クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | 内田有紀, 松尾スズキ, りょう, 徳井優, 妻夫木聡, 蒼井優, 宮藤官九郎, 大竹しのぶ |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 58 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
商品紹介
●劇場3億円の大ヒット!
●主演に内田有紀!超豪華な共演陣は、宮藤官九郎、蒼井優、妻夫木聡、りょう、大竹しのぶ!
●注目度No.1の「大人計画」主宰、松尾スズキによる長編監督第二作!
●原作は06年第134回芥川賞候補作品!松尾スズキ自身による同名小説の映画化!
●目醒めると、そこは閉鎖病棟の一室だった!私はここから出られるの?!
●一瞬たりとも目が離せない、サスペンスフルでコミカルな豪華キャストのアンサンブル!
●松尾スズキ、久保コレオが監督の主題歌PV「Naked Me」を収録!
出演:
内田有紀:『監督・ばんざい!』「北の国から 2002遺言」
宮藤官九郎:『この胸いっぱいの愛を』『嫌われ松子の一生』
蒼井優:『ハチミツとクローバー』『フラガール』
りょう:「きらきら研修医」『カナリア』
妻夫木聡:『どろろ』『涙そうそう』
大竹しのぶ:「冗談じゃない!」『阿修羅のごとく』
スタッフ:
原作:松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」(文藝春秋刊)
監督・脚本:松尾スズキ『恋の門』『ユメ十夜「第六夜」』
プロデューサー:今村景子、菅原直太
撮影:岡林昭宏『ユメ十夜「第六夜」』
照明:山崎公彦『ハチミツとクローバー』
美術:小泉博康『東京大学物語』『天使』
装飾:田口貴久『フラガール』『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』
録音:坂門 剛『ユメ十夜「第六夜」』『カスタムメイド 10.30』
編集:上野総一『恋の門』『THE有頂天ホテル』
音楽:門司肇「キャバレー」、森敬「ストリートファイター」
主題歌:「Naked Me」LOVES.(Ki/oon Records Inc.)
★画面:16:9スクイーズ
★音声:日本語 ドルビーデジタル5.1ch&2ch
★分数:本編約118分
★映像特典:
Disc1
■松尾スズキ監督+内田有紀によるコメンタリー
■主題歌PV LOVES.「Naked Me」 監督:松尾スズキ+久保コレオ
■予告編集
Disc2
■メイキング スペシャル ~めくるめ26日間の密着ドキュメント~
■没収!本編未使用シーン ~宮藤官九郎のモノマネルーム、初公開!ハリセンボン出演シーン ほか~
■クワイエットルームの舞台挨拶集
・完成披露試写舞台挨拶
・Welcome Partyプレミア試写会
・公開初日舞台挨拶
■ガチンコ!トークショー
・松尾スズキ監督&日暮愛葉(LOVES.)
・宮藤官九郎&りょう
★封入特典(初回限定生産分のみ):
■ブックレット
※特典および仕様は変更になる場合もございます。予めご了承ください。
※初回生産分のみ特典ディスク付2枚組となります。
初回版が終了しだい1枚組(本編ディスクのみ)の通常仕様に切り替わります。
Amazonより
バツイチのフリーライター佐倉明日香は、目覚めたら真っ白な部屋で手足を拘束されて寝ていた。彼女は閉鎖病棟の中でもやっかいな患者が入れられる“クワイエットルーム”にいたのだ。この病院には、自分の髪を燃やしたり、拒食症で吐いたり、何度も閉鎖病棟から出ようとしてはがい締めにされたりといろんなタイプの病んだ人がいた。でも私はフツーなのに…。やってきた恋人に聞くと、どうやらオーバードーズで倒れて運ばれたらしい。睡眠薬の量が多すぎたのだ。明日香はずっと不眠症で、それは離婚したときから始まっていた。いったい何があったのか? 彼女は閉鎖病棟から出ることができるのか?
