟りに達するまで繰り返し打ちのめされ騙される。「さらば、ベルリン」は、才能ある監督が趣味にのめりこみ大胆な実験をする様子を追う楽しみだけでなく、人に勧めたくなるいい点がたくさんある。(Jeff Shannon, Amazon.com)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.4 cm; 81.65 g
- EAN : 4988135706577
- 監督 : スティーブン・ソダーバーグ
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 48 分
- 発売日 : 2008/2/8
- 出演 : ジョージ・クルーニー.ケイト・ブランシェット.トビー・マグワイア .
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B000ZFTNDA
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 129,307位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 723位外国の犯罪・ギャング映画
- - 4,528位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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事実であった。
キャラクターもストーリも違う。
原作の評判が良かったので、其の映像化なのかと思ったら大間違いだった。
特に、主人公ジェイクの恋人レーナ。
原作に出てくる他のキャラクターまで演じさせ、全く別のキャラクターになってしまっている。(しかし、其処に「ベルリン終戦日記」に描かれた様な、其の当時のドイツの女性の姿を見る事は出来る。)
多彩な脇役陣の人間模様、戦争終結直前直後の様々な悲劇、これらが渾然一体となる事によって、この小説がより魅力的なものに仕立て上げられているにも拘らず、映画はそれらを殆ど切り捨てて、新たな「カサブランカ」を作る為に、使えそうなエピソードを断片的に拾い上げ再構築してしまった。当然、其処には原作の魅力は失われてしまっているであろう事は、想像するに難くはないだろう。
原作を忠実に映像化した物が、全て面白い作品になるわけではないし、映像化出来ない、あるいは、しない方が良いシーンもある事は判るが、原作もキャスティングも良かったのに、とても残念だ。
だが、製作サイドからすると、ジョゼフ・キャノンの原作が、新たな「カサブランカ」のイメージ通りだったと言う事かも知れない。
見所は、モノクロームの美しい映像と、音楽。そして、キャラクター達の話す言語。
空回りの作品でした。カサブランカや第三の男には遠く及びません。却って昔の両作品が
いかに素晴らしいものであったか再認識させてくれただけです。
激動の時代、激動の地を舞台にした、面白い作品にできるチャンスだったのに、残念。
目立っていたのはトビー マグワイアぐらいかな。彼の中の演技者としての能力、見直しました。
が、これはダメ、ダメダメダメの大コケ。
1945年当時の戦史ニュース・アーカイブを引用したドキュメンタリー調のオープニングが自然に現代のPANAVISION(白黒、DTS)ドラマ・ムービーへと繋がって行く導入部は、さすが巨匠!待ってました、今様「第三の男」、と身を乗り出したら、あれれ、先へ進むほどに白けて来ましたねえ。笑)
ダメなんだね、この白黒、当時の白黒機材も照明も撮影技術もディジタル・カラーの現在ではもはや再現不可能か。
ケイト・ブランシェットは「第三の男」ではアリダ・バリ、「カサブランカ」ならイングリッド・バーグマンに相当するヒロインの役だけれど、色気がなさすぎて、クルーニーが命をかけてもゾッコンという役柄には無理がある。
本作のブランシェットは、男を狂わせる妖艶さと、隠された戦中の忌まわしい過去の所業ゆえの影をまとったミステリアスな雰囲気を演じるには陽光のオーストラリア育ちではどだいムリというもの。
いくらアカデミー女優だといっても役柄にムリがあれば悲惨な結果も不思議ではない。監督の得手不得手もある。
それとも、白黒の時代の役者は白黒に合った役者だったのだろう。カラーに合った現代の役者を白黒で無理やり撮った結果かもしれない。
ネタばらしになるかもしれないが、ブランシェットはいわゆる悪女ではない。生きるために心ならずも体を売るはめになった戦争の犠牲者でもない。それどころか卑劣な犯罪者なのだ。
こりゃ難しい役だわな。
「カサブランカ」年代には妖艶美女の代名詞ローレン・バコールがいた。
彼女が相手だったら、クルーニーもさんざんな目にあいながら男冥利に尽きる役になり逐おせたかもしれない。
それにしてもクルーニーは損な役を引き受けたもんだ。ハナからボコボコに殴られ、撃たれ、切られで最後までいいとこなし。
おい、監督のソダ公よ、いい役者をオモチャにするんじゃねえ、と言いたい。
ソダバーグは引退宣言をしたらしいが、何をトチ狂ったかこんな駄作を生んだことで、自己嫌悪から映画作りがイヤになったか。
作った方も見る方も後味の悪い思いのする、生まれないほうが良かった不幸な映画である。
原作はジョゼフ・キャノン。2006年12月公開。
セックスと嘘とビデオテープ、エンリ・ブロコヴィッチ、トラフィック、オーシャンズ11.12.13の巨匠ステーヴン・ソダーバーグ。
ジョージクルーニーとケイトブランシェット、トビーマグワイアーと役者が揃えば面白なかろう筈がない。
随分期待しましたが、肩透かしでした。何がいけないのでしょうか?
同工異曲のそしりは免れませんが、もう少し何とかなったのでは、、、と残念です。
さらばベルリンの灯 と言う名作がありますが、タイトルもパッとしません。
残念至極です。
他の国からのトップレビュー
Tout les ingrédiants du film noir d'après guerre, bien servi par l'ensemble des acteurs.
Le tourner en NB, et aussi la bonne idée de ce film.
Inutile sottolineare la magnifica interpretazione di Cate Blanchett. Bravo George Clooney