『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』共同監督のひとりエドゥアルド・サンチェスが地球外生命体がもたらす恐怖を描いたSFホラー。地球外生命体に誘拐され、壮絶なリンチを受けて生き残ったものの、トラウマを抱えたまま大人になった男たちの復讐劇。
エイリアンをとっ捕まえる。
このスリリングな期待感に突き動かされて観てしまったが、また「ブレア・ウィッチ〜」にだまされちまった! エイリアンの姿はほとんどあらわにならないし、男たちの復讐の動機になっている少年時代の痛ましい体験は映像じゃなく会話で語られるし、場面はガレージから動かない密室劇つーかシチュエーション・ドラマだし。
しかしである。ベタなタイトルといい、B級SFホラーとして観た場合、ツッコミどころには事欠かない。展開がショボイわりに、残虐シーンのエグさは強烈なんで、結局最後まで飽きずに観ることができました。
「内臓フェチ」には、キラームービーかもしれないぞう。