“大人計画”の松尾スズキが、芥川賞候補になった自身の同名小説を映画化したブラックな味わいのコミカルな人間ドラマ。フツーの人と病んだ人の境界線を笑いを散りばめながら、病院内の人間関係とヒロインの過去を織りまぜて描く。院内の奇妙な人間関係には笑いだけでなく切なさや悔しさや厳しさもあり、そして過去を振り返ることで自暴自棄になっていた自分と向き合い乗り越えていくヒロインの姿は感動的だ。ヘビィなテーマだが決して重くならず、かといって軽いわけでもない、絶妙のさじ加減で松尾節を駆使して、人間と愛とどん底からの希望を描ききった監督の力量に脱帽! そして内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、大竹しのぶ、りょうらのキャストの演技も見応えありの傑作だ。(斎藤香)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.6 cm; 159 g
- EAN : 4988126205607
- 監督 : 松尾スズキ
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 58 分
- 発売日 : 2008/3/19
- 出演 : りょう, 内田有紀, 蒼井優, 宮藤官九郎, 大竹しのぶ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 角川エンタテインメント
- ASIN : B0011JPENC
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 56,364位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 527位日本のコメディ映画
- - 624位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 2,851位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
まずいかな、って人もいたけど、あの程度の人なら普通に生活してる人も
いそうだなぁって思ったし、人間誰しもどっか病んでるのかもしれないな~とも思いました。
主人公明日香の人間的な部分の掘り下げをもっとしてほしかったかな、
とも思いましたが、この病棟にいる人たちの個性は光ってました。
特に、攻撃的で過食症の西野(大竹しのぶ)、食べたくても
食べられないミキ(蒼井優)、ステンレスのような心を持った看護師
江口(りょう)、の3人がとても印象に残りました。
その中でもやっぱりすごいわと思ったのが蒼井優。
彼女はもう見た目からしてあの世界に入り込んでる感じだったし、
役柄のため(?)あんなに細いのにさらに細くなって眼光鋭く・・・
あ~、本当に上手い素晴らしい女優さんだなぁって、つくづく思いました。
オーラが違う。
彼女たち、おかしい、変と言えば変なわけですが
彼女たちの方がもしかしたら正しいのかもしれない、と
思える部分もあったりしました。あまりにもピュアすぎる心を持つと、
人間どうしても心で葛藤が起きて、いわゆる“おかしい”人と
なってしまうのかもしれない・・と思ったり。
普通にこちら側(?)で生活してる人たちが案外変なのかもしれないし・・
なんて考えさせられるところもありました。
明日香のように、まずは自分というものがわかるようになる
自分がどういう気持ちなのか、どういう状態なのかということを
自分でわかる、理解するということが再生の第一歩
なのかもしれないな、と思いました。
それって結構難しいことなんですけどね。
ラストシーンはなんだかとても爽やかな気持ちで、フラッシュバックの
シーンを除いては、初めての“外”のシーンだったので、
清々しい気持ちになれました。
Big surprise was it had subtitles in English
I think Yuki Uchida is a very underrated actor this is the second film I have purchased that she made both are better then expected
Learning Japanese to hopefully understand even better
ただ飽きることなく最後までみれた。
ご注意ください。
考察になるのでまず映画を見てからをオススメします。
舞台は精神病棟、主人公は仕事のストレスや過去のトラウマなどが原因でうっかり睡眠薬を飲みすぎて倒れ、この病院に運び込まれました。
そこは過食や拒食、オーバードーズなど色々な病気と闘う?人々が、自分と向き合う戦場でした。
自分は間違えて運ばれてきたと主張する主人公と、医師や同居人の方の判断だと言い、規則を武器に冷たくあしらうステンレス看護師。
個性的な患者や主人公に寄り添ってくれる患者・看護師との交流を描きながら、主人公がここに入院することになった本当の理由が紐解かれていきます。
メインキャストの演技は圧巻です。
精神病棟に入院する患者、それを治療する看護師という役をしっかりこなしています。
特に大竹さんの悪女っぷりは凄まじく流石の一言です。あんたは重い女なのよ!でも生きるって重いことよ〜ははっ!は考えさせられる言葉です。
患者の中にはまともな人は一人もいません。
しかしみんな自分はまともだと主張します。
しかしそれでは社会生活には適合出来なかったからここにいるのです。
そこに気付かずに退院しても、また戻ってくるだけでした。
しかし金原さんほど振り切れていれば適合しなくとも楽しく暮らせる未来が見える終わり方がとても好きです。
自分には生きづらい世の中だと自覚すること、受け入れて認めることが出来れば、生きづらさを感じることも少なくなるのではないでしょうか?
