左右のバランスは微調整ノブがあるので簡単だが、前後がやっかいで、使うたびに時間をかけて調整しなければならない。前後用にも同じ微調整ノブを付ければいいだけのことだが、コストカットのためか手を抜いたか。いずれにしてもマンフロットというブランドらしくない。また、下部のバランサーの素材が柔らかく、動くと微妙にしなって安定どころか揺れを増加させてしまうこともある。
欠点だらけだが、宣伝文にあるように、「カメラバッグの中に入れて持ち運べ、いつでも使えるように」という目的は達成されている。ステディカム・マーリンは小型で精度も高いが大きなバック以外は入らないし、神経質な機材なので持ち運びには注意しなければならない。だから、こういう気楽に使える商品があってもいいと思う。
ブランド | マンフロット(Manfrotto) |
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製品型番 | 585 |
年式 | 2009 |
対応機種 | カメラ |
電池付属 | いいえ |
梱包サイズ | 21.2 x 14 x 10.6 cm; 500 g |