商品紹介
『シン・シティ』『スパイキッズ』『デスペラード』
ロバート・ロドリゲス監督、最新SFホラー・アクション大作!
【特典】
●ロバート・ロドリゲス監督によるオーディオ・コメンタリー
●日本版劇場予告篇&TVスポット集
●インターナショナル版予告篇
●スタッフ・キャスト プロフィール(静止画)
●グラインドハウスとは?(静止画)
●ロドリゲスによる10分間フィルムメーキング講座
●バッド・アスな女性たち
●男性キャストについて
●レベル・ロドリゲスのキャスティング
●壮絶スタントの舞台裏
●味のある脇役キャラの説明
【スタッフ】
監督/脚本:ロバート・ロドリゲス
製作:エリザベス・アヴェラン、クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
撮影監督:ロバート・ロドリゲス/美術監督:スティーブ・ジョイナー/衣装デザイン:ニナ・プロクター
編集:ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス
音楽:ロバート・ロドリゲス
スタントコーディネート:ジェフ・ダシュナー
特殊メイクアップ:グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガー
キャスティング:メアリー・ヴァーニュー/スペシャル・ビジュアル・エフェクト:トラブルメーカーデジタル
【キャスト】
ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、マイケル・ビーン、ジェフ・フェイヒー、ジョシュ・ブローリン、マーリー・シェルトン、ステイシー・ファーガソン(ファーギー)、クエンティン・タランティーノ、ブルース・ウィリス
Amazonより
タランティーノとともに、60~70年代の「グラインドハウス映画」と言われる常識破りのアクション作品の復活に挑んだ、ロバート・ロドリゲス監督。その題材として選んだのは、彼が大好きな「ゾンビもの」だ。恐怖ガスに感染してゾンビ状態になった人々が、非感染者を襲う。ストーリーの基本は、ただそれだけなのだが、細部にオバカなネタがぎっしり詰まっており、まさにゾンビ映画の王道にふさわしい出来になっている。
脳もないのに動き回るゾンビたちの行動が笑えるが、メインキャラクターたちのぶっとんだ演技は悶絶ものだ。感染した片脚を切り落とし、そこにマシンガンを埋め込んで、ゾンビめがけてぶっ放すヒロイン。局部切除の拷問を受ける悪者(タランティーノがノリノリで怪演!)などなど。濃厚なラブシーンの寸前で「この後のフィルムが消失」といったクレジットを出すなど、おふざけも徹底している。かつて映画は、日常では絶対に味わえないバカバカしさも提供してくれた。最新のデジタル技術も駆使しつつ、そんな娯楽の本質を甦らせたという点で、映画ファンには堪えられない逸品である。(斉藤博昭)