だってそれを含めて自分なのですから。
テーマが重いのをコメディ要素で上手く軽くしつつ、前半の伏線をしっかり回収する綺麗な映画です。
私のようにネガティブな考えが浮かびやすい人には自分と重なり辛くなる映画ですが、自殺者が多い今の日本には必要な映画だと思います。
それでも私は生きている。。。
ただ結局何も解決してないんですよね。
また運ばれてくる同室女性とその女性の連絡先までも捨ててしまう主人公。
何か切なくなりましたね。残された側に気持ちが向きました。
鴻上尚史なども含め、売れた演劇人は色気を出してすぐ映画を撮る。しかし、彼らに映像的なセンスが無いため視聴に耐えうる画作りというものが出来ない。そもそも演劇人に映像的なセンスがあまりない。
リアルさのまったくない浮いた衣装や演劇チックなオーバーな演技。「安く作ろう」という意図が透けて見えるシチュエーションの少ない舞台装置。こういった要因が重なり合って、この作品はまるで「映画を舐めてる」としか言いようがないような代物に仕上がってしまっている。
主演の内田有紀も演技が上手いわけでないうえに、キャラクターもハマっていない。途中で出てくる庵野秀明のクソ演技や糞カメラワーク、松尾スズキ特有の薄ら寒い滑ったギャグなどが見てるうちにどんどん心に重くのしかかってきて何度も視聴に耐えられなくなる。
原作発表時の2005年だとエキセントリックで新鮮に感じられたかも知れない設定も、2020年の現代ではひたすら退屈。
話自体は別段悪くないと思うのだが、映画になってしまったらとにかくつまらない。
良かった点は22歳の蒼井優や27歳の平岩紙が見られるくらいのもの。
あまりにも見るのが辛くて10回くらいに分けて頑張って見終わりました。
「これ見てみようかな」と思った人は、レビューを最新順にソートしてみてください。全部☆1でマジで見る価値ないのがわかるので。
深淵を覗いてしまった感、やはり精神ダメージがえぐい…。
コメディタッチからの落差。奈落の底に突き落とされます。
現実離れしてるようで、ものすごくリアル。
内田有紀のODの演技、蒼井優のガリガリ感、そして大竹しのぶは流石の怪演です。
これぞ松尾スズキと大人計画の映画。
素晴らしいのですが、本当にゾッとするほど精神に来るので、なかなかまた観ようとは思えません。
閉鎖病棟の中にいても平気そうな、正常そうに見える人、見える瞬間があります。ですがほんの些細なことで、感情が爆発し、鎮静剤を打たれるまでになります。
これはなにも病院の中だけに限ったことではないと思います。
現実の社会の中で、悩みや苦しみ、コンプレックスや罪悪感など様々なものを抱えながら生きている人が、あとほんのひと押しで、正常から外れてしまう。そんなことを考えました。
生きていることが苦しいとき、死にたくなるような気持ちのときに観てみると、もしかしたら必死にもがく彼女たちの姿に勇気がもらえるかもしれません。
最後に…オーバードーズによる胃洗浄のシーンは、薬物での自殺の抑制になるかもしれません。ついうっかりそちら側へ足を踏み入れてしまいそうなとき、この作品を見れば少し冷静な自分を取り戻せるかもしれません。
この作品にたどり着いた方が少しでも前を向いて生きていけますように…
自戒を込めて記録しておきます。