NorBAC主任研究員ディビットは女性,酒を愛して一見だらしなくみえますが,研究熱心で天才肌で微生物や疾患に対する熱意はすばらしく観ている私たちを魅了します.このように仕事に子供のように夢中になれる主人公に憧れます。シーズン1と比較するとディビッド以外の登場人物の背景がより見えてきて面白くなるのですが、ややCSIシリーズの模倣を感じます。しかし、舞台のNorBAC研究所がグローバルな施設なので北米地域に限らないのと、見えないバイオテクノロジーの脅威が関心を引きつけます。研究施設もパワーアップしています。シーズン2では解析している所を複数画面で表示して何を研究しているのかがわかりやすくなっています。シーズン1より研究オタクな言葉も少なくなっています。
SARSやAIDSといった現実味のある話題を取り上げて,CSIのような対ヒトで捜査するわけでなくはなく,感染症を解決するところから政治的あるいはヒューマニズムな展開になります.一話完結ではないのですが,脚本が優れていて飽きることなく続けて見れます.
日本がこのような現状になればと考えると怖いですが、このような知識は日本人には特に必要なように思います。
CSIシリーズが好きな方にはお薦めです!